はりきらないひと

2017/11/26

GPD Pocket: その後 part-II

前回エントリの「GPD Pocket: その後」で書いた2つのトラブル(USBポートの挙動がおかしいという話と、ファームウェアをリカバリしたらプロダクトキーが飛んだって話)をGPDの中の人(Kendyz(at)gpd.hk)に相談してみた。

当初はなかなかレスポンスがなくて何回か督促したんだけど、最終的には「返送してもらわんとダメかもなんだ・・・だから送ってくれ」という回答と共に、送り先と返送時の注意事項(返送時の伝票を書く時の注意)を指示された。

まぁ、まず、UPS、FedEx、TNT、DHLは_使わないでくれ_ってこと。いろいろ書類が発生してめんどくさいよ、ってことらしい(笑)
次は伝票に書く品目などの書き方。なんとなくこれは書いていいもんか迷うし、GPDにダイレクトにコンタクトしたら言われることだから書かない(笑)
あとは、必ずしも箱詰めじゃなくてもいいよ?ってことと、もし運送業者がバッテリの運送を嫌がったらバッテリを外して送っておくれ、とのこと。

今回はEMSで本体のみ梱包して発送した。
以前、Jolla Phoneの修理の時も使ったんだけど、まぁ、比較的使いやすいと思う。
フィンランドに送る時は(作ったのに)結局要求されなかったから油断して作らなかったんだけど、中国への荷物には輸送依頼時にInvoiceが必要だからあらかじめ作って持っていった方がいい(今回は持ってかなかったから手書きで書かされた・・・)。
窓口ではリチウムバッテリ入ってるかとか中身は何?とかいろいろ聞かれたけど、基本的に内蔵式で取り外し不可と説明すればオーケーな感じ。(取り外し可能なものでも、取り付けた状態にしてあると言えばだいたい大丈夫なはず)
発送したら追跡番号をメールで教えてあげよう。

11/3に発送手続きして、GPD(深圳)に到着したのが11/16(意外に時間がかかった・・・船便!?)、先方から「返送するよ」と連絡が来たのが11/21、そして受け取ったのが11/25と、まぁなんだかんだ言って3週間程手元にPocketがない状態だったんだけど、受け取ってから5日(多分2~3稼働日)で対応してくれてて、かなり良い対応なんじゃなかろうか。
そういえば、今回だけなのか定常的になのかは解らないけど「ロジ・レックス」を経由しているっぽいらしく、気を利かせて返送先を英語表記で伝えていたら「日本語表記の住所を教えてくれ」と言われた・・・最初から英文表記と和文表記の両方を添付して送っておくといいのかもしれない。

本体だけ送ったので、本体だけ返ってきた。
起動したところライセンスのアクティベーションはされていない状態だったんだけど、本体の底面にプロダクトキーが貼ってあった(多分、本来は箱に貼られてそうな感じの奴で、一度何かから剥がして貼り付けたっぽい感じだった)。で、そのキーを使って無事にアクティベーションできた。ほっ・・・

とりあえず、一通りWindows 10のアップデートをしてからディスクスペースを空けて、バックアップしてあったLinux環境を書き戻そうと思ってるところ。

まぁ、価格帯とかが違うから一緒にはできないけど、昨年末に届いたAspen A1160は直後にキーボードトラブルが発覚して、先方に問い合わせたら「うん、不良だね、返金するからPayPalのアカウント教えて?」って感じで全然サポートする気なさそうな感じだったから、それに比べたら非常に良く対応してもらった感じかな。
(ちなみにA1160は「返送しなくていいよ」ってことだったからまだ手元にある。とは言っても、キーボードがまともに動かないから残念状態だけどね(笑))

とゆーことで、とりあえずUSB周りが治ればいろいろ使える感じになるから、一日も早くPocketの環境を復帰させて持ち歩きたい。

2017/11/20

買った: Amazon Echo dot

最近「AIスピーカー」とか「スマートスピーカー」なるものが流行りってことっぽかったからアマゾンさんちのEcho dotとかいうのを買ってみた。

Amazon EchoはエントリーモデルっぽいEcho dot、スタンダードモデルっぽいEchoとハイエンドなのかなと思うEcho Plusの3モデルが存在するみたいだけど、これ書いてる時点では一応「招待制」になっていて、「招待してよぅ」という申し入れをしてしばらくすると「じゃあ売ってやんよ」ってメールが届いて、買えるようになる。

