はりきらないひと

2014/03/31

Jolla: さて、日本語・・・

ま、一応日本人なんだし、日本で使うんだし、日本語の読み書きができないとねー・・・
みたいなところで、現状での日本語周りのことを少し。

ま、とりあえず、例えば日本語のメールとかWebとかはフツーに日本語で表示される。中華フォントだけど、とりあえず表示はできるので、ここの部分は深く考えなくていい。ただ、まぁ、当然だけど、システム関係の表記は日本語ではない。最初のエントリで書いた通り、日本語リソースは標準では入ってない。当然、日本語の入力手段もない。フォントも中華フォント。ま、とりあえず素のままではそんなところ。

で、まぁ、なんとなくここからその日本語関連のことを(備忘録も兼ねて)書いておくんだけど、お行儀の良い話でもないのでマネしたいひとは必ず「自己責任」でお願いね。万が一なんかあってもおいらは責任とれないので、あしからず。(←と一応書いておくけど、そもそもJollaを取り寄せてまで手に入れようとする人たちは言わなくてもわかってるよね・・・)


○日本語リソースのインストール
メニューやシステムメッセージは英語でもとりあえず使えるだろうけど、やっぱり日本語で表示された方がしっくり来るよね!ってことで、@kenya888さんの呼び掛けで下のようなプロジェクト(?)が立ち上がった。

- unofficial-jolla-translations

もともとは日本語リソースを作るために立ち上げたっぽいんだけど、他の国のJollaユーザが「おいらの国の言語リソースも作らせてくんない?」と言ってきたらしく、ドイツ語、チェコ語、スロバニア語(?)とギリシャ語の翻訳作業が進んでるっぽい。
Nokia N9の時は最初@takumiasakiさんが一人で翻訳作業を進めていらっしゃいましたが、今回は最初からTransifexという公開かつ共同で翻訳作業ができるシステムを使って数日で90%以上のワードを翻訳した感じ。
もしこれを見た人で、メッセージの訳がおかしいとかまだ訳されてないとかもっとこういうメッセージが解りやすいってのがあったら、ぜひ参加して自分でなおしてねっ(はーと)

で、肝心の導入方法だけど、とりあえずオフィシャルなパッケージではないので最初に「Settings → System → Untrusted Software」を設定して、ストアを経由しないパッケージのインストールを許可しておこう。

上のプロジェクトで翻訳されたものがパッケージ化されてるから、単純にはこれを落としてきてインストールすればいい。多分、これが一番楽。

unofficial-jolla-language-pack-ja | OpenRepos.net

<改訂:2014/06/12>
でも、パッケージに収められているHOWTO_jaでは「2.4 OpenReposのリポジトリを使用したインストール(Warehouse)」の方が「簡単でおすすめの方法です。」とされているので、そっちを紹介。

※ 初回の記載では"OpenReposを使えばパッケージの改竄に対応できる"と書いたんだけど、その後の情報でOpenReposを使っても対応できないことが判り、HOWTO_jaが改訂されたので記載を修正しますた。「いかなる方法を使ってもパッケージの改ざんには対応できない」(意図せず改ざんされたパッケージをインストールしてしまうリスクがある)ってことなので、みんなちゃんと自己責任でお願いね(はーと)
</改訂:2014/06/12>

まず、"Warehouse for SailfishOS"をインストールする。

- Warehouse for SailfishOS | OpenRepos.net

とりあえずおいらは0.2-12を使ったけど、なんにしてもリンクをタップしてダウンロードし、Settings → System → Transfersを開いてダウンロードしたファイルをタップするとインストールされる。
アプリの一覧にWarehouseが追加されるのでこれを起動。"Search apps"から"Japanese"とかで検索すると、"unofficial-jolla-language-pack-ja"というパッケージがみつかるはず。
みつかったヤツをタップして開いて、まず「Enable Repository」のところをタップして、しばらくするとここが「Install」に変わるので、これをタップすればインストールは完了。

