2013/09/22

T-Mobile USのプリペイドSIM

アメリカには2010年ぐらいに行ったっきりだったような気がしていて、本当はもちょっと早く行かなきゃいけない状態ではあったんだけど、まだ行けてない(いや、もちろん仕事の話だし、できれば行きたくないワケだけど、そうもいかない)。まぁ、遠からず行くのかなーって感じ。

前回行った時のAT&TのSIMを紛失してしまってちょっと悲しい思いをしてたんだけど、去年辺りだったかプリペイドのプランが変更(個人的には改悪かな?)になって費用も管理も便利とは言えなくなった感じがしたので、渡米に備えてプリペイドSIMをどこのにするかちょい悩んでた。
ま、いろいろ検討したけど、山根博士のITMediaの記事でT-Mobile USが一日$2~$3の日額でそこそこパケットが使えるプランがある(短期滞在が多いので、結局こっちのが安いと思った)ってことだったので、T-Mobileにしてみようと思った。

が、まぁ、ここでちょい問題。
まぁ、持っていくとすればいつものSC-04D(Galaxy Nexus)、Nokia N9、Lumia 920の3つって選択肢なんだけど、T-Mobileの持ってるバンドに対応してたっけ???T-Mobile USと言えばAWSバンドだったよね??
SC-04DはSIMロックを解除してないので海外行った時はローミング専用(データは切るけど)。できればLumia 920で・・・とか思ってたけど、スペックを見る限りAWSには対応してないっぽい。xdaにはどこかの国のファームを焼けばAWS使えるよ!って書いてあったけど・・・
で、まぁ、一応ググってみたワケだけど、どっちにしたってGSM/GPRSは接続できるんだろうし、N9ならAWSでつながるらしい情報が流れてたし、MetroPCSとの合併で1900MHzのネットワークもできつつあるってコトなので、「まぁなんとかなるんじゃないの?」的なところで突き進むことにした。

さて、まずはSIMだ。
こーゆーのは現地で買うってのが楽しみの一つなワケだけど、行先がヒューストンの外れにあってあんま周りにショップとかがありそうに見えない。空港で買えればいいんだけど、一人じゃない可能性が高いのであんまり行動を乱せない。ってことで、取り寄せてみることにした。
国内でもアマゾンとかで"T-Mobile SIM"とか検索するとあるにはあるんだけど、だいたいSIMのみでアクティベーションコードが付いてこないっぽいパターン。いろいろ調べたけどSIMと別にアクティベーションコードだけ取り寄せたりすることはできないっぽい。
というコトで、Amazon USで「T-Mobile Micro SIM Card Activation Kit」というのを買ってみた。いくつかの商品は日本向けに発送可能っぽいので、発送できるヤツの一つを選んでみた(ちょっと割高だったけど、まぁしかたない)。

到着は9/10にオーダー入れて、到着予想は9/23以降だったんだけど、到着は9/17と以外に早く着いた。で、早速開けてみたワケだけど・・・・
あれ?SIMは??しかもminiSIMサイズの穴が開いてるんだけど??アクティベーションコードはちゃんとあるけど・・・SIMはどこに行ったの??これが噂の・・・・とか思って裏返して愕然とした。
ある、確かにSIMはある。そしておいらは確かに「MicroSIM」でオーダーを入れたはずなんだ。まぁ、MicroSIMサイズで届いたワケだけど・・・「えぇ~~~????」って感じだった。
ちなみに電極の形状はNanoSIMサイズにカットしてもイケるような感じで配置はしてあった。ふむ。

気を取り直してアクティベートしてみる。
T-Mobile USのプリペイドは国際ローミング対応で日本でも使える(AT&Tのはできなかった)。なので、日本国内からアクティベートしても手続きに付随するSMSとかがちゃんと受信できるのだ。

Prepaid Cell Phones | Easily Activate Your Prepaid Phone | T-Mobile

AT&TのSIMをアクティベートした時は決済の時とかの入力画面がUS前提だったからちょっと小細工が必要だったけど、今回は日本の住所での登録が許容されてたから楽ちんだった。

入力画面のスクショを取り忘れたので(ぉぃ、書くことがあんまないけど、電話番号を割り当てるためにどこかの州を選ぶ必要があった気がしたので、そこはテキトーで。あと頭3桁の数字が選べるっぽい。基本、どれでもいいのかな?

で、まぁ、問題は多分プラン。
大別すると「PAY BY THE MONTH」「PAY BY THE DAY」「PAY BY THE MINUTE」の3種類。

プリペイドなのに「月額」なんていうプランがあるのはなんかちょっと不思議な気持ちなんだけど、多分普通の契約と違うのはチャージ残高がなくなったら機能が停止するだけでそれ以上請求されないってところなのかな?
月額プランは$50,$60,$70の3種類で、とりあえず通話・SMS・ネットが無制限。ただしねっとの速度制限があって、$50だと最初の500MB、$60は最初の2.5GBが4Gスピード(この4GはLTEじゃなくてHSPAなのかな?)。ま、短期渡航者にとってはちょっとあんまりお安い金額じゃない。

