2014/12/31

2014年もいよいよ終わり・・・

ついに2014年も今日が最後。

今年もこのブログのエントリはあまり多くなかった(いろいろ忙しいかったのもあったけど)。ま、「はりきらない」コンセプトなのでこのぐらいでいいのかなw というワケで、毎年恒例の「まったく役に立たない」大晦日エントリだ。

「ちょっ とした出会い」から始まった出来事は丸4年を迎え、今年も一年プライベートでおいらを支えてくれた。すごく、感謝してる(去年も書いた)。仕事の方は、なんだか2回も渡米したりと妙なことになってるけど、まぁ、ぼちぼちやったかな。来年の特に4月ぐらいまではちょっとえらいことになりそうで今からげんなりしてるけど・・・

恒例の(?)今年のTweet数は8200ぐらい。なんか夏にえらくつぶやいてるけど、なんかあったかな??なんにしても今年もくだらないことを沢山吐き出したらしい。

買った端末はNexus 7(2013)とJollaかな。今年は思い切ってThinkPad X1 Carbonを買ったので、それ以上他に回せなかったってのもあるけど、去年同様少なめ。ただ、この年末に来てLumia 920のバイブレーションが逝ってしまわれて・・・とりあえず年明けにはLumia 930を買う予定。来年の夏前にはJolla Tabletが出るはずだけど・・・どうなるかなぁ?ちょっと買えないかも・・・

あと今年はちょっといつもと違う行動をしてみたな。
まずQt Developer Day in Tokyoに参加したこと。こういう類のイベントは90年代の終わりにLinux関係のイベントに行って以来だったけど、なんというか、話がすんなり理解できるレベルのバックグラウンドがないのが残念だったけど、とても楽しかった。
次に、Jolla向けにアプリを作った。リリース以来、トータルダウンロード数690、アクティブインストール数438って状況。一応、それなりにインストールされた形跡はあるけど、どのぐらい使われてるのかは解らない・・・。ただ、そーゆーところに何かをちゃんとアウトプットできたってのは、とりあえずの成果かな。
あとは、ちゃんとQtユーザー会に参加してAdvent Calendarに寄稿した。これもまぁ、いかにも素人っぽいモノではあったけど、穴をあけず期日も守ってアウトプットできたのはよかったのではなかろうか。

なんにしても、調子にのってはりきると途中で息切れして続かなくなるのがオチだから、これからもボチボチと継続していけたらいいな。

というワケで、例年通りの大晦日エントリなのだ。年もネット&リアル共にいろいろなヒトに支えられながらなんとか一年をのりこえた。それに感謝しつつ、去年と同じ台詞で締めくくろう。

今年も残りあと1時間半。
Twitterでフォローしてくれた方々も、この独り言にもなってない駄ブログを読んで下さってる方々も、今年一年ホントにありがとーございました。

2015年もまたはりきらない程度にやってくんで、よろしくお願いしますです。

2014/12/20

Jolla: 緊急セキュリティアップデート 1.1.1.27

昨日1.1.1.26がリリースされたばっかりだけど、今日またhotfixが配信されたっぽい。

[Release notes] Software version 1.1.1.27, Vaarainjärvi

詳細はリリースノートの原文で確認した方がいいと思うけど、昨日のアップデートでデバイスロックの解除コードに英数文字を使うことができるようになってたんだけど、どうやらその機能に問題がある、っていうコトみたい。で、ホリデーシーズンを考慮して、一旦この機能を外すことにしたらしい。

「英数文字を使ってるヒトは、一旦数字のみのロックに戻した上でこのhotfixを受け入れて、Update 11まで待っててくれないかな?」って言ってるのかな。たぶん。

ま、とりあえず削っても問題ない部分だったとはいえ、「2人のユーザから同じ報告を受けた」っていうところからこの対応までのスピード感は評価できるんじゃないかな。「あんなに確認したのに!」って悔しい想いもあるだろうけど。