インストールが終わったら、Settings → System → Languageの設定を出すと、一番最後に「日本語」が追加されているはず。これを選んで「Accept」するか、右から左へ画面をフリックすれば、その後再起動がかかって、次に起動した時にはシステム系がすべて日本語で表示されているはず。


○日本語入力
携帯端末の日本語入力はやっぱりフリック系が主流だと思うんだけど、今のところまだそういったUIの日本語入力は実現できてないっぽい。という訳で、今の時点では昔懐かしい(?)ローマ字入力による入力手段がBeholdさんというヒトによって用意されている。

インストールは、上のところでWarehouseをインストールしていれば、Saerch appsからJapaneseで検索すると「jolla-anthy-jp」というのがみつかると思う。さっきと同じ要領で「Enable Repository」→「Install」すると、必要なパッケージをインストールしてくれる。
インストールが終わったら「Settings → System → Text Input」と開いて、中央辺りにある「Keyboard」をタップすると選択できる入力言語の中に「日本語(ローマ字)」というのが追加されてるはずなので、これを一回タップして有効にする(左側の○が明るくなる)。

ちなみにここで左側の○が明るくなってる奴は、キーボード切替時に全部選択肢になっちゃうので、Englishと日本語のみ残してあとはDisableにしておく。(いや、他に入力したい言語があるヒトは、それ残してね)

ここで一旦再起動(電源落として入れ直す)しよう。

あとは例えば「Note」みたいなアプリでキーボードを呼び出し、スペース(多分、そのままだと「EN」と表示されている)を長押しすると、キーボードが切り替わって日本語のローマ字入力ができるようになる(Englishに戻す時も同じくスペースを長押し)。
ちょっと前まではDeveloperモード対応してターミナル使ったりしなければいけなかったっぽいので、随分と簡単に導入できるようになったもんだ。感謝感謝。


○フォントの追加
PCとUSBで接続し、端末側で「PC connection」を選択すると、「Phone Memory」のところにホームディレクトリが丸々マウント(マウント、とは言わないか。まぁ、でも、見える。)されるので、そこに".fonts"というフォルダを作り、その中に必要なフォントファイルを入れる。さらに".fonts.conf"をPCで作っておいて、同じく「Phone Memory」の中にコピーしておく。あとは再起動すれば、フォントが入れ替わってるはず。
".fonts.conf"自体は端末に特別なファイルじゃなく、一部のPC Unixなシステムでユーザ独自のフォント設定する時に使われるものなので、".fonts.conf"でググると沢山情報が出てくる。
今回おいらはMigMix 2Pを入れてみたので、その時のサンプルがこんな感じ。(@kenya888さんに感謝)
    <?xml version="1.0"?>
    <!DOCTYPE fontconfig SYSTEM "fonts.dtd">
    <fontconfig>
            <match target="pattern">
                    <test name="family" qual="any">
                            <string>sans-serif</string>
                    </test>
                    <edit name="family" mode="prepend" binding="strong">
                            <string>MigMix 2P</string>
                    </edit>
            </match>
            <match target="pattern">
                    <test name="family" qual="any">
                            <string>serif</string>
                    </test>
                    <edit name="family" mode="prepend" binding="strong">
                            <string>MigMix 2P</string>
                    </edit>
            </match>
            <match target="pattern">
                    <test name="family" qual="any">
                            <string>monospace</string>
                    </test>
                    <edit name="family" mode="prepend" binding="strong">
                            <string>Droid Sans Mono</string>
                    </edit>
            </match>
    </fontconfig>


