はりきらないひと

2011/10/14

ubuntu 11.10 for dynabook AZ

Linuxディストリビューションの一つ(でいいんだよね?)であるubuntuの11.10がリリースされたらしい。そして11.10では、aznyanことdynabook AZ用のイメージが用意されたみたい。

ARM/Tegra/AC100

インストールはフツーのROMみたいにイメージを焼くような形ではなく、インストール用のブートイメージだけ焼いて、あとは外部メディア(SDカードもしくはUSBメモリ、インストールパッケージが500MBを越えてるので、すくなくとも1GBぐらいの容量が必要)に保存されたtar ballから展開してインストール・・・みたいな感じ。

インストール用のブートイメージ自体はnvflashで焼く必要があるので、その環境は必要。
まぁ、ロシア系のカスタムROMとか焼いたことがあれば環境も揃ってるかな。インストールしちゃうヒトはバックアップとかのこともあるので、カスタムROM焼きの解説を読んで、一通り準備するといいよ。(別に勧めたりしないけどね。文鎮にしても責任持てないから。)

以下はv4bを焼いた環境からインストールしたときにやったこと。
  1. 上の解説ページからブートイメージ(Bootimage)とrootfs(Preinstalled rootfs)をダウンロードする。
  2. 1GB以上のSDカードかUSBメモリのルートディレクトリにrootfsをコピーしておく。ブートイメージはv4b関係のファイルを展開したフォルダにコピーしておく。
  3. aznyanの電源を落とす→CTRL+ESC+電源ボタンで起動
  4. USBでPCに接続
  5. nvflash\nvflash.exe --bl nvflash\fastboot.stock.bin --go
  6. nvflash\nvflash.exe -r --download 6 ubuntu-11.10-beta2-preinstalled-desktop-armel+ac100.bootimg
  7. 終わったらaznyanの電源を切る
  8. 2でrootfsをコピーしたメディアをaznyanに刺しとく
  9. 電源ボタンで再起動
  10. ubuntuのインストーラが起動して、勝手にrootfsのtar ballを探してくれて、「ホントにやっちゃう?」って聞いてくる。
  11. ゴー!!
しばらく待ってると基本的なインストール作業が完了して、ubuntuが起動する。

起動後、いろいろ初期設定する。まぁ、フツーにubuntu使ったことがあるヒトには分かるだろうし、この辺の詳細はaznyanだから特別ってこともないので、ubuntu関係のこと書いてるところ見れば分かるかな。

最終的にちゃんと起動した。

まだあんまりいろいろ試してないし、日本語入力関係がどうなってるのかも確認していないけど、無線LANとかは使えているし、それなりにちゃんと動いてるんじゃないかな。でもすこーしやっぱり「重い」感じがする・・・

見る限り、Androidに戻したければフツーにROM焼きすれば良さそうに見えるけど、また試してないので、戻せるのかどうか自体が不明。SDカードにインストールしてデュアルブートにするのと違って、内臓ストレージに直接書いちゃうワケなので、まぁ、それなりにリスキーだよね。(ま、やるヒトはやるんだろうけどさ)

とりあえず、当面細かい設定をしてみて、しばらく使って、なんか思うところあったらココに書いてみようかな・・・ubuntu化するとバッテリのもちが悪くなるって話だけど、どうなんだろうね?
あとはサスペンド・レジューム回りがどうなってるかで、持ち出しできるかどうかが決まるかな・・・

使ってみよっと。


思えばLinuxに出会ったのは就職したばかりの1995年で、あの頃のカーネルは1.0系から1.2系に変わったぐらいのタイミングだったろうか・・・当時はSlackware使ってたな。最初の給料もらう前からローン組んで、ショップブランドのPC(Pentiumの90MHz、メモリ16MB、ハードディスクが850MB、このタイミングではまだWindows 95は出てなかったから、3.1だった)を購入、同期のヒトに勧められてLinuxに手を出して、次第にハマり込んで・・・
最初はインストール自体がうまく行かなくて徹夜で何度もインストールしなおして、結果的に理由が「CDROMドライブがサポートされてるものじゃなかった」っていうところにたどり着くのにえらく苦労して・・・いやぁ、懐かしい思い出だ。つくづく自分がオッサンになったのを感じるよ(笑)

2 件のコメント:

  1. 自分もAZにubuntu11.10を導入したのですが、dfコマンドで確認すると"/"の容量が6GB弱しかありませんでした。
    パーテーション12は12GB程度あるはずなのですが・・・。
    お使いのAZは何GBありますでしょうか?
    お時間のあるときにでもご確認いただけるとうれしいです。

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  2. > jishitsuさん
    どうもです。今確認してみましたが、確かにそのぐらいしかないですねぇ・・・
    インストーラはイメージを書き込むのではなく、普通に12をフォーマットしてtar ballからファイルを展開してるだけに見えるので、そのままなら元のサイズで認識されるはずなのに・・・
    音が鳴らないとかサスペンドが効かないってのは、xdaでも報告されているので、完全に動作するようになるにはもう少し時間がかかりそうですね・・・

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