つーワケで、おいらはhotfix適用完了済。

2014/12/19

Jolla: Firmware Update 1.1.1.26

11月48日付でUpdate 10がリリースされた ;-P

[Release notes] [ON HOLD] Software version 1.1.1.26, Vaarainjärvi

前回 Update 9 はOpt-In方式でベータ的な要素が強かったんだけど、今回はこれをふまえた正式リリースになった。正式リリースなので、もちろん、通常のアップデート操作でアップデートできる。
アップデート実施には1.5GB程の空きスペースが必要らしい。ま、コレにそんなにデータ詰め込んで持ち歩いてるヒト、日本には居ないかもだけど・・・
今回も変更内容が多すぎて全部は紹介できないから「リリースノート見てね」って事で(ぉぃ。

とりあえずアップデート後起動したところ、ロック画面が変化してた。一応落としたりなくしたりした時のためにPINロックをかけているんだけど、以前は緊急通報のボタンが下に出て「タップしてからダイアル」する感じだったと思ったんだけど、この画面からそのまま緊急通報できるようになったっぽい。
JollaのPINロックは5ケタ以上が必要なので、4桁目まであの赤い受話器が表示される。
5ケタ目を入力すると「PINロック用の入力」と判断して、赤い受話器が消えて右下に「Unlock」ボタンが表示される。なるほどね。まぁ、そんなに緊急通報することないとは思うけど、操作ステップが減るのはいいことだ。

あと気が付いたのは、マルチタスクで同時に10個以上のアプリは起動できない(古いものから死んでいく)ように見える。そもそも9個を超えた時点でタスク切り替えができないワケなので9個でもいい気がするんだけどね・・・

それからリリースノートを呼んでいたら、新たに「Sailfish Utilities」っていうJollaアプリがリリースされてた。いつもの「Jolla」カテゴリ内には表示されない(これ書いてる時点では)ので、"Utilities"とかで検索しないと出てこない。
インストール後、アプリのアイコンは出てこず、「設定」→「システム」に「Utilities」という項目ができる。
Dalvik VMの停止・再起動やNetwork Subsystemの再起動、バックアップやキャッシュのクリア等、いくつかのシステム周りの操作ができるようになるらしい。
まぁ、この辺りはほんの一部に過ぎない。

リリースノートを見ればわかる通り、大量の改良がくわえられているし、全体的にメモリハンドリングの効率化やCPUの負荷軽減をしているので、いろいろとレスポンスが良くなることが期待できる。
この先出てくるJolla TabletやSailfishOS 2.0に向けてがんばっているに違いない!!

ってことで、Jollaユーザの長い11月はこれでようやく終わった。
次のアップデートがいつになるかは判らないけど、もーそろそろIMAP Idleとかにも対応してほしいなーほしいなーほしいなー。

・・・ってことで、いつものように〆よう。

「Jollaがんばれ!!!」

2014/12/12

Jolla: Jolla向けアプリ「Qippis」に簡易カメラ機能を追加してみた。

この投稿は"Qt Advent Calendar 2014 - Qiita"の12日目(12/12分)の記事だ。

なんか他のメンバの記事のレベルが高くてアレだけど、とりあえず素人なりに素人っぽいものを書いてみる。Qtの話ってよりJollaの話っぽい感じがするけど、まぁ気にしない。


おいらはホビーヘッポコプログラマだけど、Jolla向けにQippisっていうアプリを作ってみた。
はりきらないひと: Jolla向けのアプリを作ってみた。
簡単に言うと、ビールデータベース"BreweryDB.com"のビューア。
ちゃんとストアで公開してるよ。
ソースはこの辺で公開してある。
http://git.qtquick.me/?p=sailfishos/qippis.git;a=tree
JollaはMeeGo由来の「SailfishOS」で動いていて、全面的にQtが採用されてて、UI周りや標準アプリの大部分がQtQuickで書かれている。あとUI作りを簡便化および一貫化するために"Sailfish Silica"っていうライブラリが用意されていて開発者向けにオープンにされている。

ここで告白すると、おいらはC++なプログラムが書けない(←威張って言うな!ww)。ということでQippisもsubmoduleのtwitter4qmlとそのつなぎ部分を除けば、ほぼQtQuickのみで書かれている。(twitter4qmlはおいらが作ったワケではないからノーカウントw)

ビバ QtQuick !