とりあえず、だいたいここまでやればなんとなく日本語対応っぽくなってるはず。
ありがたや~ m(_ _)m

2014/03/30

Nexus 7(2013): ・・・実は買ってた。

実は買ってた。3週間ぐらい前かな。
なんとなく書きそびれてたんだけどさ。

なんつーか、既にNexus 7(2012)は持ってたワケだし、なぜわざわざここで(マイナーチェンジ後のモノとはいえ)これにしたかっていうと・・・今回買ったのはLTE版なんだ。
まぁ、普段からLumia 920、Nokia N9、Galaxy NexusとNexus 7(2012/16GB/WLAN)ってな感じで持ち歩いてたワケなんだけど、Nexus 7をGalaxy NexusのBTテザリングで使うようになって(しかも@sakiraさんが便利なツールをリリースしてくれて)以来、Androidでできることはほとんど全部Nexus 7で済ませるようになり、Galaxy Nexusは完全にBT-PANルータ化しちゃってたんだよね。
それはそれで問題ないんだけど、うっかりNexus 7だけ持って行ってBT-PANが切れたり、気が付かずにGalaxy Nexusが干上がってたりって感じで、やや不便なところもあった。ってことで、「Nexus 7が独立して携帯回線に接続できればこの辺りが解消される上に、Galaxy Nexusを持ち歩かなくて済むよなー」と思って・・・

どうせなら全然別のモノってことも考えたけど、コレのが安かったし、他のOSにしたらAndroid端末がなくなる(まぁ、困るかどうかは別だけど・・・)し、コレならUnlockもできるからいざとなったら弄れるしとかどうでもいい言い訳をしながらコレにした。さらばGalaxy Nexus!そしてNexus 7(2012)はちょい里子に出すことになった。うむうむ。

開けてみる。
更に中身を引っ張り出す。
SIMトレイを抜くためのピンが付いてきてる(まぁ、当然だろうけど)。このピンは、Lumiaとかのヤツと比べるとピン部分が長い。デザイン的な問題ではなく、この長さが必要らしい。実際、Lumiaのピンで試してみたけど、短くてトレイが引き出せなかった。

既に4.4.2にアップデート済みで、特段何ってこともなかった。Nexusだからある意味素のAndroidなので、シンプルな分、ここで書くようなことは何もない(笑)。
手元のSIM(Galaxy Nexusに入れてたSIM)はdocomoのデータ通信用のヤツなんだけど、FOMA契約なのでLTEには接続できない。そのままだとLTE優先で探しに行くのでうまくつながらないって話なんだけど、「設定→その他...→モバイルネットワーク→優先ネットワークタイプ」を「3G」に設定するだけで(再起動が必要だったけど)ワリとあっさり接続できた。うむうむ。

ただ、他でいくつもレポートされてるけど、タッチパネルの反応がおかしいことが結構ある。特に机の上に置いた状態とか、ホルダで固定して指先だけで操作してる時は顕著。
どうやらアップデートで若干改善しているらしく、まぁ、使えないほどではないけど、時々イライラする。スクリーンプロテクタを貼っているんだけど、フィルムとの相性もあるらしく「剥がすと快適になった」というレポートはちょくちょく見かける。まぁ、しばらくは様子見かな。

動作はワリと軽快だし、なにより旧製品と比べて薄いし、自力で通信できるからどこに持っていっても困らないし、その辺りは予定通り。
サイズはあまり変わらずに解像度はアップしてるから、「劇的に綺麗」とは思わないけどやっぱりモノによっては「あ、綺麗に見えるようになったな」と感じる。地味にうれしいかも。

というワケで、水曜日にNokia N9がJollaに化けた(?)ので、今はLumia 920、Jolla、Nexus 7(2013)の3台体制になったのだ。そうやって見てみると、やっぱりJollaはもちょっと小さい方が(以下略

2014/03/29

Jolla: 今更外観の話?

すでにいろいろ書いちゃってるけど、今更モノの話。
Open Boxしたところは最初のエントリで載せてあるワケだけど、箱の中身はだいたいこんな感じ。まぁ、いまどきの携帯電話(スマートフォン)な感じだよね。N9もLumiaもこんなもんだったと思う。(イヤフォンがついてないぐらいの違いかな?)
あ、既に本体の中に入れちゃってるから映ってないけど、+バッテリね。

本体裏側はこんな感じ。
裏蓋(The Other Half)を外す時は左下の青い三角定規・・・じゃなくて青い三角形のところ辺りからベリベリと剥がず感じ。(バラす時に使うオープナーみたいなのがあると剥がしやすいと思う)

