初めてパソコンというものに触れたのは、多分中学1年の時だったな。
中学校に進学しておなじ部に入部してできた友人宅に遊びに行った時、その友人がMZ-700(厳密には721だったと思う)を持ってた。当時先を行き過ぎた「クリーンBIOS」システムをデータレコーダで起動するこのマシンは、立ち上がるのに5分ぐらいかかってたかな・・・で、更にゲームとかを読み込むのに、モノによっては10分ぐらい待たされて、ようやく遊べる、みたいな(笑)
でも、その時ヤツがオイラにデモンストレーションしてくれたのは、BASICでプログラムを書いてみせること。ほんの数行のプログラムで、まぁ今考えればたいしたことはやってなかったワケだけど、命令した通りにコンピュータが結果を吐き出すのを見て、えらく感心した覚えがある。
まぁ、そっからもうかれこれ30年近くの間にパソコンは劇的に進化したように思うよねぇ(遠い目)。
初めて自分のパソコンを買ってもらったのは、中学3年ぐらいの時。中古のPC-6601SRだった。
上に書いた友人から、すがやみつるの「こんにちはマイコン」を借りて(あの本に出てくるのはPC-6001じゃなかったかな?)出てくるサンプルプログラムを入力してみたり、PCに付属のN66-BASICリファレンスマニュアルを見ながら命令毎のサンプルコードを一生懸命入力してみたり、電波新聞社の「BASICマガジン」を読みながら掲載されてるゲームを打ち込んで遊んでみたりと、当時はとにかくそーやってプログラムを入力しないと何もできないモノだった。でも、その「勝手にはなにもできず、言われたことは忠実にこなしてくれる」この四角いハコに、えらく夢中になってた。
その後進学してもっとパソコンに詳しいヤツらに出会っていろいろ教えてもらったりした。まぁ、8bit系のPCはROM-BASICのインタプリタが基本的なIO(ディスクからのファイルの読み出しとか、保存とか、ファイル管理とかね)までサポートしてる形のものばかりだったけど、その後いわゆる今っぽい[OS]なんてものを認識して、その後入手したPC-8801mkIIではC-DOS(今は亡きキャリーラボのOS)でパソコン通信みたいなコトしたり(「みたいなこと」っていうか、いわゆるパソコン通信なんだけど、電話回線じゃなくてアマチュア無線の電波を使ってやる、いわゆる「パケット通信」って奴だった)、CPM/80を動かしてTurboPascalでゴニョゴニョしてみたり、BDS-Cを動かしてみたりしてた。(とはいえ、結局C言語は未だもってちゃんと使えないけど)。でも一番楽しかったのは、アセンブラ(Z80)だったな。あれをやったコトで、パソコンが基本的にどういう構造になってて、どうやって動いてるのかを垣間見ることができた。
あとははようやくMS-DOS辺りをいじって、授業ではFortranやったし、卒論は(いや、お題はロボットだったけど)Turbo Pascalで1万ラインぐらいの大作を書いた。(今考えると、多分4割ぐらいはムダなコードじゃないのかと思う・・・もっとか!?)
もっとも、FortranもTurboPascalも基本的なところはもう忘れてる。なにせ20年も前の話だしね。
その後はちょっとCASLとかを齧る機会もあったし、会社入って同期社員からLinuxを教えてもらってから(当時はKernel1.0から1.2の端境ぐらいだったと思う)、やっぱりそこに夢中になって、まぁこんどはシェルスクリプトからPerl、Ruby、Emacs Lispとかいろいろ齧ってみたけど、どれもちゃんとはモノになってないなぁ・・・
その後はJavaとか流行りだして、そっちもいろいろ齧ってはみたけども・・・たぶん 、オイラは、根本的にObject Orientedな言語をうまく理解できる脳構造になってないっぽいw
言いたいコト(概念)が全く解らないワケじゃないんだけど、なんかうまく具現化できない・・・
で、なんか書きはじめたら最初に書こうと思ったことと全然違うこと書いてる(というか全然本題に入れてない)自分に気がついた。
いや最近、いろいろと焚き付けられてちょこちょこっとQNeptuneaのpluginをいじる機会ができて、ものすごく久しぶりにコードを書いたワケ。Hello World的なもの以外をこんなにマジメにいじったのは何年ぶりだろう?10年、とまでは言わないけど、それに近いんじゃないだろうか?すくなくとも2000年代後半ぐらいからは、何もしてないと思う。
規模はどうであれ、言語が何であれ、なんか自分の書いたコードが具体的になるのってすごく楽しいものでもあるよねぇ、と、改めて思ったんだよね。
でも、同時に、これに前後してC++とかQMLとか改めていろいろ眺めてみたんだけど、やっぱり素直に理解できるほど頭がついてこないというコトを実感した(笑)。
んー・・・向いてないんだろうかねぇ(笑)
ま、でも、別に職業プログラマやってるワケでもなければ、そもそも仕事自体はそーゆー関係(いわゆるIT系)ですらないから、まぁ、なんかボチボチそこらへんが楽しめればそれでいいのかもしれないけどね(笑)
とゆーワケで、このブログを読んでくれてる人達がどういう層のヒトなのかよく解らないけど、自分でもなんか作ってみよーってヒトが居るんだとすると、いろいろあるフレームワークの中でも面白いものの一つに「Qt」ってのがあるみたいです。
Qtってのは、おいらが知るところで行けば古くはLinux Zaurus (SLシリーズ)でも採用されてたヤツで、Nokiaのスマートフォンでも脈々と使われてたし、おいらの手元で言えば当然Nokia N9でも採用されてる。簡単に、かつカッコイイUIが作れるスグレモノってことらしい。
おいらのイメージで行けば、昔で言うmotifとかTcl/Tkみたいな感じなのかとも思ったけど、そもそももうちょっと高度なのかもしれない(笑)
これを日本で推進してる中心的なヒトの一人である@task_jpさんが、下のサイトでQt/QMLを使った開発をするオープンな環境を作ってる。
@task_jpさんは、ある種の意味で、すごく面倒臭がりだと思った(笑)
それは、悪い意味じゃなくて、どっちかっていうとおいらが理解するいわゆる「Hacker」の姿。
なんというか、怠惰を求めて勤勉に行き着くというか、「自分がラクになるための環境を妥協なく作り出そうとする」ようなタイプに見える。まぁ、あくまでもおいらが見た一面だけどね。本質はどうなのか語る程は知らないし(笑)
なんにしても興味のあるヒトは、関東近辺なら月に一回「勉強会」なるものをやってるっぽいので参加してみるといいんじゃないかな。
・・・え?おいら?
いやー、ちょっと土曜日はいつも都合がつかないし、コード書く以前にC++とか全然理解できないし、まぁ、ほら、そのうちにまた・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