って事で、今回はQippisに新しい機能を付けた件について書いてみる。

○とりあえずJollaでカメラを使う

Qippisはビール情報をTwitterでシェアできるんだけど、飲んでるビール等の写真を添付するにはギャラリーから写真を選択するしかなかったので、撮影にはカメラアプリを別に起動する必要があった。

ホントはこーゆーのはQippisからカメラアプリを呼び出して・・・みたいな形が望ましいワケだけど、importできるモジュールに限りがあったりしてなかなか難しい(単なる勉強不足とも言う)。そんな中よく見たらQtMultimediaが使ってもいいモジュールのリストに入っていたので、自力で簡易的な撮影→投稿の機能を追加してみることにした。

まず、QtMultimediaを使ってカメラで写真を撮る時の基本的なコードは概ねこれだけ。
import QtQuick 2.0
import Sailfish.Silica 1.0
import QtMultimedia 5.0

Page {
    id: page

    Camera {
        id: camera
    }

    VideoOutput {
        anchors.fill: parent
        source: camera
        focus: visible
        MouseArea {
            anchors.fill: parent
            onClicked: camera.imageCapture.capture()
        }
    }
}
・・・たったこんだけ。
非常にシンプルでわかりやすい。ビューファインダーをタップすると写真が撮れる。撮った写真は端末のデフォルトの保存場所に落ちる。
Androidの場合はSailfish.Silicaの代わりにQtQuick.WindowをimportしてPage{}の代わりにWindow{}を使えばOK(あ、"visible: true"を入れないとダメかな)。WindowsPhone8.1は・・・今のところうまく動かせてない。5.4がリリースされたばかりなので、これからゆっくり確認してみるつもり。

ともあれQippisへの機能追加は、これをベースにした写真撮影用のページを一つ作り、保存された画像ファイルのパスをツイートのパラメータに取り込めば完了。

Σ(゜Д゜) スゲー簡単ジャン!!!

・・・とココまではサクサクだったのに、この後しばらく悩むことになる。

― 悩みその1:『保存される画像の向き』

Jollaのカメラのセンサーは端末の右側を上にして配置されてるっぽい。
つまり端末を左に90度回転させた横向きで写真を撮ると、ファインダーで見た通りの画像が保存される。

端末は基本縦持ちだし、アプリも縦画面のUIしか持ってないし、なによりビールの缶・ボトル・グラス・ジョッキは基本縦長なので、縦向きに撮影・保存したいのに、どうやっても向きが変わらない。

最初はカメラ側の機能で回転させて保存するんだとばかり思っていたから、あーでもないこーでもないといろいろ悩んでたんだけど、結局「画像を回転させて保存する」のではなく、『どっちが上か(撮影方向)の情報を画像ファイルに付与する』のが正解らしい。即ち、
camera.imageCapture.setMetadata("Orientation", 270)
ってな形でメタデータをセットしておけばいいらしい。

ホントは端末の向きに応じてメタデータをセットするのが正しいけど、今回qippisは縦持ち決め打ちすることにしたので、撮影用のページを呼び出した時点で270度に固定するよう設定した。

ちなみにSailfish.SilicaのOrientationは0-4の数値で管理してるっぽいけど、QtMultimediaのは90の倍数(0,90,180,270)で管理してるので、Silicaで得られる値をそのまま突っ込んではいけない。はず。