そして剥がしたところ。
下半分がバッテリコンパートメント、上のスロットの右側がSIMスロット(マイクロSIM)、左側(カメラの下辺り)のがマイクロSDのスロット。Jollaは外部記憶メディアに対応してる。(が、使用状況とかを見るツールは標準でないっぽいし、カメラとかの設定画面みても「デフォルトでの保存先をSDに」みたいな設定もなさそう。今後どうやって活用して行くのかな・・・?
右側の白いのが標準でついてくるThe Other Halfって奴。レビュー書いてる人がこぞってそう書いてあるけど、やっぱりヤワ。ペラペラな感じ。でも本体にくっつけちゃえばわりとカッチリしてる感じの手触りになる。
カメラ穴の右下のところ、なにかテープっぽいものが貼ってあり、何かのチップがついてる感じがしてたんだけど、Jollaのアプデが何度かかかった中でThe Other Halfを検出して、画面のテーマっぽい奴を自動的にSnow Whiteに切り替えてたし、ちゃんとシステム情報にもThe Other Halfの情報が出てくるので、なんか認識するためのタグが入ってるんだろーな、きっと。

左から、魂を抜かれたNokia N9、Jolla、そしてLumia 920。正面からの大きさはほぼLumia 920と同じ。
そして厚み。上からNokia N9、Jolla、Lumia 920。若干薄いかな。

ただね。正直、3つの中でJollaが一番軽く感じる。
実際には2番目の重さだけど、Nokia N9が135g、Jollaが141gと6gしか違わず、サイズ的にはNokia N9の方が小さいので、ややNokia N9がずっしり感じるみたい。そしてLumia 920はそもそもサイズ的に近いのに185gとヘビー級だからね。

質感としては悪くないし、動作もそこそこだし、やっぱLumiaより軽いのは印象がいいんだけど、サイズ的には「もう少し小さくしてくれればよかったのに」とも思う。
というのは、操作がスワイプメインなので、フツーに片手で持って操作するには若干大きすぎる感じなんだよね。画面の端に指が簡単に届かない。これがNexus 7ぐらいの大きさだったら(それはもう電話じゃないけど)まったく諦めて両手で操作するから問題ないと思うけどね。そういう意味では、今回はNokia N9ぐらいの大きさで作って欲しかったなーと思うんだよね。

Nokia N9はもちろんUI自体の気持ちよさってのもあったけど、あの感じのためにはやっぱりこのサイズである必要があったのかなーと、今になれば思うんだよなー。
この大きさは今の主流なスマートフォンでは「小さい」部類に入ってくるから、ある程度見た目とかカタログスペックで受け入れられやすいという意味ではJollaの方がマッチしてるんだろうけど、残念ながら提案するUIとのマッチングはイマイチなんじゃないかなーと思う。もーちょっとこういうところは「市場寄り」でなく「主張寄り」で行って欲しいところなのになーブツブツ。

でも一方で、「The Other Half」っていうシステムは、ちょっぴり面白い。裏蓋でもある「The Other Half」を外した写真のところで、SIMスロットとmicroSDスロットの他に、電極っぽいのが6ヵ所程配置されるのがなんとなく見えると思うんだけど、これはThe Other Halfとの入出力ポートになっているんだそうだ。ここの辺りに情報があるけど、「5V(本体への)入力」「3.3V(本体からの)出力」「I2Cデータ」「I2Cクロック」「システム割り込み」「グランド」の6つ。
つまりちゃんと作りこめば、ワイヤレスチャージに対応したThe Other Halfとかはもちろん、本体から電源供給を受けて本体と通信・連動する別のハードウェアを裏側に作りこんだりすることができるワケだ。
実際にそーゆーのを試作してる人たちはかなり居るし、スライドキーボード付きのThe Other Halfは商品化に向けて動いてるようにも見える(詳細までは知らないけど)。これは他のスマートフォンにはあまり見られない、面白い動きだよね。