「日額」な奴は、$2/日と$3/日の2種類。こっちも通話・SMS・ネットは無制限なんだけど、$2だと2Gスピードのみ、$3だと最初の200MBまで4Gスピード。「最初の」と言っても日額だから、一日200MBまでその速度で使えるってこと。普通の出張とかなら、こっちのが全然お得だよね。しかも、使った日だけ課金ってことらしい。日本にもこういうプリペイドのサービスがあればいいのに・・・

あとのは、使っただけ払うタイプ。いわゆる「PAY AS YOU GO」ね。後でチャージした額によって1分辺りの通話料が違ってくる。

そして最後にチャージする。$10/$30/$50/$100の4種類から選べて、$100以外はチャージしてから有効期限が90日。で、どうも$100チャージすると「Gold Rewards」とかってプログラムがあって、一度$100をチャージするとその後はどのチャージ金額でも有効期限が1年になるらしい。使用頻度が少ないけど長くキープしたい人は、最初に$100を入れておけば次年度からは$10/年で維持できるらしい。90日プランでも年$40で維持できちゃうワケなので、3年以上維持するつもりがあるなら最初に$100入れとくといいんだと思う。
(ただ、ここ数年プランの変化が激しい気がするから、3年後もこのプログラムが維持されてるかどうかって話もあるけど・・・)

で、完全にアクティベートが完了したら、「My T-Mobile」のアカウントを作っておく。これでRefillとかプラン変更がWebから簡単にできるようになる。仮パスワードがSMSで送られるんだけど、国内でSMSを受け取れるからここまでの作業すべて日本国内でやれる。

最初にも書いたけど、まぁ、ホントなら行った先でSIMを調達してあれこれやってみるのが楽しいのかもしれない。でも、アメリカに行く用事があって、でも現地でショップに行く時間がなかったり、英語に自信がなくてどうしてもって場合なら、SIMの入手からアクティベートまで全部日本国内でやれるT-MobileのプリペSIMは割といい選択肢の一つかもしれないね。
でも、手持ちの端末の周波数だけは気にしとかないと、向こう行って結局使えなかったなんてことになりかねないから、そこだけ注意かな。

とりあえずこれで渡米しても通信には困らない予定だけど、どっちにしたって英語には困るワケで、仕事にはもっと困るので、正直積極的に行きたいとは思わないんだよなこれが・・・

2013/09/05

Lumia 920: GDR2/Amberアプデ後

とりあえず喜び勇んでアプデしたその後の話。

アプデの直後、なんだかよく解らないけどものすごくバッテリのもちが悪くなった。あまり使わなければ2日は平気でイケてたのに・・・と、せっかくのDouble Tap to Wakeを切ってみたりしたけど、全然改善しない。いろいろ同期を切ったり設定を見直したりしたけど、あんまり改善しない。
ぐぐって見ると同じような症状のヒトはけっこう居るらしく、どこかの掲示板で「すげーバッテリの減りが早いんだよ」というトピックスがあがっていたんだけど、なぜか意見が真っ二つ。「おれもおれも」っていう人と、「いやむしろアプデしてものすごく良くなった」っていう人と、意見が割れてた。

・・・が、そんな情報だけじゃ解決にならんわけで、しかたなくフルリセットかけてみたりしてたんだけど、あるとき以前同様に電池のもちが良くなった。結局何が原因でどうして良くなったのかさっぱり不明。その後Double Tap to WakeをONにしたりOFFにしたりいろいろやってみたけど、まぁ、フツーにもつ。ふーむ・・・

ちなみにDouble Tap to Wakeは、Onにするだけではバッテリへのインパクトはそんなに大きくない感じがした。あくまでも個人の感想だけど。ただ、これもちゃんと試してないけど、薄いワイシャツの胸ポケットにディスプレイを身体側に向けて入れたりしてると、なんとなく減りが早い気がした。
でもこれは単純に電波状態の問題かもしれない・・・

あと、追加で気が付いたことが二つ。

まず、"##3282#"もしくは"##3282[発信]"で起動できてた「Field Test」メニューはなくなったっぽい。どっちをダイアルしても起動できない。もっとも、設定→携帯ネットワークのメニューの「最高接続速度」でちゃんと4Gが選択できるようになったから、LTE接続のためにごにょごにょする必要はなくなったんだと思ってる。とゆーことで、インパクトはそんな大きくないのかな。

もうひとつ、Googleアカウントとの同期方法については当初Exchangeを使ってたワケなんだけど、今回のアプデでメールはimap、カレンダーはCalDAV、アドレス帳はCardDAVに変更されてた。まぁ、同期した後のUIがさして良いとは思えない部分もあるからなんともだけど、少なくとも「同期できなくなる」とかっていう不安は解消されたってことでいいのかな。

で、まぁ、とりあえずカメラも含めてまた少し良くなった感のあるWP8なんだけど、やっぱ文字入力んとこはもうちょいなんとかならんもんかな・・・と思ってたりはする。キーボードがデカ過ぎる。日本語入力とか、キーと変換候補で画面の7~8割を占めちゃって、インライン入力なのになんだか・・・
まぁ、変換候補の表示行数は変えられるようになってるけど、IMEを選べるようにしてくれるのがいいんだけど、ダメでも最低限パネルのサイズとかカスタマイズできるようにしといて欲しいなーと思う今日この頃。