― 悩みその2:Jolla特有の問題(1)「onImageCapturedがCallされない」

Qtのドキュメントにあるサンプルコードの挙動がJollaとAndroidで違ったのでしばらく悩んでたんだけど、どうやらJollaではCamera.imageCapture.capture()を呼んでもonImageCapturedがうまくCallされない問題があるらしいことがわかった。そのせいでpreviewプロパティもちゃんとセットされないので、サンプルコードのようにpreviewをImage.sourceにツッコむこともできない。

ということで、撮影時にその場で撮ったものを確認するような機能を実装する時は、onImageSavedを使って保存済みの画像ファイルをImage.sourceに持ってく様にするといいっぽい(ってか、それしか手段がなさそうに見える)。
で、qippisはそういう風に実装したんだけど、ここで次の問題に遭遇する。

― 悩みその3:Jolla特有の問題(2)「Image{}でMetadetaのOrientationが反映されない?」

縦持ちで撮影して、ギャラリーで確認する時はちゃんと縦画像になっていて、Twitterに投稿した画像もちゃんと縦画像になっているにも関わらず、Image{}で表示させると横になってしまう・・・
・・・なんでやねん。

いろいろググってみたけど、「(Jollaで)そういう問題がある」ってことしか今のところ判らない。で、今回は上にも書いた通り縦画像で決め打ちだから、Image{}にrotation: 90を指定して無理やり回転させている。本当はメタデータを読みだして、データに合わせて回転させないとダメだけどさ。

― 悩みその4:実装上の問題「High Power Consumption」

とりあえずやりたいことはできるようになったのでJolla HarbourのQAにアプリを投げたら、「High Power Consumptionで受容不可」とのこと。どうやら撮影用のページを開いたままで端末がスリープに入るとmm-qcamera-daemonがアイドル状態にならず、結果としてqippisがActiveの状態を維持してしまうようで、「これだとバッテリのもちに影響しちゃう」ってことらしい。
JollaのQAのヒトはすごく親切で、状態の説明、確認方法(彼/彼女らがテストした方法)を詳しく解説してくれた上で、「I believe releasing the camera in this case can be a good solution to fix this issue.」というアドバイスをくれた。

なんとなく「スリープした時にcamera.stop()、復帰した時にcamera.start()」を呼べばいいというところまではピンと来たけど、肝心の「端末がスリープしてるかどうか」を知る方法が判らない・・・

悩んだ末、JollaのQRコードリーダーである"CodeReader"のソースを参考にさせてもらい、多分この辺だろうと思しきコードを貼り付けてみた。
Connections {
    target: Qt.application
    onActiveChanged: Qt.application.active ? camera.start() : camera.stop()
}
一応、回避できたっぽい感じだったので改めてsubmitしたところ、どうやらこれでOKっぽかった。
Jollaは意外にバッテリの持ちがいい印象なんだけど、こうやってアプリの電力的な挙動も一通り確認してあるんだね。

○そしてできたもの。

ってな感じで、最終的にできたのがコレ。


これを下のようにして呼び出して、tweet用のデータに組み込んでる。
var cameraPicker = pageStack.push(Qt.resolvedUrl("Camera.qml"));
cameraPicker.tookPictureChanged.connect(function() {
    _image = cameraPicker.tookPicture;
    media.push(_image);
});

正直なところ良く言えば「割り切って」、悪く言えば「手を抜いて」って感じではあるんだけど、今回はカメラアプリを作りたかったワケじゃないので、「キレイな写真が撮りたければカメラアプリ使ってね」ってことでOKにしてほしい(笑)

とりあえず「カメラで写真撮って画像ファイルを取得する」のに、へっぽこスキルでも80行強というわずかなコード量で書けているので、これはやはりQtQuickすごいよね(笑)