とはいえ、裏側のハードウェアはやはり「プラスワン」的な要素だし、まぁ、やっぱりあくまでも"The Other Half"だよね。やっぱり重要なのは"The First One"の方だし、"SailfishOS"の方にこそ発展を求めるとこじゃないのかいね。

Jolla関係の最初のエントリで書いた「基本操作」に始まるUIも、"The Other Half"を含めたハード面も、ベンチャーで立ち上げて初めてハードの調達からなにから始めて、いろいろな制約のある中ではよくここまで作ったよねーって思うけど、も少し足りない感がまだあるかなー。
まぁ、最初のAndroidとか最初のiPhoneとかも今思えば結構酷かったし、それを考えたらまだチャンスがあるんじゃないのかなーとも思うけど。

じゃあ「何が足んないの?」って言われると、「これだっ!」ってものが言えない程度においらはダメなユーザだけど、この端末、文句言ってるワリにはちょっと気に入ってるし、なんとなくこうやっていろいろ書いたり、いじったりしてる間になんか思いついたりしないかなー(別においらが思いつかなくてもいいワケだしね)とかテキトーなことを考えたりする。うん。

ま、偉そうなこと言っても結局なにも思いついてなくてゴメンナサイなので、まずはこれからもJolla応援してますとぐらい言っておこう(笑)

Jolla: とりあえず通信周りとかを設定

さて、Jollaの話の続き。

とりあえず受け取る直前までNokia N9が現役だったんだけど、ここでようやく基本的にはお役御免となった。ありがとうN9!さようならN9!(いや、放出はしないけどね。)

で、N9にはb-mobileの「スマホ電話SIM フリーData」なSIMを入れていたので、今回これをJollaへ移した。 さて、移したからにはとりあえず使えるようにしないとな・・・

ちなみにSailfishOSはすでに何度かアップデートがリリースされていて、これを書く前にいろいろいじっててすでにアップデートを終えてしまっている。こっから先のエントリーで出てくる画面は、現時点での最新版の画像になる(直前のエントリーでの起動画面~チュートリアルは購入時のバージョンのもの)。あしからず。

ホーム画面の一番上の画面でプルダウンするか、アプリ一覧のSettingsを起動して、「System → Mobile Network」を開くと、だいたいこんな画面が出てくる。
実は最初、この時点でなぜかU300のAPNが自動設定され、通信ができる状態になっていた。ってか、契約が違うのに通信できちゃうって、問題ないのか???問題あるかどうかよくわからないので、とりあえずAPNの設定を修正する。

「b-mobile」のところがAPN名なんだけど、ここをタップするとトグル方式でデータ通信がON/OFFできる(左側の光る○のとこが明るくなったり暗くなったりする)。APNを設定するにはここを長押ししてメニューを表示させ、「Edit」を選択する。
まぁ、一般的なAPN設定と方法は同じ。名前をつけて、APN、APNの種類、ユーザ名、パスワードを設定する。

Connection Name: b-mobile ←テキトーに名前つける。
Access Point Name: bmobile.ne.jp
Type: Internet
Username: bmobile@spd
Password: bmobile

APNの種類のところでIMS(IP Multimedia Subsystem)とか選べるんだね。あんまよく知らないんだけどさ。認証方式とかの細かいところは設定できないみたい。多分、普段は困らないんだと思うけどね。

ちなみにここで操作方法のTIPS(って程の情報でもないけど)。
上の写真のように、右上に「Accept」とかって出て、つまりそこで入力した内容を保存するような画面の場合、もちろん右上の「Accept」自体をタップしても設定が保存されるんだけど、このまま画面を右から左へフリックしても保存ができる。
前エントリで「右から左がGo Forwardで、左から右がGo Back」って書いたんだけど、これにならって「右から左がAccept、左から右がCancel」の意味になるっぽい。「Acceptを押さなければいい」とか油断して画面を触っているとフリックして保存しちゃったりする可能性があるので注意(ぇ。

さて、これで一応前の画面に戻ってAPNを有効にする(タップしてConnectする)と、データ通信もできるようになってるはずだ。うむうむ。

あとはJollaアカウントかな。これ設定しないとストアが使えない(と思う)。
アカウントは端末からも設定できるけど、なんとなくPCから設定しといた方が楽じゃないかなと思う。どうなんだろ?

