2014/10/25

Jolla: Firmware Update 1.1.0.39 (Opt-in Update用のHotfix)

Twitterのタイムライン上で"1.1.0.39"っていうバージョン番号をちらっと見て、Typoだろうと思って気にしてなかったんだけど、実はマジでHotfixが来てたらしい。

[Release Notes] Hotfix for opt-in Update9, version 1.1.0.39

すでにOpt-inでUpdate9を適用してるヒトは、いつもの方法でアップデートができる。

まぁ、「Connectivity ManagerがCustom Provisioned Configsでクラッシュするのを防止する」パッチってことらしい。・・・つまりどういうことなの?(笑)

リソースの和訳してるときも「Provision」とか「Provisioning」とかって単語があったのを覚えてるんだけど、あんま良く分かってないんだよねー・・・でも一部で問題になってたっぽくて、デベロッパーの一人(?)がパッチを供給してくれたらしくて、速攻で採用・対応したっぽい。

Hotfixの内容が良くわってないのはともかく、これがiOSとかWindowsPhoneだったならこんなに早く対応できなかったのかもしれないと思うと、オープンソースの強み的なところでもあるのかもしれないし、現状のJollaの「小回りの良さ」とみることもできるのかもしれないとか思ったりもした。
Androidもオープンソースだけど、会社の規模としてもユーザ数の規模からしても、こんな簡単にちょっと誰かが送ってくれたパッチでいきなりHotifxを配信するなんてことはなさそうな気がするんだけど、実際はどうなのかな?

ま、この調子でサクサクとブラッシュアップしてくれると嬉しいな。がんばれJolla!! ← またその〆かよ(笑)

2014/10/23

Jolla: Firmware Update 1.1.0.38 (人柱版?)

ついにボク達の9月が終わる時が来た・・・!!!

ということで9月52日をもって(現地時間では9月51日なのかな?←どうでもいい)、SailfishOS Update9がリリースされたのだ。

[Release notes] Opt-in upgrade to software version 1.1.0.38 Uitukka

一時は「Update 9は飛ばしてUpdate 10になるよ」とかって話もあったけど、呼び名としては別にUpdate 9で良いっぽい。ただし、今までの番号体系なら"1.0.9.x"になりそうなところだけど、こちらは噂通り"1.1.0.x"になってる。
しかも今回はタイトルにある通り「Opt-in」だと言っている。つまりいつものようにユーザみんなが「SailfishOS Update」からアップデートできる形じゃなく、希望者のみが「オレ、そのアップデート使うぜ!」って言ってUpdateを適用するスタイルになってる。
この辺りの理由として、このアップデートを適用すると1.0.8.x以前のものにロールバックできないこと、システムがメモリ不足状態に対する処理についてもすこし作業が必要、みたいなことを言ってる(と思う。英語、苦手なんだよね・・・)。
要は、沢山の新しい機能はバグフィックスは含まれてるけど、まだ不安定な可能性が残ってる上にそれが顕在化しても元に戻せないから、それ解ってるヒト(いうなればヒトバシラー)だけ対象ねっ(はーと)ってことらしい。

というワケで、リリースノートの記載に従って「update9-opt-in@jolla.com」にメールを送ってみた。いわゆる「空メール」を送ればいいんだけど、From:のアドレスはJollaアカウントのものと同一じゃないとダメよってことらしい。メールを送ってしばらくすると(特にメールによるお知らせとかは何もないけど)、いつもの「SailfishOS Update」の画面から1.1.0.38のアップデートが適用できるようになる。
ここからのアップデートの作業としては、いつもの通り。ドキドキしながら仕上がりを待つ・・・

そして無事にアプデ完了。
この時点で(画面自体は違うけど)上のスクショと比較して解るのは、左上のインジケータの位置。1.0系はpageStack.push()される毎に点がズラズラ並んでいたんだけど、1.1系はいくら深い階層に行っても表示は上の状態のまま。下の階層に居るってことは解るけど、何階層目に居るかは解らなくなった。まぁ、どのぐらい下に居るのか解るというメリットよりも、アレで画面の上部が見づらくなるデメリットの方が大きいということだろう。(実際、どのぐらい下に居るか分かったところであまり意味はなかったしね・・・)

さて、今回のアップデート。更新がありすぎて簡単に書けない(笑)。
多分、システム的に、一番大きいのはQt5.2ベースになったことらしい。なんか以前のメーリングリストのメールとかでは、これに関連してメモリの消費が少なくなったとかって話もあったと思った。全体的に動作が良くなる可能性はあるんじゃないかな。多分。

あとは大量の細かいアップデートともっとたくさんのバグ修正がリリースノートの書いてあるので、興味あるヒトは読んでみるといいよ(ぉ

なんていうか、ざーっと見る限り「ものすごく目新しい」っていう感じはないけど、細かな点をきちんとブラッシュアップして来ました、って感じ。まぁ、見た目にはちょい物足りない感はあるかもだけどね・・・IMAPIdleとか、早く対応して欲しいんだけどなー(笑)

とりあえずインストール済のアプリでは「5.2移行によって動かなくなったもの」ってのはなさそうな感じ。デベロッパー側のメリットは多分SDKが更新されないことにはなー・・・って感じじゃないかな。

あ、とりあえず今のところ変な挙動はないよw

とゆーわけで、新機能系については使っててなんか気が付いたらまとめてみるかもしれない(期待はしちゃダメ)けど、おいらの9月は無事に終わりましたとさ。めでたしめでたし?

2014/10/07

Jolla: 緊急セキュリティアップデート 1.0.8.21

9月にアップデートがリリースされるという噂だったJolla、ぼちぼちとアップデートに関する情報は出ているものの、アップデートそのものは配布されないまま9月37日を迎えている(エントリ執筆時点)。

で、そんな中、唐突に以下の緊急アップデートがリリースされた。

[Release Notes] Security Hotfix for Tahkalampi 1.0.8.21

中身としては、ここ最近話題になった"Shellshock"と呼ばれるbashの脆弱性とNSS/NSPR周りの脆弱性に対するHotfixというコトらしい。
とりあえずいつも通り設定→システム→Sailfish OS Updateを選択して、プルダウンからCheck for Update、準備ができたらもう一度プルダウンからUpdateという手順でアップデート完了。

このタイミングならUpdate 9 (Update 10になるって話もあるけど) に突っ込んじゃえれば良かったのになぁとぼんやり思いつつ、「こいつを先にリリースしちゃうってことは、思った以上に次期Updateが遅れるってことなのかな?」的なことをつぶやいたら、「いや、そーゆーことじゃなくてこれはマジに緊急対応だと思うよ」的なツッコミをもらった。
なるほど。

なんにしても当面の”目に見える”脆弱性は回避されたし、「そういう脆弱性に対するJollaの対応」が垣間見えたアップデートであった、という見方もできるってことだよね。

・・・・・でもおいらは次のアプデを待ってるんだ!あれが来なきゃJollaユーザの9月は終わらないんだぞ!!がんばれJolla!!!←どんな〆やねん・・・