とゆーことで、Jolla用アプリにカメラ機能を追加してみた話はこれでおしまい。

○最後に

ま、コードの方は見る人が見れば「おまえそれはないだろう」的なものが多いだろうとは思うんだけど、「何かやってみたいけど素人だからなかなか手が出ない」ってヒトにとっては「この程度のスキルでもこのぐらいはやれる」っていういいサンプルになるんじゃなかろーか(ぉぃ

フレームワーク自体が便利なだけじゃなくてQtCreatorっていう強力なIDEもあるし、Qtのコミュニティはこんなレベルでもちゃんと歓迎してくれる温かい人たちで溢れているので、「これからプログラミングはじめます」ってヒトは是非とっかかりにQtを使う&日本Qtユーザー会に参加することおススメするのである。←それっぽく宣伝してみる

さて、肝心のアプリ、ホントなら「みなさんもちょっと試してみてね」って言いたいところなんだけど、残念ながらものすごくマイナーな環境なので簡単にはお試し頂けない。
大半のところはSailfishOS SDKでエミュレータを使えば体験できるけど、今回のカメラのところは実機じゃないと・・・
ってことで、Jollaのスマートフォンは今はかなり値下がりしてるし、来年5月にはタブレットも出るし、なによりQtでアプリを作りやすいから、みなさん1台ずつどうっすかね(笑)


2014/12/08

今年2度目の渡米

3月にテキサス州に行ったばっかなのに、今回はコネチカット州に行く羽目になった。
実は来月も渡米すんじゃないかって話が出ていてちょっとgkbr。

今回の渡米には、Nexus 7用として5月ぐらいにリプトン(@dollipton)さんに教えてもらったReadySIMを使ってココでネタにするつもりだったんだけど、11/09ぐらいに手配したものの未だに手元に来てない・・・オーダーが通ってから「完了(多分出荷?)」の表示になるまでに2週間もかかってたから、今週辺り届くのかもしれない。

現地で買うヒマはなさそうだしどうしたものかと思っていたんだけど、手元にAT&Tの未アクティベートSIMが一枚残ってたので、これをデータ専用プランでアクティベートして持って行った。

電話の方は今回もT-Mobileのプリぺを使ったんだけど、とりあえずJollaに挿してみたら対応Bandの関係で2G接続しかできなかったので、おとなしく国内メイン回線をJollaに挿し(データはローミングしないようにしておいた)T-MoのプリぺはLumia 920へ。
これやると日本に戻った時にテザリングできなくなるからアレなんだけど・・・

今回の目的地Guilford周辺は概ねHSPAかHSPA+、時々EDGEに落ちるって感じ。LTE接続できなかったのは多分Bandが合わないせいだよね?
とりあえず$3/dayなプランのままで
AT&T(Nexus 7)の方は、もともとSIMが3Gにしか対応してない(かなり昔買ったSIM)からHSPA止まりだった。
未だに海外でLTE体験したことないんだよねー・・・

前回は2泊4日だったけど、今回は4泊6日と結構長くて、時差調整的には悪くなかったけどやっぱり3日も出先に詰めて仕事すると疲れるね・・・
しかも今回はあまり飲めなかった(別に飲みに行ってるワケじゃないけど、周りが飲めない&飲まないヒトだらけだったから・・・)から、ちょっと消化不良(ぉぃ

とりあえず今回飲んだもので銘柄がはっきりしてるわりと現地っぽいビールはコレ。
"HARPOON IPA"

IBUは42ぐらいらしい。個人的にIPAの苦さはStone IPAとの比較になる(初めて飲んだIPAがそれだったから)から印象としてはそこまで苦くはないけど、なかなか美味しかった。

仕事の方は、まぁ、とりあえずやるだけやってきた。いろいろ予定外のこともあって消化不良な感じも否めないんだけど、一緒に行ったヒトがかなり頑張ったからそれなりの収穫はあったんじゃないかな。

