はりきらないひと

2016/12/31

2016年もいよいよ終わり・・・

ついに2016年も今日が最後。

毎年恒例の独り言大晦日エントリだ。

毎年それなりにいろんな事があるけど、仕事的にはものすごくバタバタした1年だった・・・海外出張自体は1回で済んだけど、関連案件に1年間振り回された感じ。
来年はもっと本来の業務に集中できるようになるといいなぁ・・・

恒例の(?)今年のTweet数はなんと年間約9500ツイートぐらい。去年より若干少ない程度のペースで今年も下らない独り言を垂れ流しまくってたらしい。

今年はやたらと端末が増えたイメージがあって、いわく付きのJolla Tablet、Nexus 5X、Jolla C、Aqua Fishと都合4台も増えた感じになっている。ってか、SailfishOSが7割越える端末購入ってどういう事だろうね(笑)

今年こそは1回ぐらい行こうと思っていたQt勉強会にはまたしても1度も顔を出せず、今年懇親会にも行ってなくね?って感じで(まぁ、なかなか土曜日に時間作るのは難しい身の上なんだけどね・・・)心の中でちょこっと目標にしてたコードも書けてなくてその方面では残念な一年だったかも。
まぁそれでも一応例年通りQt Advent Calendarには参加したし、カレンダー記事某氏に軽くディスられたので(←まだ言ってる)もう一本Qiitaに投稿したりもしてみたし、あとSailfish OSの日本語関連情報にはほんのちょびっと貢献できたかもってところかな。
来年はも少しなにかやろう(と毎年言っている気がする)。

そして今年は、ついに重い腰(まさに重い腰だった)を上げていわゆる一般的に言うところの「だいえっと」をしてみた。
身長173cm程度で20歳体重が60kg、標準体重でも約66kgぐらいのはずなのに、30代入ったぐらいから70kg台中盤をウロウロしていて・・・
10年以上「少し体重落とさないとダメだよなぁ・・・」と思ってた訳だけど、特別対策しなくてもそのぐらいの体重が維持できてたから放っておいたんだよね・・・
それが何の加減か解らないけど、今年の春から秋にかけてぐらいものすごく体重が増えて、気がついたら82kgぐらいになってて・・・これはもうヤバい!と。
ちょうどそのタイミングで@hermit4さんがMyFitnessPalを使ってるのを見かけて、まぁ、とりあえずこれで管理してみるか・・・と。
とりあえず目標は70kgぐらいから始めてみようということで計画した結果・・・
もう少し時間をかけて落とす予定だったからリバウンドが少々心配なんだけど、ほぼ目標を達成した(グラフは昨日までのヤツだけど、今朝の段階でちょうど70kg)。パチパチパチ!!

まぁ、年納めに飲んだりしてここ1週間ぐらい多少上下してる感じだし、また年始で増える可能性があるので、正月休み明けたらそこを調整しなおして、とりあえず2~3ヶ月「体重を維持する」ということをしてみようと思ってる。
うまく維持できたら、あと5kgぐらい落として65kg±2kgぐらいで維持していけたらいいなぁ・・・まぁ、そうそううまくはいかないだろうけどね。

というワケで、例年通りの大晦日エントリなのだ。今年一年支えてくれたいろんな人達に感謝しつつ、いつも通りの言葉で締めくくろう。

今年も残りあと4時間ほど。

Twitterでフォローしてくれた方々も、この独り言にもなってない駄ブログを読んで下さってる方々も、今年一年ホントにありがとーございました。

2017年もまたはりきらない程度にやってくんで、よろしくお願いしますです。

2016/12/29

買った: Ultra Slim Laptop with Android 5.1 running Remix OS 2.0 by Azpen Innovation

まぁ、いわゆる一つのKICKSTARTERのブツですな。
Kickstarter: Ultra Slim Laptop with Android 5.1 running Remix OS 2.0
AzpenはAndroid/Windowsなタブレットとか、まぁその辺のアクセサリとか、ちょっとおもしろ系のガジェット作ってる感じのところっぽいけど、まぁその流れからなのかフルキーボードのAndroid端末を出してきたっぽい。
Remix OSは、なんとなくまぁPC用のAndroidっぽいOSとでも思っておけばいいのだろうか。Androidアプリがマルチウインドウで使えるらしい。
中身はこんな感じ
おそろしくシンプルに、本体とアダプタのみ。あとは簡易取説。

右側に電源、USB-A、mini HDMI、microSDスロット
左側にUSB-A、ヘッドフォン端子
電源とヘッドフォン端子の穴がほぼ同じ径でぱっと見判らないので、最初間違えてヘッドフォン端子に電源アダプタ挿そうとして???ってなってた(笑)
一応、背面を見るとどの端子が何なのかシンボルが書いてあった。
そして蓋開いた正面
まぁ、一般的なPCと同じ構成で特におもしろくはない(笑)
今回はRAM:2GB、ストレージ:32GBをチョイス。64GBにしとけばよかったのかもだけど、まぁ、多分、そこまで活用できる自信がない(笑)

初回起動時に言語選択が出てくるけど、英語と中国語しか選べない(これはRemixOS自体がそういうものらしい)。一度英語で起動した後、設定→Language&Inputから日本語を選択すると、メニューが日本語になる。
あとは基本Androidなので、Googleアカウントを設定していくつかのアプリをアップデートしてみたいな感じだ。

