正直N9を買った時には「表示はできる」ってのは知ってたけど、日本語入力の環境がないってことも分かってたのさ。だけど、「そんなもんはそのうちなんとかなるだろう」というかなり他力本願モードで、それまではATRIX使ってればいいんだもん、とか思ってたのさ。
それがあれよあれよという間に、本当に手に入れて間もなく、日本語入力環境が作られてしまった。
開発者の人たちには足を向けて寝られない!! とはいえ、どっちの方向にお住まいなのか存じ上げない次第だが・・・
とりあえず、インストールは今んとこTerminalでやるって状態。まぁ、普通なら「ちょっとばかし敷居の高い」って話かもしれないけど、この時期にこれ買うようなヒトには当たり前の作業なんかな(笑)。
<追記 2011/11/30>
日本語入力周りについては、ターミナル使った作業は不要になった。ホントにすげぇ。
新しいインストール方法は、別エントリ「Nokia N9: 日本語環境再論」に書いてみたよ。
</追記>
まずはmaliitjp、anthy、libanthyの3つのパッケージをここからもってくる。
例によってWindowsなPCでダウンロードして、N9をUSB接続して、ストレージな状態にしてコピーする。(そーすると"/home/user/MyDoc/"に保存される。)
で、Terminalを起動する。前回のフォント入れ替え作業と違うのは、インストールする時にroot権限が必要ってところ。でもビビることはない。Androidと違ってrootになるのにそんなに難しいことする必要はない。
~$ devel-su
と呪文を唱えて、パスワードに"rootme"と入力するだけ。アッサリとrootになれた。
この辺のポリシーは、Androidと全然違うのね・・・
で、rootになった後はMyDocに移動して、ダウンロードした3つのファイルをインストールする。ファイル名は2011年10月24日時点のもの。バージョンが上がったりしたら適宜変える。
~$ cd /home/user/MyDoc/
~$ dpkg -i libanthy0_9100h-1maemo2_armel.deb
~$ dpkg -i anthy_9100h-1maemo2_armel.deb
~$ dpkg -i maliitjp_0.1-1maemo2_armel.deb
これで一旦N9を再起動。
再起動後、ターミナルを起動して"~$ maliitjp_jp"を実行すると、日本語入力用のキーボードパネルに切り替わる。
※パッケージが更新されて、下に書いた「meego-keyboard-japanese」と同じくText inputの設定からパネルを追加できるようになったよ。(2011/10/25追記)
フリック入力もできるし、ローマ字入力もできるし、これでも十分な環境が得られる。
が、ここに来て更に標準の設定画面から設定ができる上、変換候補が表示できるとかいろいろと機能が強化されたっぽい"meego-keyboard-japanese"というパッケージがリリースされているので、以下からダウンロードしてくる。
> maliit-plugin-jpと同じところでダウンロードできるようになったようです。 (2011/10/30更新)
やっぱりPCでダウンロードして、USB経由でコピーして、N9側でTerminalを立ち上げて以下のコマンドでインストール。(ファイル名は2011/10/24時点のもの)
~$ devel-su (パスワードはrootme)
~$ cd /home/user/MyDoc/
~$ dpkg -i meego-keyboard-japanese_0.x.x.armel.deb (バージョン番号は適宜)
で、インストールが終わったら再起動。
再起動後、「Setting > Time and language > Text input > Installed input methods」を開きJapaneseを選択。「done」で閉じた後、「Active input method」を開いて「Japanese」を選択。これで日本語入力ができるようになる。
すばらしい!!!
ローマ字入力は、左下にあるキーボードマークをタップすると出てくる。
実はこのキーボードはフリック入力できるようになっていて、大文字も小文字も数字も記号もこのキーボードのみでできてしまう。
ま、変換効率とかなんとか言い始めたらキリがないけど、これで正直かなり入力部分は楽になったと思う。やっぱ凄過ぎるヨ。
というワケで、ありがたく使わせて頂く次第です。はい。
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