2015/01/27

年明けからいきなりの渡米

先月コネチカットに行ったばかりなのに今度はカリフォルニアに行けと・・・

向こうでの通信環境は例によってT-Mobileのプリぺ。
nanoSIMサイズにカットするのも面倒だったし、Lumiaは一度コレ挿しちゃうとdocomoのSIMに戻した時にインターネット共有が使えなくなるので、今回はLumia 920に挿して行って現地では920を使うことにした。
ってことでロサンジェルス空港に到着後920の電源を入れたワケなんだけど、空港内はT-Mobileの電波が途切れがち(Lumiaの対応バンドの問題なのかもしれないけど)で、手荷物の受け取り場所とかは圏外状態。何故か会社携帯のdocomo回線もローミングになかなか入れずずっと圏外になってて、到着後リムジンで移動を開始するまではなかなか安定しなかった。

去年11月にReadySIMを手配したはずなんだけどなんかブツが行方不明になってしまっていて、とりあえずNexus 7をどうやって使おうかなと思ったワケなんだけど、手持ちのSIMの中に先月使ったAT&Tのプリペイドのデータ回線のヤツがあって、プランは切れてるけどSIM自体はまだExpireされてなかったからこれをリチャージして対応した。

最近は日本の回線でのローミングでも昔と比べると安く使えるワケなんだけど、やっぱ現地SIMあるとそれなりに安心・便利だよね(と、自己暗示)。

さて、今回実は初めて「羽田発の国際線」に乗ったのだ。
出発ロビーに上がってきたところなんだけど、やたらにキレイだ。正直こんなにピカピカ光らせる必要性がどの程度あるのかよく解らない。まぁ、そんなことはどーでもいいんだけどさ。

そして今回の飛行機、チェックイン手続きでカウンターに行ったら「ビジネスクラスのシートでのご案内になります」と言われた。どうやらオーバーブッキングでエコノミー(おそらくプレミアムエコノミーも)一杯になったんだろうな。ラッキー!
本気でビジネスクラスだぜ!!
過去一回だけ、羽田~関空間というわずかな時間ビジネスで行ったことがある(あの時もオーバーブッキングによる変更だった)けど、このロングフライトでビジネスは初めてだ!!
足元も実にゆったりである。
写真は撮ってないけど、フルフラットとはいかないけど背もたれとフットレストはほぼ一直線になるのでめちゃめちゃ楽ちん。
深夜便なので離陸してちょっとするともう「寝やがれこんちくしょー」モードに突入するワケなんだけど、とりあえず缶ビールをのみつつせっかくのビジネスなので夜食を注文してみた。
とんこつらーめん。
まぁ・・・悪くはなかったな。機内食にそこまでの味を求めちゃダメだろ(笑)。でも悪くはなかった。

到着前2時間ぐらいで朝食が出る(といっても2時間後に着いた現地は夕方5時ぐらいなのだが)。
食べきれなかったけど、わりかしマトモな和食の朝食。シラスが半分凍ったままだったけどorz.....

現地ではまぁ一応仕事をしていたワケで特になにってことはなかったけど、到着翌日の夜は自由行動ってことになったので近くのショッピングモールをぶらぶらと・・・

・・・と、モールの中に妙な店があった。
 「JapanseseShop "TOKYO"」だそうだ。中には日本製らしいおもちゃがある。
・・・ガンダムとマジンガーZが並んでいる。店内に置いてあったモニターには「魔女の宅急便」が流れてた。下にあるのはピカチュウのパーカー(子供用)と思われる。
モールの中にはBestBuyのモバイル用品店(つまり携帯電話が売ってる)や、Sprint、T-Mobile、Verizonとかのキャリアショップがあって、マジで$49のLumia 531を買うべきかどうか悩んだがこれ以上端末を増やすとアレなのでやめた。モール周辺に出たら今度はAT&Tのショップもあったけど、視線は釘づけになりつつ華麗にスルー。
近くにスーパーがあったので店内を物色。買って帰れそうなめぼしいものはなかったけど、日本のビールが売られてた。一番搾りと黒ラベル。アサヒの黒生とスーパードライ。ふぅむ・・・
基本的におみやげが買いたかったんだけどそれらしいものが買えそうなところは結局見つからなかったので、帰りの空港に賭けてここは退散。