Jolla - we are unlike

上記サイトの右下のところに「JOLLA ACCOUNT」っていうリンクがある。リンクを踏むと更に右上に「Register」っていうリンクがあるんで、ここで登録しとくといい。
そしたらあとは(たしか)ストアを開くとかすると、Jollaアカウントでのログインを求められるので、登録したアカウントを入力すればいい(はず)。

あとはメール関係やソーシャルネットなアカウントを登録するには、「Settings → Accounts」を開いてプルダウンし、「Add Accounts」すると設定できる。初期状態はFacebook、General email、Google、Twitter、XMPPが設定できる。ストアから"Microsoft Exchange"をインストールするとExchangeの設定もできるので、Outlookのアカウント持ってるひとはそこも追加できるんじゃないかな。あ、あと、メールアプリすら標準では入ってないので、ストアの登録をして必要なアプリを落としてくるよーに。

ここまで来れば、まぁ、日本語表示自体はもともとできるのでなんとなく使える状態になってるはず。

またしても次回に続く!

2014/03/28

Jolla: やっぱり買った

買ったよ、Jolla


さるお方に共同購入を依頼し、紆余曲折があってオーダーから約1.5か月、ようやく手元に届いた。えっとなんというか本当にありがとうございましたというかおつかれさまでした。
この部分について今回よく解ったことは、この手のものをドイツ経由で買っちゃダメってこと。みんな気を付けてね(ぉ

その手の人たちには有名な秋葉原の某所にて現品を手渡しで頂いた。この日この場所が日本国内で一番Jolla密度が高いところになっていたっぽい。
早速開封して・・・

みんなで並べてみる・・・
アングルがおかしいのは反対側に居てさかさまに撮ったから。

この日はこの後「大生」を4杯飲んだので、端末は一旦ここまで。楽しい飲み会だった。
とりあえず一晩充電して、一旦リセットして改めて電源を入れてみる。
輝く"Jolla"の文字!
「ようこそ!」って書いてるっぽいけど、当然日本語のメッセージはない。
そして言語を選ぶところからスタートなんだけど・・・まぁ、日本語はない。うん。
右から左にフリックすると次の画面が出てくるぜ!
とりあえずベースの色を選んでくれ!(Qtに敬意を表して(?)緑にしてみた)
左から右にフリックすると前の画面に戻るぜ!
ま、この後は日時、タイムゾーン(リージョン)の設定、持ち主情報の設定、Jollaアカウントの設定と進むんだけど、この時点では全部スキップで先に向かう。

最後にチュートリアルが起動して、スワイプ系の基本操作に関するレクチャーが行われる。
基本的な操作は5種類。

一つ目は「左右のフリック」 。
主にアプリ内の画面遷移は「左閉じのノート」みたくなってる。ページをめくっていくと(新しい画面を出していくと)、古いページは左側に溜まって行く感じ。つまり右側に新しいページがあるイメージ。だから画面の内側を抑えて右から左に引っ張れば「次のページ(Go Forward)」、左から右に引っ張れば「前のページ(Go Back)」って感じになる(のだと思う)。
この操作は上のところで既に説明されてるから、チュートリアルの中には出てこない。

ここからがチュートリアルで説明されるところ。
二つ目は「左右からのスワイプ」
どっちからでもいい。アプリが立ち上がった状態で左右に画面の外からスワイプすると、タスクマネージャに移行する。
実際に練習するとこの画面になるから、もっかい左上のタスクを選びなおして次のステップに進む。