とりあえず日曜の夕方に日本に戻って月曜の朝から出社してるというなかなかの社畜っぷりなんだけど、やっぱなんか頭のまわりにヴェールがかかってる感じで、通常の3割増しぐらいでぼーっとしてる。今日はテキトーに切り上げて早く寝たいと思う・・・ぐぅ

2014/10/25

Jolla: Firmware Update 1.1.0.39 (Opt-in Update用のHotfix)

Twitterのタイムライン上で"1.1.0.39"っていうバージョン番号をちらっと見て、Typoだろうと思って気にしてなかったんだけど、実はマジでHotfixが来てたらしい。

[Release Notes] Hotfix for opt-in Update9, version 1.1.0.39

すでにOpt-inでUpdate9を適用してるヒトは、いつもの方法でアップデートができる。

まぁ、「Connectivity ManagerがCustom Provisioned Configsでクラッシュするのを防止する」パッチってことらしい。・・・つまりどういうことなの?(笑)

リソースの和訳してるときも「Provision」とか「Provisioning」とかって単語があったのを覚えてるんだけど、あんま良く分かってないんだよねー・・・でも一部で問題になってたっぽくて、デベロッパーの一人(?)がパッチを供給してくれたらしくて、速攻で採用・対応したっぽい。

Hotfixの内容が良くわってないのはともかく、これがiOSとかWindowsPhoneだったならこんなに早く対応できなかったのかもしれないと思うと、オープンソースの強み的なところでもあるのかもしれないし、現状のJollaの「小回りの良さ」とみることもできるのかもしれないとか思ったりもした。
Androidもオープンソースだけど、会社の規模としてもユーザ数の規模からしても、こんな簡単にちょっと誰かが送ってくれたパッチでいきなりHotifxを配信するなんてことはなさそうな気がするんだけど、実際はどうなのかな?

ま、この調子でサクサクとブラッシュアップしてくれると嬉しいな。がんばれJolla!! ← またその〆かよ(笑)

2014/10/23

Jolla: Firmware Update 1.1.0.38 (人柱版?)

ついにボク達の9月が終わる時が来た・・・!!!

ということで9月52日をもって(現地時間では9月51日なのかな?←どうでもいい)、SailfishOS Update9がリリースされたのだ。

[Release notes] Opt-in upgrade to software version 1.1.0.38 Uitukka

一時は「Update 9は飛ばしてUpdate 10になるよ」とかって話もあったけど、呼び名としては別にUpdate 9で良いっぽい。ただし、今までの番号体系なら"1.0.9.x"になりそうなところだけど、こちらは噂通り"1.1.0.x"になってる。
しかも今回はタイトルにある通り「Opt-in」だと言っている。つまりいつものようにユーザみんなが「SailfishOS Update」からアップデートできる形じゃなく、希望者のみが「オレ、そのアップデート使うぜ!」って言ってUpdateを適用するスタイルになってる。
この辺りの理由として、このアップデートを適用すると1.0.8.x以前のものにロールバックできないこと、システムがメモリ不足状態に対する処理についてもすこし作業が必要、みたいなことを言ってる(と思う。英語、苦手なんだよね・・・)。
要は、沢山の新しい機能はバグフィックスは含まれてるけど、まだ不安定な可能性が残ってる上にそれが顕在化しても元に戻せないから、それ解ってるヒト(いうなればヒトバシラー)だけ対象ねっ(はーと)ってことらしい。

というワケで、リリースノートの記載に従って「update9-opt-in@jolla.com」にメールを送ってみた。いわゆる「空メール」を送ればいいんだけど、From:のアドレスはJollaアカウントのものと同一じゃないとダメよってことらしい。メールを送ってしばらくすると(特にメールによるお知らせとかは何もないけど)、いつもの「SailfishOS Update」の画面から1.1.0.38のアップデートが適用できるようになる。
ここからのアップデートの作業としては、いつもの通り。ドキドキしながら仕上がりを待つ・・・