で最終日、仕事と食事会が終わった後、深夜便なのでそのまま空港に向かう。行きのビジネスは良かったなー・・・帰りは狭いエコノミーかなー・・・とげんなりしてたんだけど、特に手続きしてないのに何かの特典でプレミアムエコノミーへ。ありがたや!
こちらも深夜便なのでなんかよくわからない夜食が出てくる。パニーニとクッキーとバナナ。どういう取り合わせなんだろう??
一応、こっちも夜食がオーダーできるから、そばを頼んでみた。まぁ、これもカップめんっぽい感じだけど、不味くはない。
今回時差調整があまりうまく行かず、前日ほとんど眠れなかったせいもあって帰りの便はほとんど記憶がなかった。ビール飲んだりビデオ見たりした最初の2時間と朝食で起こされた最後の2時間以外、(7時間ぐらい)まったくと言っていいほど記憶がない。よく寝ていたらしい。

そして朝食。
到着地のローカルタイムで午前3時に朝食ってのもアレだけど、まぁフライトスケジュール上しかたがない。

というワケで行きも帰りもシートは悪くなかった上に、なんとどっちも隣が空席だったので、隣の人のトイレで起こされるようなこともなく非常に快適な空の旅だった。こんなに快適だったのはどのぐらい振りだろうか。

ただこのフライト、ただでさえ05:00到着というスケジュールで更に早く着いたので04:40には着いてた。ちょこっとのんびりして行きたかったけど正直ほとんどどこの店も開いてなくて・・・
まぁ、それでも羽田の国際線ターミナルはいくつかの飲食店が24時間営業していて、まったく行き場がないってことはなかった。とりあえず軽い朝食とビールを飲んで、その日は(平日だったけど)出社はせずに家でゴロゴロして過ごした。
ともかく無事に帰国できてよかった。めでたしめでたし。

まぁ、仕事の方はそこそこ最低限やってきたつもりでいるので、多分大丈夫だろう。
うまくOKが出ればおいらの手柄だし、ダメならおいらを行かせた上司の責任だから、問題はない(ぉ

Lumia 930: デニムが到来!!

既に書いた通り今回買った930は香港版で、Denimの配信は既に始まっていたワケなんだけど、Developer's Previewの状態にしてあったのでもう少し時間がかかるかと思ってた。

が、この週末に「アップデート来とるでぇ」という表示が出たので、アプデしてみたらDenimだった。

どうやらアップデートの内容はこれらしい。
えーっと・・・

○コルタナちゃんが改良されたっぽい
でも、日本では使えない (_. .)_
いつになったら使えるようになるのだろう・・・?

○Glance Screenも改良されたっぽい
でも、Lumia 930はGlance Screenに対応してない (_. .)_

930はGlance Screen(Quick View)に対応してないってことにセットアップ後に初めて気がついて、ちょっとしょんぼりしてたんだよね。ポケットから出すだけで時間が確認できるの、便利だったんだけど・・・なんとかならないものなのかな(ハード的な制約とも聞いてるから、なんともならんのかもだけど・・・)。

○カメラ周りが改良されたっぽい
おいらイマイチ違いの解らない男 (_. .)_

・・・まぁ、でも、カメラは使ってれば違いが解って来るかな?基本的にカメラ周りはLumiaの強みでもあるし、やっぱこの辺りが強化されたってのはいいことだよね。きっと。

あとはアラームのSnooze Timeが可変になったとか、IEの処理が幾分か早くなったとかは地味にありがたい部分がありそうな気がするかも。

Lumia 930については、上に書いた通りGlance Screenに対応してないことを除けば概ね満足してて、Lumia 920に引き続いてメインのMNO回線で運用してる。まぁ、バイブレーションが壊れてなければまだ920でも運用できた気がするけどねw

ってか、920にもDenim来るんだよね?

いや、それよりも「Windows 10」なのかな・・・?