とりあえず普段使っているAndroidアプリがそのままマルチウインドウで使えるし、まぁ、ちょこちょこっとネットするのには困らない。
まぁ、今のところレスポンスがいいとは言えない部分があるのと、入力周りがやや不安定な気がするけど、正直Dynabook AZと比べたら大きな問題はないのかもしれない(ぉぃ
画面は11インチと広めなので、なんか動画見たりとかコミックスを見開きで読んだりとかは便利かもしれない。

今後アップデート等で改善があるのかどうかわからないけど、まぁ正直何に使おうかなぁ(笑)
とりあえず「こういうジャンルもあるよな!」っていう事で(笑)

2016/12/12

今年もQt Advent Calendarに参加してみた。

今年もQt Advent Calendarに参加してみた。
Qt Advent Calendar 2016
2014年、2015年は記事をこのブログに書いてたんだけど、今回はQiitaの方に投稿してみた。
正直「俺得」でしかない内容だからどっちにしようか迷ったんだけどね。
Windows 10 MobileでQtQuickアプリを動かしてみる。Part-II
今年3月ぐらいに書いた記事の続きみたいなもんだけど、前回と比べると格段に開発し易くなってる。やっぱりQt Creatorから直接エミュレータなり実機にDeployできると楽ちんだよねー(笑)

実はもう一つネタを用意してたんだけど、うれしいことに投稿者が増えたので今年は複数投稿しなくてもカレンダーが埋まったっぽい(笑)
カレンダーが埋まるのはなんとかなる感じだから、来年は投稿者が20人を越えて欲しいなー(笑)

ちなみに3年連続で12月12日にエントリしている。
一応「1212」で『一歩ずつ前え』って意味でね ;-)
(永遠の初心者っていう話もあるけどww)

さて、来年も12月12日にエントリできるように、また1年ネタを仕込むとしますか。
今年エントリを見送ったQt Developerのみなさんも、来年は参加よろしく!!

2016/11/25

Jolla: 日本語ローカライゼーションパッケージ 2.1.0-0.0.1 リリース!

この2ヶ月程このブログでも紹介していた通りJollaは正式サポートされている以外の言語へのローカライズについて公式に支援するツールを公開してたんだけど、ついにこの仕組みを使った初めての言語パッケージがリリースされた。
OpenRepos: Japanese Community translation for Jolla
SailfishOSのローカライゼーションについて日本語情報を書いてみたんだけど、最後に書いたリソースの採用スキームはどうも標準サポート言語の話っぽく、コミュニティベースの翻訳は準備が終わると順次@martonmiklosさんという人がパッケージ化してOpenReposにアップしてくれるらしい。

TransifexのローカライゼーションプロジェクトはJollaのローカライゼーションツールで日本語を含む(Transifexでパッケージを作っていた)主要な言語がサポートされた時点でクローズしてた訳だけど、今回のパッケージのリリースによって「草の根活動的プロジェクト」は完全にその役目を終えた感じだ。
インストールの方法はTransifexプロジェクトだった時と同じ。
念のため先にTransifex版の日本語パッケージを一旦アンインストールしておいた方がいいのかもしれない(特に検証してないから判らないけど)。
日付の表示がおかしいのは"sailfishsilica-date_format_medium_without_year"というリソースのフォーマットがtsファイルに載ってきてないっぽく、Translationの方から表示フォーマットの調整ができない感じだったからだと思った。

パッケージ自体は次期バージョンである"2.1.0"のものだけど、とりあえず現行のEarly accessである2.0.5系でも特段問題はない感じ。

Transifex版のパッケージではバッテリ残量表示の右にある「サイレント」のアイコンが表示されなくなる問題があった(@kenya888さんが対策してくれたんだけど、バージョンが上がると再現したりした)んだけど、新パッケージは今のところ問題なさそうに見える。

ところで、新パッケージ版もパッケージ名は「Unofficial」なんだね(笑)
Jollaの公式ツール使ってるんだし、「半official」ぐらいにしてくれてもいいのに(笑)
(というか、@kenya888さんが構築したものを流用してるんじゃないかって思うぐらいの感じだ(笑))

まぁ、Unofficialだろうと半officialだろうと、よりJollaとの連携が取れた配布物になったことには違いない。
これからも日本人にとって「も」使える、使い勝手の良い端末に成長して欲しいものだ(上から目線)。

2016/11/22

Jolla: Firmware Update 2.0.5.6 (Early access update)

前回アップデートの時に「これからもう少しアップデートの頻度上げていくよ」みたいなことを言ってた訳だけど、言葉通りすぐに次のアップデートが来た。
[release notes] 2.0.5/Haapajoki
今回のアップデートはセキュリティ対策とバグ修正が目的で、機能追加はほとんどありません、ということらしい。
ブラウザの検索履歴を削除できたりアンビエンス周りでいくつかの着信音を選べるようになったりとかの細かい追加がある程度で、あとはいろいろな修正によるシステムのベースラインの向上が目的ってことみたい。結構な量のバグフィックス、及びセキュリティパッチがリスティングされている。

なんつーか、この辺りの「ぬかりのなさ」みたいなの、すごいね。
こーゆーOSなり会社なりというのは是非これから先も生き残って欲しいと思う。

この間から紹介してたローカライゼーション周りに関する情報から、どうやらこの2.0.5が固まったら次はいよいよ2.1.0になるっぽい感じ。
これで足固めして、次は結構いろいろ機能が追加されることが期待できる。
楽しみだ。

がんばれJolla!!