で、まぁ、今回はプライム会員価格(2000円引き)でお財布にもやさしく手に入れられそうなEcho dotを購入してみた。
なんかアマゾンのサイトで写真だけ見てるともっと大きいイメージだったんだけど、思ったより小さかった。
中身はちょっと分厚いコースター?
セットアップは「Amazon Alexa」アプリでやる。
(多分)一旦Android(きっとiOS用もある?)端末からアドホック接続して自宅のネットワークに接続させ、さらにアマゾンのアカウントを設定することで使えるようになる。

今の時点ではそんなにいろいろ試せていないけど、マイクの感度はわりといいのかな。狭い部屋だから、部屋の端から呼びかけてもフツーに反応する。聞き取りの精度もそんなには問題ないっぽい。
そして、これがちょっとうれしい。
ウエイクワードが変えられる。
もっと好きに設定できればいいのにとも思うけど、おいらにはここに「Computer」が入っているだけで十分だった。
「コンピューター、ジャズが聞きたい!」
というとジャズボーカルのプレイリストを再生してくれる。
・・・多分、カテゴリをもう少しちゃんと指定しないとだな。うん。

とりあえず今朝は支度をしながら「コンピュータ、今日のニュースは?」って話しかけて日経ヘッドラインとNHKニュースと今日の天気を読み上げてみてもらった。
とりあえず明かりとテレビをこれでなんとかして欲しいんだが、どうだろうか・・・
本当は「端末充電しといて」とか言って充電してくれるとありがたいんだけど(笑)

音声ショッピングみたいなのは興味がないわけじゃないけど、日曜消耗品をアマゾンで買うみたいな習慣がないんだよね・・・
そうでないものはきっとブラウザで見て買うだろうし。
なんかラーメンとか寿司の出前とかを注文できるならそういうのはあるかもかな。

まぁ、いつまで飽きずに使うかはわからないけど、まぁ、興味のあるうちはもうちょいいろいろやってみよう。

2017/11/12

買った: ASUS ZenPad 3 8.0

Tablet端末は、まぁ、電子書籍とか動画とかのコンテンツ消費用に結構便利で(というか、最近老眼が進んだから特にコミックス系の電子書籍はそこそこの大きさがないとツラい)、この1年半ほど某SailfishOSなTabletを使っていたんだけど、コンテンツ消費用のアプリはほぼAndroidかiOSのものしかないところもって、Alien Dalvikの環境に一部制約があった上電子書籍用のAndroidアプリがセキュリティ対策とかで使えなくなったりしたので、とりあえず久しぶりにAndroidなTablet端末を買うことにした。

某Tabletを使う前はNexus 7を使ってたワケだけど、最近ぐーぐるさんはTablet端末を出さないどころかフツーの電話端末すら日本には売らないという状況。
どーしたもんかなーと思ってたら、ASUSが「いつまでもZenPadキャンペーン」とかいうのをやってるという事を知ったんで、Nexus 7のシリアル番号を奉納してクーポンもらってZenPad 3 8.0を買ってみた。
中身は、まぁ、今時こんな感じだよね。
まぁ、フツーのAndroidなTabletだし・・・
思ったよりちょっと重いかなとは思ったけど、質感はそんなに悪くないのかな。
LTE版なのでネットワークには困らない。
あ、技適はちゃんと通ってるっぽいよ。
ZenPadは「通話機能付き」というのが売りっぽいんだけど、こいつで通話しようとは思わんな・・・というわけでデータ専用SIM入れたらこんな感じ。
CS側は当然「通信サービスはありません」になる。でもこの状態でも接続には問題ないっぽい。アンテナピクトもちゃんと表示されるし、セルスタンバイ問題のようなバッテリ消費も見られない。(最近のAndroidはみんなそうなのかな?Nexus 5XにデータSIM挿してみりゃわかるんだろうけど、めんどくさくて試してない)

通話対応機という事もあって、音声だけじゃなくバイブレーションによる通知機能も持ってる。まぁ、この辺りが今まで使ってたTabletとは違うところ。

あと、マグネット付きカバーでのスリープ/復帰に加えて、画面をダブルタップする事による復帰と、標準のホーム画面もしくはロック画面からはダブルタップによるスリープへの移行ができる。時々便利。
ただし、ダブルタップでの復帰はあんまり感度が良くない気がする・・・個体の問題かもしれないけど。