三つ目は「プルダウン」
いくつかのアプリや画面では、画面の内側(操作の方向の関係上、中央より上がいいと思う)を押さえて下に引っ張ると、メニューが現れる。操作方法としては、Twitterアプリとかでタイムラインを更新するのと同じ要領だ。
引っ張り下ろしてタップするのではなく、引き下ろす途中途中で各項目にフォーカスされるので、そこで指を外す(リリースする)とその項目がアクティブになる(次のアクションが発生する)。

四つ目は「下からのスワイプ」
画面の下側、エッジ(あるいは画面の外)からスワイプすると、通知画面が表示される。
もう一度同じ操作をすると通知画面が閉じる。
なんとなくこの辺りはちょっと直観的でない感じがするんだけど、プルダウンを上のように割り当てちゃってるしねぇ。まぁ、ほんとのところどうしてこうしたのかは解らんけどさ。

最後の五つ目が、「上からのスワイプ」
アプリが起動した状態で画面上のエッジ(もしくは画面の外)からスワイプすると、アプリが終了する。Nokia N9ではいつかのアップデート以降これがデフォルトになってたような気がする。
上からスワイプすることでめでたくチュートリアルが終了して、タスクマネージャの画面になる。

Nokia N9はここから横にフリックすることで3つのホーム画面(アプリの一覧、タスクマネージャ、通知とタイムライン)を切り替えて使ってた。Jollaも基本的には3つの画面を切り替えて使うんだけど、これが縦に並んでる感じ。一番上が通知とかタイムラインなのかな?二番目がこのタスクマネージャ。一番下がアプリのリストって感じ。(写真を撮り忘れたな・・・)

N9の時にはほとんどの横方向のフリック&スワイプでやれたんだけど、かなり縦方向の操作が増えたので(N9に慣れてると)若干戸惑う。まぁ、そのうち慣れるとは思うけど、残念ながらまだこの辺りの操作感についてはN9のような「気持ちよさ」が足りない感じ。

さて、ダラダラ書いて長くなったから、「とりあえず次回に続く」ってことで!

2014/03/27

久々の海外

ヒューストンに行ってきた。もちろん、仕事でね。
仕事は1日。前日夕方に現地に入って、一日過ごして、翌日早朝のフライトで戻るという強行スケジュールで、しかも今回は同行者なしという英語ダメダメなおいらにとっては「2泊4日の過酷な一人旅」状態だったけど、まぁ、一応仕事は済んだらしい。よかったよかった。

以前のエントリで書いたT-Mobile USのプリペSIMをようやくデビューさせられたんだけど、同エントリのコメント欄にある通りPay by Dayなプランではテザリングできないとのこと。T-Mobile USのサイトを見てみると、たしかにテザリングができるのは月額$70のプランのみ。
まぁ、それなりの額をチャージしてるけどあまり使う機会がないので$70払ってみてもよかったけど、それはそれでどーなんだって気がしてたところでAT&TのGoPhoneにデータオンリーなプランがあるって話を聞きつけた。手元にアクティベートしてないGoPhoneのSIMがあったので、行く前にこいつを設定してみた。

まぁ、SIMさえあれば話はそんなに複雑ではなくて、AT&Tのアクティベーション用のページの最初のところで「GoPhone® tablet or mobile hotspot」を選択して進めばいい。
次にSIMカード番号を入力して進むと、端末のIMEI番号を登録する画面になる。ここで一つ。
手元のSIMはLTE対応じゃないので3Gまででしか通信できない。SIM番号からシステム側でそれが判別できるらしい。
その状態でLTE対応のNexus 7 (2013)のIMEIを入れたところ、それがLTE対応端末であることも判別できたらしく、その結果最後の最後で「このSIMはこの端末に対応してないよ!」と怒られてアクティベートが完了しない。
IMEIは実際に使う端末と同じでなくてもいいので、フツーの3GなスマートフォンのIMEIを入れてみたけど、今度はそれがスマートフォンであることが認識されてしまって、データオンリーのプランを選べなくなる。
むー・・・と思っていたんだけど、そこで手元にE5830があるのを思い出したので、こいつのIMEIを入れてみたところ、「なんだこれ端末がなんだかよくわかんねーんだけど、タブレット?モバイルルーター?」みたいな質問が出て来た。実はタブレットとルータでプランが若干違う。タブレットの方がやや有利なプランだけど、どうせ短期(2泊)だし、テザリングできる可能性がありそうな方ってことで、ルータタイプ(Mobile Hotspot)を選択しておいた。
あとはプランを選択。3GB/30days/$30と250MB/7days/$15が選択できる。実質は丸一日なので$15の方を選択。
あとはアクティベート完了後、"continue"で進んでチャージまでしておけば、すぐに使えるようになる。ちなみにここまでは(SIMが手元にあれば)日本から作業可能。ただ、あいかわらず米国外の住所入力は考慮されていない(必ず州の入力が必要だったり、ZIPcodeが5ケタまでしか入力てきなかったり)ので、その辺りはちょいゴニョゴニョする必要がある。