2016/11/14

買った:Freetel "REI"

自分用ではなくて、ちょっと持たせる用。
正直値段的にもpriori3 LTEにしようと思ってたんだけど、今はともかく1年後2年後(できれば3年ぐらいは使わせたいけど、このご時世ちょっと難しいかなぁ・・・)になってそこそこ自分でちゃんと使いたいという状態になった時にRAMも内部ストレージも不足してるよなぁ・・・(RAM:1GB、ストレージ8GBで、microSD対応ではあるけどAndroid 5.1だから内部ストレージ化することはできないはず・・・だよね?)

と思ってたら、なんかREIが大幅値下げされてるっぽく税込みでも22,000円ちょいで買えるっぽかったので、結局こっちにした。

とりあえず、箱開け辛い・・・
ものすごいピッタンコで余裕がないし、なんか軽く振ったぐらいでは中箱が下がってこないから、すごく開け辛い。N9とかみたいに持ち方悪いと落っこちてくるとかってのはアレはアレでどうなのよって話だけど、これ、なんとかならんのかね??

中身はまず本体。
下の段に3つ程スペースがある。
それぞれ本体、ドキュメント、USBケーブルとチャージャ。
本体は、大きさ的にはJolla Cとほぼ同じ(なぜそれと比較する!?)で、厚みはREIの方がやや薄い感じ。メタルボディで程よく重量があり持った感じも悪くない。
デュアルSIMなんだけど、SIMトレイ2は(よくある)microSDと共用になってる。まぁ内部ストレージが32GBだからSIMに使ってもそんなに困らないだろうけど、そもそも(自分で使うわけじゃないので)SIM2を使う予定がないので後でmicroSD挿せばいいやと思ってる。
ちなみにAndroid 6.0の機能でmicroSDを内部ストレージ化できるから、ストレージ的にはガシガシ使っても後で容量不足になって困る可能性は少ないかな。

・・・むしろOSアップデートは降ってこないだろうから、そっちがアレだよね・・・

デザイン的にはやっぱりiPhoneを意識しているのか、正面はホームボタン一つあるだけ。オンスクリーンキーもないので、従来のAndroid UIに慣れちゃってるとちょっと戸惑うかもね。
ホームボタンは指紋センサにもなってるので、iPhoneのように指を乗せてロックを解除することができる。

物理ボタンなんだけど、タッチセンサにもなっているらしく、1回タップ(ボタンを押し込まずにタップする)と「戻る」、1回押す(ボタンを押し込む)と「ホーム」、2回押すと「使用アプリの履歴」みたいな操作になってる。
という事で写真で解る通りオンスクリーンキーがない。なので上に書いた通り最初はちょっとピンと来ないかもだけど、まぁ画面全部を表示に回せるメリットもあるし、そもそもホームキーの挙動はiPhoneとかと似せてあるっぽく思うから、そこまでは困らないのかな。

CPUはMT6753 Octa Core 1.3GHz、RAMは2GBとまぁその辺にある端末と遜色ないレベルなので、レスポンスも悪くない。バッテリも2,800mAhとそれなりに容量があって、特に不安は感じない。
ググってみる限り、負荷かけると発熱が若干気になるらしいけど、まぁ今のところの目的ではそんなに負荷かけない予定ではある・・・けどどうだろう。

画面も5.2インチのフルHDで比較的綺麗だと思うし、カメラもメインが13MP、インが8MPとスペック的には悪くない。写真自体の評価は見ても「綺麗かな?」って思う程度で良く解らないけど、多分十分に使える感じなんじゃないかな。

とゆー事で、自分で使うヤツじゃないから細々したところは確認してないけど、これが2万ちょいで買えるんであればなかなかではないだろうか。
コスパ重視ならこういう選択もあるかもしれないと思う。

2016/10/21

Jolla: Firmware Update 2.0.4.14 (2nd Early access update)

2.0.4系2回目のEarly access update
[release notes] 2.0.4/Fiskarsinjoki
リリースノートによると微細なバグ修正ってことらしい。
Jolla Tabletを2.0.4系にした後、バッテリのもちがものすごく良くなった気がするんだけど、気のせいかなぁ??
リリースノートで機内モード時にバッテリ消耗が激しくなるのを修正ってあったけど、なんか関係あるのかしら??