そして無事にアプデ完了。
この時点で(画面自体は違うけど)上のスクショと比較して解るのは、左上のインジケータの位置。1.0系はpageStack.push()される毎に点がズラズラ並んでいたんだけど、1.1系はいくら深い階層に行っても表示は上の状態のまま。下の階層に居るってことは解るけど、何階層目に居るかは解らなくなった。まぁ、どのぐらい下に居るのか解るというメリットよりも、アレで画面の上部が見づらくなるデメリットの方が大きいということだろう。(実際、どのぐらい下に居るか分かったところであまり意味はなかったしね・・・)

さて、今回のアップデート。更新がありすぎて簡単に書けない(笑)。
多分、システム的に、一番大きいのはQt5.2ベースになったことらしい。なんか以前のメーリングリストのメールとかでは、これに関連してメモリの消費が少なくなったとかって話もあったと思った。全体的に動作が良くなる可能性はあるんじゃないかな。多分。

あとは大量の細かいアップデートともっとたくさんのバグ修正がリリースノートの書いてあるので、興味あるヒトは読んでみるといいよ(ぉ

なんていうか、ざーっと見る限り「ものすごく目新しい」っていう感じはないけど、細かな点をきちんとブラッシュアップして来ました、って感じ。まぁ、見た目にはちょい物足りない感はあるかもだけどね・・・IMAPIdleとか、早く対応して欲しいんだけどなー(笑)

とりあえずインストール済のアプリでは「5.2移行によって動かなくなったもの」ってのはなさそうな感じ。デベロッパー側のメリットは多分SDKが更新されないことにはなー・・・って感じじゃないかな。

あ、とりあえず今のところ変な挙動はないよw

とゆーわけで、新機能系については使っててなんか気が付いたらまとめてみるかもしれない(期待はしちゃダメ)けど、おいらの9月は無事に終わりましたとさ。めでたしめでたし?

2014/10/07

Jolla: 緊急セキュリティアップデート 1.0.8.21

9月にアップデートがリリースされるという噂だったJolla、ぼちぼちとアップデートに関する情報は出ているものの、アップデートそのものは配布されないまま9月37日を迎えている(エントリ執筆時点)。

で、そんな中、唐突に以下の緊急アップデートがリリースされた。

[Release Notes] Security Hotfix for Tahkalampi 1.0.8.21

中身としては、ここ最近話題になった"Shellshock"と呼ばれるbashの脆弱性とNSS/NSPR周りの脆弱性に対するHotfixというコトらしい。
とりあえずいつも通り設定→システム→Sailfish OS Updateを選択して、プルダウンからCheck for Update、準備ができたらもう一度プルダウンからUpdateという手順でアップデート完了。

このタイミングならUpdate 9 (Update 10になるって話もあるけど) に突っ込んじゃえれば良かったのになぁとぼんやり思いつつ、「こいつを先にリリースしちゃうってことは、思った以上に次期Updateが遅れるってことなのかな?」的なことをつぶやいたら、「いや、そーゆーことじゃなくてこれはマジに緊急対応だと思うよ」的なツッコミをもらった。
なるほど。

なんにしても当面の”目に見える”脆弱性は回避されたし、「そういう脆弱性に対するJollaの対応」が垣間見えたアップデートであった、という見方もできるってことだよね。

・・・・・でもおいらは次のアプデを待ってるんだ!あれが来なきゃJollaユーザの9月は終わらないんだぞ!!がんばれJolla!!!←どんな〆やねん・・・

2014/09/14

Jolla: LTE接続らしきものについて

6月のエントリでJollaがLTE Band3を掴んでるっぽいって書いた。
なんだけど、「4G優先」の設定で置いといても自然には掴んでくれないっぽいし、一度強制的に4Gを掴ませておいても一旦3Gに落ちると4Gに戻れない状態みたいだった。これはUpdate 8が来ても同様。