余談だけど、サブにはMVNOでJollaを、SNSや読書やゲーム(あんまやらないけど)にはデータ専用回線でNexus 7という布陣で10ヵ月程運用してて、環境的には無闇に端末を買おうとしない程度に満足してる。
ただNexus 7 (2013)はスペック的に不満はないけどタッチパネルがアレなので、あまり遠くないうちに買い替えたいなぁ・・・Jolla Ta(以下略

2015/01/24

TinkPad X1 Carbon:Suspend to RAM

前回エントリでTinkPad X1 CarbonにGentoo Linuxをインストールしたワケなんだけど、その時点ではSuspend to RAMがうまく使えなかった(SuspendはするけどReusmeしなかった)。

まぁ、とりあえずHibernateはうまく使えてたからそれで誤魔化してたんだけど、その後もちょくちょく調べていたらようやく原因が判明した。

Bug 1164937 - ThinkPad T540p does not resume from suspend when TPM is enabled but no driver is loaded

上の情報そのものはT540pのものだけど、X1はもちろんX240とかでも同じ現象が起こるらしい。情報によればtpm_tisモジュールがあればいいっぽいワケだけど、手元のカーネルの設定はこうなっていた。
# CONFIG_TCG_TMP is not set
# CONFIG_TCG_TIS is not set
これか!!という事で、
Device Drivers ->
    Character devices ->
 –      <M> TPM Hardware Support ->
            <M> TPM Interface Specification 1.2 Interface
みたいに直してカーネルを再構築し、tpm_tis.koモジュールができてるのを確認した上で再起動。lsmodでtpm_tisが読み込まれているのを確認してSuspend to RAMしたら。。。

ちゃんとResumeした!!!

という事で、電源管理の設定をhibernateからsleepに切り替えた。おかげでフタを開くとすぐそこにGentooの世界が(?)。。。みたいな感じになって便利になったよ!

よかったよかった!

2015/01/14

ThinkPad X1 Carbon 2nd Gen (20A7)にGentooを入れる

一通り動くのに2週間もかかるとは・・・完全に脳が腐っている。

15年程前までは「家ではWindowsなんて使わねーゼ」とばかりに当時持ってたDOS/VなPC(九十九電気オリジナルのデスクトップ、Dynabook SS-R575)にはLinux(多分、SlackwareとかPlamo?)、PC-98にはFreeBSD(98)とかそんなんばっか使ってた。(まぁ、厨二病的な部分もなくはない。中古のSPARCstation LXにRedHat入れたりもしたなぁ・・・ナツカシス)

特にここ6~7年は家でPC-UNIX系を使う機会がめっきり減って、ディストリビューションやシステムの変化についていけなくなってたんだけど、去年の春10年ぶりぐらいに「今時スペック」なPCを買って「さぁLinux入れてやるか!」と思いつつ早半年以上・・・

去年の年末休みに入ってようやく本格的に着手した(おせーよ(笑))。

いや、まぁ、Windowsでもそこそこの環境ができてたし、QippisとかもWindows上のSailfishOS SDKで開発したしね。←と言い訳してみる。

つー訳で、今時はとりあえず「サクっと」Linux Desktopが使えれば良いって話であればUbuntu辺りなのかとも思ったけど、思い切って(?)Gentooにしてみた。
2000年~2005年ぐらいにお世話になっていたディストリビューションで、もはやあの頃どうやって使っていたかあまり良く覚えてない部分も多かったんだけど、幸いにも身近にGentooウィザードがいらっしゃったりしたので随分と助けて頂いた。とてもありがたいことなのであった。

とりあえず、細かい手順は省略(ぉぃ
概ね以下のサイトを参考に、systemdな環境を作ってみた。
他にもたくさんのWebサイトの助けを得た。先人の記録に感謝。
インストール対象は、ThinkPad X1 Carbonの第2世代(20A7)。恥ずかしながら今回これを買うまでUEFI(Unified Extensible Firmware Interface)なんていうものの存在を認知してなくて、購入後1か月ぐらいの頃に「ちょっくらやってみるかー」ってLiveDVDやBootableUSBからインストーラを起動させようとするも、結局起動できるようになるまでに1週間ぐらいかかった(まぁ、仕事忙しかったのもあるけど)。まさに浦島太郎状態!