2016/10/13

LINE Notifyを使ってみた。

なんか「LINE Notify」とかいうサービスがあるらしい。
LINE Notify
今のところオフィシャルにはGitHubやIFTTTと連動できるらしい。

まぁ、他のPush通知サービス(Pushalot、Pushover、Pushbulletとか)でもいいのかもしれないけど、LINEは流行りだし、通知を受けるためだけに他のアプリを入れなくて済むし、なんかLINEグループ宛にメッセージを発行してくれるっぽいから複数人で同じ通知を受けたい時にはこっちの方がいいのかもしれない。

ドキュメントはここ

LINEアカウントでログインしてマイページに行くと「トークンを発行する」というボタンがあるので、これをクリックしてアクセストークンを発行できる。

APIはいくつかあるんだけど、まぁ自分で使うとしたらなんか自前のPC上のサービスが死んだ時とか、あるいは某海外端末通販サイトの某端末の価格情報を監視して値段が改訂される度に知らせてくれとかその程度なので、通知API以外を使うことはないだろう。

とりあえずドキュメントに書いてある一番簡単なサンプルはこんな感じ。

curl
curl -X POST -H 'Authorization: Bearer <access_token>' -F "message=foobar" https://notify-api.line.me/api/notify
ふむ。これはこれでいいんだけど、まぁ、フツーにPerlとかRubyのサンプル欲しいよなー・・・と思ったから書いてみた。

perl
use LWP::UserAgent;

LWP::UserAgent->new()->post("https://notify-api.line.me/api/notify",[        "message" => "foobar"    ],    "Authorization" => "Bearer <access_token>");

ruby
require "net/https"

url = URI.parse("https://notify-api.line.me/api/notify")
req = Net::HTTP::Post.new(url.path)
req['Authorization'] = "Bearer <access_token>"
req.set_form_data({
   :message => "foobar"
})
res = Net::HTTP.new(url.host, url.port)
res.use_ssl = true
res.verify_mode = OpenSSL::SSL::VERIFY_PEER
res.start {|http| http.request(req) }
まぁ、こんな感じで動くっぽい。

自分で使う分にはまぁこんなもんだろ(ぉ

Sailfish OS関連の日本語情報

改めて「Sailfish OS?なにそれおいしいの?」ってところから話をすると、とりあえずJolla Ltd. (Jolla Oy)が開発してるモバイルOSだよってことになるのかな。
ヨーラ - Wikipedia
どなたが書かれたのかは存じませんが、結構詳しく書いてある。
詳しく書いてあるんだけど、実際Sailfish OSなデバイスを使ってる/使いたいヒト達が使う上で知りたいことってコレじゃないよね(笑)

ってことで、またしても日本Jollaコミュニティ界の星、世界中のコミュニティメンバがその名を知っていると言われている(?)@kenya888さんが用意してくれた日本のユーザのための情報サイトがコレだ。
Jolla/Sailfish OS情報まとめ
コミュニティベースでやれる範囲での活動な訳だから鮮度/確度を保証することはできないし、そもそもまだまだ情報不足な面もある訳だけど、ボチボチいろんな情報を収集・追加してるところだ。

とある記事でJollaのスタッフが語った内容からすればSailfish OS端末が日本市場に直接投入されることは当面ない話ではあるんだけど、前回エントリで書いた通り少なくともシステムの対応言語として日本語を取り入れる環境が提供されている。

という訳で前回は「環境が用意された」っていう紹介だけしたんだけど、とりあえず上のまとめサイトに実際のローカライゼーションツールを使う部分について簡単なドキュメントを用意した。
Sailfish OS Localization - Jolla/Sailfish OS情報まとめ
つー訳で、デバイス持ってるヒトも持ってないヒトもSailfish OSに興味のあるヒトはぜひこのまとめサイトを訪れてみていただきたい。
多分ローカライズが一番敷居が低いしユーザへの利益が大きいところなので、まずはここから協力してもらえるとありがたい。
それなりに技術のあるヒトには、アプリ開発やアップストリーム開発に挑戦してもらえるとうれしいし、ハードが好きなヒトはポーティングとかに挑戦してみるとおもしろいかもしれないよ。

ちなみに何度も言うけどUI周りのFrameworkとしてQtを採用しているので、モバイルで使うQtに興味があるヒトもぜひ飛び込んでみるといいよ。
今年はAqua Fishがリリースされたことで日本でSailfish OS端末を入手するのが劇的に楽になったしね!

そーゆーわけで、みんなよろしく!(何

2016/10/06

Sailfish OS のローカライゼーション

Jolla PhoneをはじめとしたSailfish OSデバイスはリリース範囲が限定されてるから、UIの対応言語も限られてた。

が、まぁ、UIはQtベースな訳で、qmファイルさえ用意できればローカライゼーションは比較的簡単にできることから、@kenya888さんが中心になって(というか@kenya888さんが)transifexに翻訳プロジェクトを立ち上げて国内ユーザベースでローカライゼーションパッケージを用意して使っていた。

このプロジェクトには他のネイティヴでサポートされていない言語を使いたい人たちもこれに乗っかって、transifexのプロジェクトは登録された言語だけで50ヶ国語、まぁだいたい半分ぐら以上翻訳されてる言語だけ数えても14ヶ国語ぐらいある状態にまでなった。

一方でJollaはコミュニティベースのローカライゼーションツールを公開するに至り、自分たちの手の足りない部分を強力してもらおうとばかりにいろいろな部分をオープンにし始めた。