ASUSオリジナルなアプリがポツポツ入ってるんだけど、全然試してない。あ、ATOKがプリインストールだった(自分でも買ってるからあんまり有り難味がなかったけど(笑))。

そんなところかな。
雑な紹介で申し訳ない気もするけど、それなりに便利に使ってる。
そういう意味では、特段の努力も工夫もなくそれなりに快適に使える安価に購入できるような端末があふれる世の中になったんだなーと思った(言い過ぎ?)。

2017/11/01

INTEX Aqua FishのOSアップデート

2017/11/03:どうやらこれを試したタイミングとフツーにアップデートが降ってきたタイミングがたまたま被っただけで、フツーに待っててもアプデは降ってくるっぽい。

まぁ、それはそれで良かった・・・
INTEXのWeb SiteからAqua Fishの紹介ページがなくなってるのは事実で(他のもっと古そうなのは残ってるのに・・・)特段後継を出すつもりもないっぽいこともあって、疑ってかかったのがいけなかったっぽい。

まぁ、下に書いたことをやったからといって端末に問題が生じることはないはずだから大丈夫だと思うけど、いずれにしてもその後Twitterなどでもらった情報からは放っといても降ってくるっぽい。よかった。

いつかはある程度古いハードを切っていかないとOSが次のステップに進めなくなるような状態になるのかもだけど、経営に響かない程度にがんばって欲しいものだ(←いつもながら上から目線←ただのおっさんのくせにw

直前にリリースした記事で「Aqua FishのOS更新が止まってるっぽい」って書いたけどどうやらちょっと事情があるっぽいので確かめてみた
Intex Aqua Fish does not download OS update 2.1.2.3 Kiiminkijoki
投稿自体は「ちゃんとアップデートの通知自体は来てるのにアップデートがうまく行かない」みたいな話でその解決方法が回答されてる訳なんだけど、Aqua Fishにアプデが来ないことに何か関連があるんじゃないかと思って同じようにやってみたら2.1.2.3(正式リリースされてる分の最新版)がちゃんと降ってきた。

曰く、開発者モードでコンソールから「devel-su」して「pkcon refresh」すればいいらしい。で、まぁ、やってみたら・・・ちゃんと2.1.2.3にアップデートできた。

正直、Aqua Fishはちゃんとしたコンシューマー機なんだから、こんなことしなくてもアップデートできるべきだと思うんだけど、まぁそれでもちゃんとアップデートできることが確認できたのは僥倖なのかな・・・

Aqua Fish持っててでもアプデが2.0系で止まってるなーとかって感じのヒトがいたら試してみるといいよw

Jolla: Firmware Update 2.1.3.7 (Early access update)

2.1.3系のアップデートが来た。
[release notes] 2.1.3 / Kymijoki
2.1.3系は先日"for Xperia X"として2.1.3.5がリリースされたところだけど、これのアップデートにJolla Phone/Jolla Cへの対応も合わせて「2.1.3系」としてアップデートされたっぽい。Jolla Phoneがリリースされたのが2013年11月だから、4年も前の端末に未だに最新バージョンが配信され続けてるのってスゴいよね。

でも一方でAqua Fishのアップデートがどうやら途切れているっぽい(OSの方は対応を続けてるけど、間にはさまったINTEXが端末のサポートをヤメちゃってるっぽい?)ので、ロシアでリリースされたINOI R7や中南米でリリース予定のACCIONEシリーズ、あるいはTuring Phoneのようなライセンスされた端末たちがどうなっていくのかは不透明なのかも。
2017/11/03追記:遅れていただけでちゃんとAqua Fishにもアップデートが降りてきたっぽい。良かった!

そーゆー意味では、一時期日本のメーカーが出したWindowsPhoneの方はどうなんだろう?WindowsPhoneのアップデートはキャリアやメーカーを経由しない雰囲気だったような気がするんだけど・・・

・・・そーゆー経験がSailfish Xみたいなビジネスモデルを考えるきっかけになったとか?それは考えすぎかな??

話が脱線した。

新機能の追加、Bug Fixの他、いつもの通りたくさんのSecurity Fixを含んでいて、最近話題のKRACKsにも対応したみたい。この辺はいつもながらいい仕事してるね(上から目線

あと、Sailfish XのLinux及びMacOSベースのインストール手順が正式に公開されている。
How to install Sailfish X on your Sony Xperia X
あとは一日も早く日本からも正式に買えるようにしてもらえれば・・・

がんばれJolla!