んでもって、最近の流行はsystemdってことで、まぁ、systemd化するだけならドキュメントに沿って作業すればいいんだけど、OpenRCと勝手が随分違うからその後のセットアップに手間取った。でも、まぁ、基本的には起動用のファイルがあって登録するのは同じなのかな。OpenRCより依存関係(起動の順序的なものとか)がしっかりしてるみたいな感じ?

一通り足回りの設定が済んだらxorg-serverを導入。最近のxorgは手間かかんないねー(と言いつつ結構ハマった)。素のXを起動した時、以前なら白黒ザラザラな背景だったんだけど、真っ黒になる。最初やった時マウスもキーボードも効かなくなってちょっと大変だったw
ともかく、videoのドライバはintelでOK。ポインタ周りはsynapticsを入れないとダメっぽい。

デスクトップ環境はKDE5にしたくて、"layman -a kde"でKDE関係のOverlayを適用して、"@kde-frameworks"、"@kde-plasma"、"sddm-kmc"辺りを導入。

Overlayとかは特に依存関係とかmaskの関係が大変だけど、最近はemergeに"--autounmask-write"なんてオプションを付ければ必要なkeyword、unmask、useを提案してくれる。すげー便利になったもんだ。
ただ、これ、「今まさに入れようとしてる」パッケージに対してバージョン指定で提案されるので、例えばunmaskして入れたパッケージがバージョンアップされる度に調整が必要になる。
入れる時はオプション使って追記すればいいけど、後から"/etc/portage/package.*"の中身を確認・調整しておいた方が良さそうだ。
あと、当然ながらoverlayのパッケージはビルドが通らないケースもままある。自分で調整するとか、入れるバージョンを見直すとか細かいフォローが必要だ。
(しかも最近はUSEフラグにmask/unmaskがあるんだと・・・全然知らんかったwww)

一通り入れて、"systemctl enable sddm.service"とかしとけばとりあえずグラフィカルなログイン画面が起動するようになる。←説明ざっくりし過ぎだろ!www

んでもって日本語入力にはqimsysを導入。
変換エンジンにはanthyを。(他にもGoogle日本語入力のヤツとかが使えるらしい。個人的にはSKKが使いたかったりしなくもないw)
ebuildも公開されてなくはないんだけど作者の人曰く「腐ってる」そうなので、とりあえずソースを取り寄せて自分でbuild&install。
$ git clone git://git.qtquick.me/qimsys.git
$ mkdir qimsys_build
$ cd qimsys_build
$ ../qimsys/configure.rb
$ make
$ su
# make install
# env-update
rubyがインストール済みでない場合「configure.rb」が動かない。「qmake ../qimsys」でもビルドできるけど、バイナリが/binにインストールされたり、本来/usr/shareにあるべきファイルが/shareに置かれたりするので適宜調整が必要かも。(とりあえず、動くんだけどね。)→最新のソースで、一応「qmake ../qimsys」→「make」でも良くなったはず。

あとは、「KDE システム設定」→「起動と終了」→「自動起動」→「プログラムを追加」でqimsysを追加する。それから"~/.bash_profile"辺りに以下の環境変数をセット。
export XMODIFIERS=@im=qimsys
export GTK_IM_MODULE=qimsys
export QT_IM_MODULE=qimsys
これで行けるはずだったんだけど、どうにもブラウザとかで日本語入力ができない。twitterでぼやいてたら以下のコマンドで使えるのでは?とアドバイスを受けた
$ gtk-query-immodule --update-cache
・・・バッチリだった!
IMEの起動は「Alt + `」らしいんだけどちょっとうまくいかず、結局「半角/全角」キーでtoggleしている。

あと、QtCreatorの3.2.2をebuildから入れようとしたんだけどビルドでコケるので、これもソースを取ってきて手動で入れた(Qtライブラリ自体は5.4系をemergeしてある)。

SailfishOS SDKに必要なVirtualBoxはここを参考にさせていただいた。
prototype020.info: SailfishOS SDKをGentoo Linux x64にインストールする
ありがたや。

っつー訳で、そこそこ最低限は使えるものになったが、あともうひとつ。せっかくのノートPCなワケだから、好きな時に使えて好きな時に中断(suspend)したいワケなんだけど、何故かSuspend to RAMがうまくいかない・・・
もともと20A7のタイプにはこれがうまくいかないバグがあったっぽいんだけど、大抵どこのサイトを見ても「BIOSを1.13以上にすればOK」みたいな話にもかかわらず、最終的に1.19まで上げてもちゃんと動く気配がない・・・

動作としては、どうもsuspendはちゃんとしてるみたいで、でも蓋をあけても電源キー押しても他のキーボードを操作してもresumeしない・・・帰ってこれないのである。

とりあえず思い立ってここを参考にSuspend to Diskを動かしてみたら、あらフツーに使えるじゃない・・・???