で、最近になってようやくこのローカライゼーションツールにも「日本語」が追加されて、オフィシャルなリソースで日本語対応できる道筋が立った。
Sailfish OS Localization: Japanese Community
コーディネーターにはTransifexのプロジェクトを立ち上げた@kenya888さんが選定されている。ツール関連の情報は以下のサイトにかかれている。
Translate the OS
もしくは、JollaがCommunity向けに行ったWebセミナー(Webinar)がコレ。
Webinar: Sailfish OS Community Translation Tool (Pootle)
どっちも、まぁ、英語だから、そのうち日本語の情報を用意した方がいいのかなぁ・・・?
とりあえず使い方はTransifexとそんなに変わんない印象。

とりあえず今対象となってるリソースは2.0.5系なのかな?
ここで翻訳されたリソースは一定の手順/サイクルを経て取り込まれてくような感じに見える(言語パッケージとして別提供されるようにはみえないけど、どうやって配布するのかな?まだちゃんと読んでない(笑))。

いずれにしてもまだまだ翻訳終わってないリソースがたくさんあるから、これ読んでる日本語が分かるみなさんはやく応援よろしくお願いしますです。

Jolla: Firmware Update 2.0.4.13 (Early access update)

Phone(C)、Tablet共にアップデートが来た。
[release notes] 2.0.4/Fiskarsinjoki
2.0.3.xはスキップされたっぽい。

Aqua Fish向けというラベルのついた変更が入ってるんだけど、Aqua FishもEarly Access受け取れるんだっけ?確認できなくない??(笑)
ちなみに手元のAqua Fishには更新来てない。

ざーっとリリースノートを眺める限りあまり大きな機能追加はないっぽいけど、標準アプリ含めて細々とした使い勝手の向上、機能の追加等が行われているっぽい。

リリースノートの冒頭で「もっと更新頻度を上げて行きたい」みたいなことが書かれてる(OSのライセンス事業とかがうまく動き出したのかな?)ので、今後の更新に期待したい。

2016/09/01

Jolla: Firmware Update 2.0.2.51 (Early access update)

SailfishOS 2.0.2 (Aurajoki)のアップデートが来た。
[release notes] 2.0.2/Aurajoki [early access]
リリースノート上は「Early access release update」としか書かれてなくて、何が変わったのかよくわからない。アップデート後特に何か目立って変わった様子も見られない(注意力が足りないだけかもだけど)。
ダウンロードサイズは7MB程度なので、バグかセキュリティ周りのショートアップデートなのかな。

2016/08/28

Jolla C / Aqua Fish : Dual SIMのはなし

Dual SIMな端末を買ったのは始めてなので、どんな感じなのかなーと思ってとりあえず2枚挿してみた。

で、以下設定やUIについて見てみるんだけど、結論を先に書いておくと両方に3G/4G対応のSIMを挿すことはできるんだけど、スタンバイは「3G(4G)」+「2G」の組み合わせになるので、基本的に2Gネットワークのない地域ではDual Stand-byにはできない。

過去の3G+2GなDual SIM端末は片方のSIMが「2G専用」と表記されていて、そっちに挿したSIMは2Gでしか機能しなかった(はず)んだけど、それともちょっと異なる。これが最近のDual SIMなのかしらん?

まぁ、そういう訳でちょっと端末を見てみる。

Settingsの中にまず"SIM cards"という設定がある。
ここでSIM1/SIM2をそれぞれアクティブにするかどうかを設定できる。普段SIMは1枚しか挿さない状態なら、SIM入れた方のスロットだけをアクティブにしとくといい。
その下の"Use SIM card"は電話をかける時にどちらのSIMで発信するかの設定で、SIM1、SIM2と「Always Ask」(毎回確認)という設定がある。

ちなみにこの設定はホームの通知画面をプルダウンしたところでも変更ができる。
なかなか便利なんじゃないかな。

で、もうひとつは"Mobile network"。
SIM cardsの設定で両方アクティブにしておくと、SIMカードの設定が2枚分並ぶ。
ただし頭のところでデータ通信のON/OFFをするところは1種類しか表示されず、そのすぐ下に「Use SIM card」というどっちのSIM使うかという設定がある。
ここでSIM1を選択すると上のAPNはSIM1のものが、SIM2を選択すればSIM2のAPNが表示される。

Mobile networkの画面の下側に並んでいる各SIMの設定を見ると、SIM1/SIM2のどちらも「Preffer 4G」まで選択できることが解る。つまりどっちのSIMも3G/4G接続させる事が可能なのが解る。
が、まぁ、上に書いた通りこれは「同時に」接続できることを示さないってのがポイント。

どうやら「Use SIM card」で選択されたSIMは3G/4Gで接続し、サブの待ち受けに回ったSIMは2Gのネットワークに接続させるような仕様になっているらしい。
「Use SIM card」を切り替えると、各SIMの「Network」を_両方とも接続しなおす_ような挙動をするんだけど、これはメイン→サブになったSIMを2Gネットワークに接続しなおすのと同時に、サブ→メインになったSIMを3G/4Gネットワークに接続しなおすみたいな事をしているっぽい。

ちょっと混乱したのは、この状態でサブ側SIMのネットワーク接続を手動に切り替えて検索すると、Prefer 4G / Prefer 3Gの設定に合わせて4G/3Gのネットワークが検索/表示できてしまうこと。ちゃんとネットワークがみつかるので「接続できるのかな?」と思って選択しても、エラーが出て接続できないという結果になる。