渡米後は特別な手続きは要らず、最近のアンドロイド端末であればSIM挿してAPNを選択(一応設定しなくてもリストに出て来た)するだけ。(ルータとかだと、APN設定しないとダメかな?よくわからない。。。)

とりあえず、
1. 日本からの緊急連絡用にメインSIMをN9に挿して通信はOFF
2. T-Mobile USのプリペSIMをLumia 920に挿してPay by Day ($3)
3. AT&TのData OnlyなプリペSIMをNexus 7 (2013)に挿して運用
みたいな布陣で2泊4日のUSツアー(?)を迎撃した。

3は"Mobile Hotspot"での契約にしたのでテザリング行けるかなーと思ったけど、結局このSIMを挿すとテザリングの設定項目が非表示になってうまく設定できなかった。SwitchPro Widgetとかを使ってON/OFF自体は可能っぽかったので、事前にHotSpotの設定をちゃんとしておけば、以外に行けるかもしれない(あんまりテザリング使ってないので、その辺の準備をしていなかった・・・・)

2はバンドの問題だと思うけど、結局4G(LTE)で接続はできなかったっぽい。だいた3G表示で時々H+になったりする感じだった。でも、まぁ、ちゃんと使えたからあんまり問題じゃないや。


肝心のテキサスはっていうと、まぁ正直一人でそんな余裕はなかったのでちょいバタバタだった。
ESTAの期限が切れてたのに気が付かなくて入国審査で一度ハジかれて、「そこにPCが4台あるから手続きしてからもう一度来やがれ」みたいなことになった。あぶないあぶない。

ホテルでは訪問先サイドで日本語できるヒトが居て、まぁ食事とかは一緒にできたので楽だった。
店で「一番テキサスっぽいビールはどれ?」と聞いて勧められたのがこれ。
"Shiner Bock"
うまかったっす!

まぁ、仕事の中身とかなんとかは書かない(書けない)からアレだけど、やっぱ英語は身につけておけ。うん。身につけておいた方がいい。身につけるための方法が勉強ならそれでもいいし、お金と時間があるなら英語圏に飛び込んでみるのもいいし。でもオレハモウダメダ・・・

帰りのヒューストンの空港では若干時間があったのでウロウロしてたら、BestBuyの自販機を発見!
Pebbleが売ってたので若干の迷いをみせつつ、最近あるモノを買ったのでここはちょっと我慢した。
(あるモノについては、次回エントリで書く予定)

行きはカルガリー経由、帰りはトロント経由。その帰りのトロント→成田便で出た夜食がこれ。
カップヌードルなんだけど、スープは薄めのチキンスープみたいなの(まぁ、フタにもCHICKEN Flavourって書いてあるな・・・)。うまいってことはなかったけど、まぁ、まずくもなかった。とりあえずユナイテッドに乗った時の「きつねラーメン」の方が味も良かったしインパクトもあった気がするな。

そんなこんなで、一応生きて再び日本の地を踏んだのですよ。
海外も、ビール飲んだり端末買ったりするだけだったらそれなりにいいんだけどなぁ・・・
とりあえず日本でいいや的なおいらなのであった。