ってことで、to RAMと比べるとレジュームに時間がかかるのが難点ではあるけど、「シャットダウンするよりはマシ」っていうことで、「蓋を閉じるとHibernateする」設定に変更し、めでたく多少外に持ち出しても大丈夫そうな状態になったとさ(笑)

というワケで去年の年末から作業をスターとして、それなりに動くようになったのは1/12と、なんと2週間もかかってしまったのだ。もともとタコっぽいユーザだったのが輪をかけてタコっぽくなってしまったが、とりあえずWindowsの時と比べてアプリのビルドが早くなったりSailfishOS Emulatorとか機敏になったりしてる気がして、なかなかに快適な気がしてる。
開発環境としてもスタートラインには立ったので、さてこれから何に挑戦しようかな・・・
・・・もちろん、決してはりきったりはしないよ!(ぉ

2015/01/08

Nokia Lumia 930: 買った

えっとね・・・買ったのです。もっと早くに欲しかったのではあるんだけど、資金的な問題もあってなかなか手が出てなかったんだよね。

結構前から時々スリープから復帰した時にバックライトがチラつくのが気になっていた上に、年末にLumia 920のバイブレーションが死んだ(モーター自体は生きてるっぽい音がしてて、時々そこそこ震えるので、偏心の錘(?)が外れてるだけなのかもしれないけど・・・)ので、とりあえずこの正月に1shopmobile.comでの価格が$375にまで下がったことだし「自分宛のお年玉」としてポチったのだ。

いつからかは知らないけど、1shopはAmazon Paymentsを採用していた。昔はPayPalとか使えてたよね??1月3日にオーダーかけたところ、1月5日に発送連絡があり、1月6日に通関して1月7日に手元に来た。仕事はえーな(笑)
ちなみに日本向けの運送業者はヤマトのみだった。最近はEMSとかFedExとかはバッテリ含む物品の海外配送のレギュレーションがキツいみたいだから、そのせいなのかな。倉庫は(前からだっけ?)香港にあって、そっから発送されてるみたい。

箱はちょい平べったい、チョコレートのパッケージみたいな奴だった。
スライドして開けるタイプなんだけど、N9や920の箱みたいにスペる感じじゃないので「箱持ったら滑り落ちる」っていう恐怖感はあまりない。ただ逆に開けるのに力が要るので、外箱の右側がナナメに切ってあって内箱が掴めるようになってる。

中身は至ってシンプル。これはN9や920と同じ。
倉庫が香港だからか、電源アダプタや中のドキュメントは香港仕様っぽい。写真には写ってないけど、香港向けアダプタを日本のコンセントに挿すための変換アダプタも同梱されていた。

早速本体を取り出してみる。
正面は、やはり930の方が一回り大きい。
画面が大きくなって解像度も上がっているワケなんだけど、個人的には920と同じぐらいのサイズにして欲しかったなぁと・・・
でも厚さについては少し薄くなったかな。920の丸っこい感じ(あれはあれで持ちやすいんだけど)と比べてフォルムがシャープになったこともあって、手に持った時は見た目以上に「あ、薄い」っていう感じがした。

920が185g、930が167gと、20グラムも違わないんだけど、ずーっと920を持ってて930に持ち替えるとやっぱ「あ、軽い」って感じ。ずっと930だけ持ってたりJollaから持ち替えたりすると、相変わらず重たいんだけどね(笑)