つー訳で、2Gネットワークのない国では、Mobile Networkの切り替えをすればそっちのSIMはつながるけどもう片方は接続をロストして使えなくなる・・・って話だった。

でもまぁ見方を変えれば1枚ずつならちゃんと3G/4Gで使えるんだよね。同時待ち受けを考えずに(通話ごと)SIM1/SIM2を切り替えて使えば2枚のSIMを使うことができる。この辺りが過去の「SIM2はGSM専用」とかの仕様とはちょい違うんじゃなかろうかね。

あと、データ専用SIM(SMS非対応)だと、アンテナピクトが立たなかった。まぁ、データ通信はできるし、ピクトが立たないだけでセルスタンバイ問題みたいに極端に電池消費が増えるような様子もなかったから、使おうと思えば使える感じかな。

とゆーワケで、どんな感じなのかはクリアになった。
世の中のDual SIM環境の実状を教えてくれた@jiminynseriesさんと、身体を張って2Gネットワークありの時の挙動について情報を下さったうにうにさん(@uniunichan)に感謝の意を表しますw

2016/08/20

"Pebble Time Manager 10" for Windows 10 Mobile (Redstone)

前回紹介した"Pebble Time Manager"はWin8/8.1とWin10Mの両方で動くヤツだったんだけど、その後UWP版になった"Pebble Time Manager 10"ってのがリリースされていた。
Pebble Time Manager 10 - Windows Store
リリースされた当初はそのままでは通知に対応していなくて、開発者のWebSiteでもこっちのアプリを通知に対応させたものは配布してなかったんだけど、最新のリリースで端末側をRedstone以降にすれば通知にストアからインストールしたものでも通知に対応できることがわかった。
設定を開くとこんな感じ。
基本的な使い方は前回紹介したものと同じ。
先に端末とPebbleをペアリングさせておき、アプリを立ち上げてAssociateすると接続が完了する。
Win8/8.1用のアプリの時は端末側から通知する時にだけBT接続をアクティブにして、その他の時は基本切断しているような形態だったけど、Redstoneの特性なのかアプリ側から何かしているのか今回はちゃんと接続状態を維持しているように見える。

通知の設定はWin8/8.1の時は通知するアプリを選択できたのに対し、Win10M用はON/OFFしかできないっぽい。通知する内容は端末側の通知設定に依存するタイプなんだと思われる。
この辺りはなんとなく、「端末にもPebbleにも通知して欲しいもの」「端末に通知表示してくれればPebbleに送ってくれなくてもいいもの」等のコントロールをしたいところできたらいーのになーとも感じていて、逆に使い勝手が下がっちゃったかなーと思わなくもない。

ただ、アプリも仕組みも全体的に非常に良くなっていて、これはもう十分に実用的と言えると思う。Win8/8.1用の時のように特別なインストール環境を作る必要もなく、普通にストアからインストール/アップデートが出来るってのも素晴らしい。

思うところあってLumiaを引退させたので、残念ながらこれ以上細かい使い勝手を確認はしていないんだけど、Pebbleとの連携という観点だけで見ればやっぱWin10Mでもいいかなと思ったりした次第だ。

冒頭にも書いた通りRedstoneである必要があるので、今の時点ではInsider Previewの適用が必要になる。この点には注意が必要だけど、まぁWin10M端末使っててPebble持ってるヒトは必須のアプリって感じだと思う。

2016/08/05

Aqua Fish: 買った

ようやくここにたどり着いた端末というべきだろうか。

最初の情報は2015年のMWCだった。
【週刊アスキー】新興モバイルOS“Sailfish OS”搭載の最新スマホを実機レビュー:MWC 上海 2015
この時点でJolla Phoneがリリースされて既に1年半ほど経過していたこともあって、秋には来るんじゃないかなー・・・ないかなー・・・ないなー・・・と思いつつ1年が経過して、今年2016年。
【juggy.cn】MWC 2016 : Jolla、Sailfish OSスマートフォンの新型「Aqua Fish」を発表
今渡こそ・・・っつーことで、でも最初は4月に出るとか、いやもっと遅れるとかいろいろ話があり、さらに前記事のJolla Cが突然発表されたのを受けて「ひょっとしたらAqua FishはJolla Cに化けちゃった?もう市場には出てこない??」とか心配をした訳なんだけど、
[Official Announcement] Intex Aqua Fish now available to purchase through eBay India
ということで7/18とか19ぐらいからeBay Indiaでめでたくリリースされた。
当初はインド国内にしか発送してくれない感じだったんだけど、このツイートが出た辺りでは既に海外発送も可能になっていた。

とゆーわけで!!!長い前置きを終えて!!!ついに!!!

