以前にも書いた通り、結局CM 6.1に新しいa2sdは採用されず、当面はFroyo標準のみって状態。
それを受けてか、CyanogenModのDesireのForumで「CM 6.1で使うa2sd」みたいな話題が出ていて、その中でKalozzo氏が「firerat script がイイんじゃね?」みたいな発言をしている。
CyanogenModのDesire用ROMのメンテナがオススメするぐらいだからと思って入れようとしてみたんだけど、Desireの場合フツウにインストールできない。システム領域にファイルを書き込むにはS-OFFしないとダメ。
ならばと思ってリカバリモードからインストールしようとしてみたものの、うまくインストールできない。
細かい話はともかく、リカバリイメージ(clockwork)ではsd-extをマウントするようになっていて、CM-6.1.0本体はそうなってないというのが原因みたい。
いろいろ試行錯誤してるところで、上に挙げたForumのスレッドで「S-OFFだとFireratはインストールできないの?」みたいな事を言ってくれた人がいて、最終的にFireratが「これでインストールできる?」みたいなのを提示してくれた。
まぁ、要するにS-OFFでないと処理できない部分をzipで書き込むよう、パッケージを2つに分けてくれた感じ。
ダウンロードするのは以下の二つ。(CM Forumのアカウントがないと落とせないです)
- FR-05mountsd_S.zip
- fr-a2sd_1-36c-S-OFF.sh.txt
大雑把に以下のような手順
- リカバリモードで再起動
- nand + sd-extのバックアップを取る
- Cache & Davlik-Cacheをワイプする
- ROMをフラッシュ(最新のNightly辺りでどうですか?)
- ”FR-05mountsd_S.zip”をフラッシュ
- 再起動
- 起動したらterminal emulatorか母艦からadb shellで、とりあえずsuになる。
- mkdir /data/local/bin
- sh /sdcard/download/fr-a2sd_1-36c-S-OFF.sh.txt
作業的には概ね完了かな?
試した限りでは、この状態だとデフォルトでsd-extにアプリはインストールされるみたい。
9の操作で"/data/local/bin/apkmanager.sh"というのができていて、これを使うとアプリ毎に本体内とsd-extのどちらに置けるかを選択できる。(シェルスクリプトだから、Terminal Emulator上か母艦からadb shellして使うことになる。)
使ってみた感じは、正直フツウの(Froyoの)A2SDと変わらない。移した先がextかfatかって違いぐらいにしか見えない。フツウ通りDavlik-Cacheを/dataに置くみたいなので、多少インストールできるアプリの量は増えるけど、本体容量が逼迫していくのはあまり変わらない。
Fireratのほかのスクリプトを使えばDavlik-Cacheをsd-extに持ってく事ができるみたいなんだけど・・・
本体容量のアドバンテージだけ見れば、darktremorの方が空き容量を稼げるっぽい気がする。
でも仕組み的にfireratの方が小さなスクリプトだとか"bind mount"使ってるとかいろいろメリットがあるんだそうな(上のForumのスレッドを参照)。
どっちにしても、はやいとこCM本体そのものがa2sdextをサポートしてくれりゃ悩まなくて済むんだけどな・・・
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