それから手に持った質感はいいと思った。フチの金属部と背面のマットなボディ(ポリカ?)、今回選んだオレンジはちょっと明るめの鮮やかな感じ。なかなかいい。

ちなみに930はnanoSIMだ。SIMスロットは本体上部。
初回はラベルを引っ張るとトレイが引き出せるんだけど、次回以降は多分スロットの左側にある隙間に爪をひっかけて引き上げる感じなのかな。とりあえず引っ張り上げるとトレイが出てくる。
さて・・・メインのSIMは、GalaxyNexus→Lumia 920の時にmini→microにカットしたんだけど、これを更にnanoにカットせねばならない。いや、docomoショップに行ってnanoサイズに交換してもらうのが一番いいワケだけどさ。

なんにしても取り急ぎ新宿のじゃんぱらでSIMカッターを調達した。
microSIMをminiSIMサイズに変換して(前回miniからカットした残り分をちゃんと取ってあったのでそれに嵌めて)、それをSIMカッターに挿し、深呼吸をしてからおもむろにカット・・・mini→microの時はカットラインが電極部にかからなかったからフツーに樹脂をカットする感じだったんだけど、今回は結構「メリメリメリ」って感じの音がして、ちょいビビった(笑)
かなりバリが出たので、コンビニでカッターを買って削り、なんとか使える状態に。ちょっと不安だったけど、無事に端末でも認識してくれて一安心。良い子(?)はマネしちゃダメだよ!(笑)

さて、電源を入れてみる。基本的にOSはWindowsPhone 8.1のCyanなので、細かいことは省略するけど、ここで一つ楽しみにしていたのは「バックアップ」と「リストア」。
920ではアプリやデータ、SMSをクラウドにバックアップする設定をしておいた。930でMicrosoftアカウントを入力して進めると「"Lumia 920"っていうバックアップがあるよ。リストアする?それともしないでセットアップすすめる?」みたいな状態になるので、当然リストアする方を選択。
ちょい時間がかかる。
基本的な情報(アカウントの設定やインストールされているアプリのリスト)の復元が完了した後、それぞれのアプリが順次インストールされる。多分、全部終わるのに小一時間かかったんじゃないかな。そして結果はこれ。
インストールされてるアプリからタイルの配置までバッチリ復元された!楽ちん楽ちん!!
アカウント周りは再認証が必要だったり、アプリのデータが残るものと残らないものがあったりは若干あるけど、ここまで復元してもらえたらおいら的には言うコトない。

ちなみに見て解る通り、筐体サイズの差以上に画面サイズは大きくなってる。写真じゃわかんないけど、やっぱり見た目には930の方がキレイに表示されてるっぽい。ただその分、端末の下側を保持した時の上(通知バー)までの距離も筐体サイズ差以上に遠くなってて、そのまま片手で操作するのはややツラい・・・ぐぬぬ。
ただ、レスポンスはやっぱり920よりいい気がする。920もモッサリなイメージは全然ないけどね。あとは電池のもちがどうなるか・・・かな。2~3日ならしてから、観察してみるとしよう。

そうそう、920のバックアップからレストアしたところ・・・アレレって感じ(爆)
モデルは930なのに端末名が920になっちゃってる(爆)
多分、920のデータからリストアしたからなんだと思うんだけどね・・・どうなんだろ??

あとは、アレだよね。カメラ周りもかなり進化してるっぽいからそっちも確認してみたいよね。正直画像・画質をレビューする能力はないからエントリ書くかどうかは不明だけど(笑)

っつーワケでLumia 930のレビューとしてはまったく今更なエントリだけど(笑)、とにかく「買ったよ」っていう報告だ。

2015/01/03

明けました!2015年!

明けました。

ま、例年通りはりきらない程度にぼちぼちやっていこう。

年末から年始にかけて、去年の春に買ったThinkPad X1 Carbonに久しぶり(何年ぶりだろう?)Gentoo Linuxをインストールしているのだけれど、休みが残り一日になった今日の時点でまだ 環境が出来上がっていないという・・・知識もだいぶ陳腐化しているし、頭も悪くなっているので随分と手こずっていたりする。ボケ防止のためにぼちぼち続けて行こう(笑)