買った。
かなりしっかりとした箱がきちんと封されてシュリンクラップまでされている。

今年2月のITmediaの某記事によると、一般的な(いわゆるミドルスペック辺りの?)スマートフォンの価格帯は8,000~10,000ルピー程度(約13,000円~17,000円ぐらい?)ってことなんだけど、Aqua Fishの本体価格は5,499ルピー(約9,000円)で1万円を切っている。
海外発送は送料がちょっと高い訳だけど、それでも送料込みで7,099ルピー(約12,000ぐらい)で買えてしまう。このエントリを書いてる時点でINTEXがツイートで紹介してるセラーからの販売数が640台ってことらしい。

今日時点でまだ通関手数料と税金(関税/消費税)の請求を受けてないんだけど、基本的に関税はかからなかったはずだし、消費税は本体価格の60~70%に対して8%(100円未満は切り捨てだったと思う)、通関手数料は500円ぐらいだったと思うから、合わせても1000円ぐらいになるはず。

さてさてご開帳。
更に開く!
非常に凝った作りになっていて、とにかくあちこちにスペックやら特徴やらが書いてある。

同梱品はこんな感じ。
左上が電源アダプタ、左中がUSBケーブル、左下がイヤフォン、中央上がバッテリ、中央下が本体、右上がユーザーマニュアルで右下がスクリーンプロテクタ。

本体はこんな感じ。
保護フィルムには基本的なスペックがずらり。裏はINTEXのロゴとSailfishOSのロゴ。

一部のスペックを除いて基本的にはJolla Cと同じ。
デュアルSIMであるところなども同じ。(上がAqua Fish、下がJolla C)
現時点で確認できてるスペック上の違いは対応バンドのところ。()内がJolla C。
2G: 900, 1800 (850, 900, 1800, 1900)
3G: 900, 2100 (850, 900, 2100)
4G: 3, 5, 40 (1, 3, 7, 20)
出荷対象地域が異なるからかな。特に40はインドのLTEバンドらしい。
結果的に海外発送もされているのでもうちょっと対応バンド増やしてほしいところだけど、元のターゲットはそこじゃなかったから仕方ない。

とりあえず充電して起動してみる。
INTEXのロゴ。
この後初回起動は基本的にJolla Phone / Jolla Cと同じなので、言語選択、ネットワーク選択、Jollaアカウントの入力とチュートリアルで起動する。

初期インストール済みのアプリ一覧がこれ。
Jolla Phone / Jolla Cでは追加インストールの対象になっていたメールやドキュメント等のアプリがプレインストール状態になってる。加えて「Storage」「HERE Maps」がプレインストールされているのに加え、独自のAndroid Market Placeが「Store」としてインストールされている。
もちろん、他のMarket Placeを追加することもできるわけだけど、この時点で一通り必要なものが入っているというのは、Jolla謹製のデバイスと比較しても「コンシューマ向けに作ってるな」という印象を与えるように思う。

JollaのApp Storeは同じだが、プレインストールのAndroidアプリのストアはこんな感じ。
設定としてはFacebookアカウントかGoogleアカウントでログインできるようなんだけど、なんだろう?INTEXの独自Storeなのかな?(INTEX自身はAndroid端末も沢山作って売ってる)

基本的にOSに関しては設定アプリ等を見てもAndroidのような「独自拡張」の色合いはあまり強くないんだけど、基本操作においてここが大きく違ってる。
SailfishOS 2.0になって基本的にホーム画面の構成は「通知画面」と「タスクリスト」の左右2画面だったんだけど、そこに一つ画面が追加されて「横方向3画面」になってる。
追加された画面はgaana.comというインドの音楽配信サービス専用の画面っぽい。
アレなのかな?この価格帯の端末にするために提携してるのかな??
アカウント作るのがINTEXの利益になって、それが次のSailfishOS機につながるなら、サービスを利用してみてもいいかな・・・

とゆー感じで、Jolla Phone / Jolla Cと比べるとやっぱりコンシューマー機としてそれなりに手を入れてある感じがする。この辺はJolla単体ではできなかった事なのかもしれない。

SailfishOSがライセンスされた端末としてはTuring Phoneが先行している訳なんだけど、あれはまた別のところ(セキュリティ)に特化した端末で、価格帯的にも「誰もが買う」感じのものじゃないように見える。そういう意味では、真に「コンシューマー機」と言えるSailfishOSベースの端末は、Aqua Fishこそが初めてと言えるのかもしれないね。

今、AndroidやiOS、あるいはいわゆるフィーチャーフォンを使っているユーザーにとって、OS自体のUI/UXに加えアプリの量や質と言ったものが、SailfishOSの良さを十分に感じることができるだけの状態にあるかと言われると微妙な状況ではあるんだけど、ともかく誰もが容易に端末を入手できる状態ができたというところでAqua Fishの功績は大きいと思う。

まぁ、何にしても、Android/iOS以外の端末に少しでも興味を持ってるヒトは買ってみるといいよ!(ただ、インドのeBayは使えるクレカに若干制約があるっぽいので注意が必要だけど・・・)

あと、ちょっとモバイルに興味のあるQtユーザも、買ってみてアプリとか作ってみるといいよ。AndroidとかiOSだと既に溢れてるようなアプリでも、SailfishOSではまだ作られたことないようなものが沢山ある。
こーゆーコンシューマー機が出てきた今、そーゆーアプリをQtベースで作るチャンスだし、その結果SailfishOSユーザが増えれば、「伝道師」として有名になれること間違いなしだ!(何

ってなわけで、みんな買ってみようよ!!(笑)

とにかく、ここまでは来た!
この先が大事だと思う!!
がんばれJollaとその仲間たち!!!

2016/07/30

Jolla C: 買った

始まりはゴールデンウィークを無為に過ごした脱力感からもようやく抜け出そうとしていた5月の下旬のこと。日本Jolla端末界の重鎮(?)が脳天直撃のツイートを放った!←なんじゃこりゃ
Jolla Phoneから2年半以上を経て新機種がリリースされた!!
"Limited Edition For SailfishOS Community"となっていて、主にSFOS開発者向けの端末として(他にもなにやら事情がありそうですが)数量限定(この時点では確か1000台とアナウンス)でリリースされたらしい。

今年の4月からリチウムイオンバッテリの空輸のレギュレーションがやたらと厳しく鳴ったり、一部のヨーロッパ系の転送業者さんが軒並み休業していたりとなかなかに大変だったけど、なんとか「数量限定」の壁もクリアして、ようやく入手した。
Jolla Phoneの箱と比較すると、すごく小さくなった気がする。中身は大きいはずなのに。
左がJolla Phoneの箱だ。とりあえずあけてみる。
じゃじゃーん。本体がほぼピッタリ収まっている。コンパクトな訳だね。
同梱品を並べてとった写真がどっかいっちゃったんだけど(笑)、中は本体、クイックガイド、バッテリ、充電用USBケーブルだけ。まぁ、すっきりしてて良いのでは。
一応、外観をJolla Phoneと比べてみる。
二回りぐらい大きいね(笑)
スペック上で縦1cm、横5mmほど大きくなってる。厚みは0.3mmほど薄いだけでそれほど差はないはずなんだけど、見た目にはJolla Cの方がシャープに見えるかな。
USBポートとイヤフォンジャックの位置関係、ボリュームボタンと電源ボタンの位置関係がそれぞれ逆になってるけど、まぁ、たいした話じゃないかな。

残念ながら"The Other Half"のコンセプトは捨ててしまった訳なんだけど、多分それをバッサリ捨てたことも含めて、大きさ自体は大きくなったけど全体的に引き締まった気がする(ま、個人の感想ね、これ)。
バッテリ容量は2100mAhから2500mAhにアップ。でもディスプレイの解像度なども含めてスペックアップしてるから、多分稼働時間的にはそんな変わんないんだろうね(むしろスペックアップしてもそこを維持しているとも言えるんだろうけど)。
そういう意味では、ここ最近バッテリ一体型が多いのに比べて、Jollaは当初からバッテリが交換できる形になっている。もっとも、Jolla Phoneの方はスペアバッテリ自体が供給されなかった歴史があるからねぇ・・・どうなのかしらん。

さて、リアカバーを開けると中はこんな感じ。左からmicroSDスロット、SIMスロット1、SIMスロット2。
ぱっとピンを見た時にSIMアダプタ大丈夫かな?と若干不安になったけど、差してみた感じでは問題なさそうだった。まぁ、アダプタ付きのSIMはどこの端末も保証はできないから、自己責任でお願いね(はーと)。

デュアルスタンバイってことらしいんだけど、面倒くさくて動作は確認していない。
画面のステータスのところにはSIM2枚分の電波状態が表示されるんだけど、Setting→SIM CardでそれぞれのSIMをON/OFFできるので、1枚しか使わない場合には開いてるスロットをdisableにするといいと思う。ここのところの設定を使えば、片方だけのSIMを使うという切り替え方もできるっぽい。

SIMと言えば、Jolla PhoneのLTEはBAND1をカバーしていないせいで日本国内において(通常操作の中では)4G接続する事はなかったんだけど、今回Jolla CはBAND1をカバーしているので4G接続は楽勝だ。スペック的にはね(日本のキャリアのSIMで試しちゃダメよん←建前発言)。

さて、多分それ以外の部分は前回エントリの通りJolla Phoneの方にも(Early Accessだけど)OSアップデートが来ているので、セットアップや使い方、使い勝手はほぼ従来通り。
でもやっぱり(プラシーボかもしれないけど)Jolla Cの方がレスポンスがいい感じがする。Jolla Phoneのレスポンスは決して悪くはない(むしろよく動いている)けど、こうやって今風のスペックの上で動いているSailfishOSを体験すると「あぁ、やっぱりこうあるべきだよね」って思ってしまう。

ただ、Jolla Cはあくまでもデベロッパー向けの限定品という事になっている。コイツのレスポンスが如何に良くても、喜ぶのはごくごく一部の人間だ。
ということで、ついに、Jolla Cとほぼ同スペックの「Intex Aqua Fish」が7/19ぐらいにリリースされた。一般向けのSmart Phoneを供給している企業からの一般マーケット(?)へのリリース品だ。

それ自体をいじるのが好きっていうユーザー以外の人たちにとって十分なユーザー体験が得られる準備が必ずしも整っているとは言えないSailfishOSだけど、ようやく「一般のヒトが買える端末」がリリースされた感じなので、ただただ「がんばっていただきたい」と思う次第なのである。

・・・なんの話書いてたんだっけ?
まぁ、とりあえず、Jolla Cは苦労して手にいれた甲斐がある端末だったよ!ってことだ(笑)
これからもがんばれJollaとその仲間(?)達!!