で、例年通り箱根を(テレビでだけど)見たんだけど、今年はちょっとびっくりの展開だった。青山学院の選手にはすごく失礼な話だけど、正直ここまでの強さを見せてもらえると思ってなかった。初優勝、本当におめでとう!!
1区での展開は駒澤、東洋、明治、青山学院が頭を引っ張って・・・って感じだったんだけど、まぁ順当に東洋・駒沢辺りの鍔迫り合いの展開になるのかなーなんて思って見ていたんだよね。青山はかなり長く本戦に出られてなくて、6年ぐらい前にようやく復活するも最下位。その後5年間シードを守ってはいたけど5~10位の間をウロウロする感じで、ジリジリ強くなってる感じはしてたけど優勝争いをするような印象は正直なかったんだよね(ホント、失礼でごめんなさい)。だから、2~3区で3位争いをしている辺りで、そのまま4~10位の中で推移するだろうぐらいにしか思ってなかった(重ねてごめんなさい)。

脳内の展開が打ち砕かれたのは4区。先頭の駒澤が区間記録を2秒ほど更新した直後、青山のなんと1年生の田村選手がさらにそれを4秒ほど上回る区間新記録で2位に浮上!こりゃーすごい1年生が出てきたな!来年も楽しみだな!とか思ってた矢先の5区で3年生の神野選手(全然かんけーないけど「神野大地」って名前がすごいよね・・・)が76分15秒で駆け抜けた。文化放送のラジオで2代目山の神・柏原氏が興奮しながら「75分台が出てもおかしくない」という趣旨のコメントをしてて、「彼と一緒(のレース)じゃなくて良かったと思いますよ」と言わしめる快走!
コース変更で直接比較はできないけど、若干長くなったはずのコースで2代目山の神が残した76分38秒(だよね?)を大幅に短縮する記録を出し、2位に4分40秒近い差を付けて青山学院を往路優勝に導き、どの新聞も翌日「3代目山の神」と書き立ててた。

どーなっちゃうんだろう?と思った復路も、7区、8区、9区と4年生選手3人が連続で区間記録に迫るタイムで区間賞を取得し、終わってみれば2位に10分40秒ほどの差をつけて圧勝!
これはいつぞや東洋がやっぱり圧勝した時に2位駒澤に9分台後半の差をつけた時を上回る差であり、もちろん全体のタイムも記録更新らしい。

全体の印象からすれば5区の神野選手がすごかったって感じになっちゃうのかもしれないけど、10区間中5区間で区間賞取って、他の区間でも大きなブレーキをかけずに全体のレースを終えられたっていうのは、なんというか「チームが強い」という感じをすごく受けた。すばらしい!青山学院の選手たち、ほんとうにおめでとう!!

2位の駒澤も、5区の馬場選手のトラブルで大ブレーキになり結構な差で往路4位だったのに、そこから巻き返して2位まで浮上。なんというか、あれだけのトラブルを巻き返す力がありながらここ7年も優勝できてないってのは、一体なんなんだろうね。でも、底力がある。強い。5区の馬場選手は低体温症の症状でフラフラになりながらなんとかゴールまでたどり着き、襷をつないだ。「もうちょっとだからがんばれ」という気持ちと「なんかあったらどうするそこで止めてやれ」という気持ちの入り混じった複雑な思いで見てたけど、おいらがそう思うぐらいだから監督はあそこで相当悩んだだろうね。だけどあそこで襷をつなげられたから、この2位という成績がある。とりあえずここは、「がんばったね!」って素直に言ってあげたい。

3位の東洋も、ディフェンディングチャンピオンらしい素晴らしい走りだった。前回大活躍した設楽兄弟を中心とした当時の4年生が抜けた中で、「彼らが居なくても東洋は強い」ってことを感じることができたように思う。ほんとうに、おつかれさま。

その他にも沢山ドラマがあって書ききれないけど、今年も20校+学連選抜の選手のみなさん、および大会スタッフのみなさん、本当におつかれさまでした(ぺこり)。また来年も見るよ。

つーワケで、今年も箱根が終わった。とりあえずこれを書き終わったら、今日$375に値下がりしたばかりのLumia 930を自分へのお年玉としてポチる予定なんだ(ってか、Lumia 920のバイブレーションが死んだのでね・・・)。
他にも買いたいものがなくはないんだけど、なかなか資金難でいろいろは手が出せない。まぁ、そのあたりも含めて、今年も「はりきらない」でのんびりいくとしますかね・・・

という事で、2015年もよろしくです。