なんでだろーなーと思っていたんだけど、8月9日に行われた第4回東京変態端末オフ in 八王子での発表で(おいらは行ってないけど、当日行ってた@ktaros2さんのツイートによると)どうやら3G(WCDMA)に接続した状態からBand3の接続へ直接移行することができない(間に一度Band1に接続しないとダメ)らしいということが・・・

ただ、上の話はあくまでも「遷移」なので、最初からLTEの電波を探しに行く限りにおいてはダイレクトにBand3へ接続しに行けるっぽい感じ(そうじゃないとJollaで4G接続になれる理由が説明できないよね?)。じゃあ、どーやったら「LTEの電波を探しに行く」状態にできるのか・・・そこいらへんがちょい問題。

基本的にはツールやコマンドによって「強制的にLTE接続させる(LTE接続のみを許可する)」方法がある。知ってる限りでは下の3つ。
  1. CSDツール(ダイヤアラを起動して"*#*#310#*#*"で起動)の4G接続テストを使う。
  2. ターミナルからコマンドで強制的にLTE接続を呼び出す(ココを参照)。
  3. 2の方法をアプリ化した"Radio Switcher"ツールを使う。
ただしこの方法、ちと問題がある。
ここ最近「VoLTE」なんてものが話題になってるので知ってるヒトも多いはず(?)だけど、フツーのLTE対応端末だとデータはLTEで流れても通話は3G使ってるのよね。で、強制的に4Gにする方法ってのは基本的に「4G接続のみ」の状態になるらしく、通信できても通話の発着信ができなくなっちゃう。データ専用のSIMで運用してればこれでもOKなんだけど、通話SIM使ってると結構残念な感じになっちゃう。

手元で試した限りでは、docomoとb-mobile(スマホSIM)のSIMだと、「4G優先」に設定した状態でBand3のエリア内で起動(再起動)すると掴んでくれて、この方法だと(いちいち再起動分の時間を待つことになるけど)発着信可能な状態で4G接続してくれる。
ただ、どっちにしても一旦3Gに落ちると(遷移する経路であるBand1に対応してないので)自力で4Gに復帰することはできいっぽい。

ちなみに前者(強制接続)の場合は、4G接続が確立した後「設定」→「システム」→「モバイルネットワーク」→「ネットワークモード」を一旦「2G」にしてから「4G優先」に戻してあげると、発着信が可能になる。が、やっぱりちとめんどくさいよねぇ・・・

そんなことをふと思いながら上の2のコマンドの情報を見ていたら、接続の設定に"any"ってのがあるんだけど?みたいな情報があった。コメントの部分からリンクをたどってドキュメントを読んでみると、まぁ要するにその時接続可能なものを自動的にチョイスしてくれると、って話。

・・・まてよ?もしかしたら強制接続の後ちゃんと「any」に設定変更しておけば、発着信とかも可能になるんじゃないの??と思って、何度かコマンドによる切り替えをしてみたら、どうやらちゃんと動きそうな雰囲気。試しながら「多分、そうなんじゃないかなー」とTwitterで呟いてたら、@atmosfereさんから「その通りになるっぽいよー」という声もかけて頂いた。
なるほどイケそーじゃん?
さぁ、あとはこれを実現するには・・・上で紹介したRadioSwitcherで4Gを呼び出した後にanyに切り替えるコマンドを追加すりゃーいいんじゃね?ってことでいろいろ調べて試してみた。
RadioSwicherのソースは以下で公開されてた。

GitHub: RadioSwitcher

よく見るとPull Requestで同じ問題(アプリで4Gに切り替えると発着信できなくなる)を指摘してパッチが送られてるんだけど、このパッチでは日本での接続問題は解決しない感じだった。あと、このツールの作者はJollaのファームが正式に4G接続に対応したことで、「このツールの意味はなくなった」としてそれ以上の作業を停止しているようなので、パッチも放り出されたままっぽい。

とはいえ、少々いじれば動くとこまでは確認したんだけど・・・
4Gのあとanyにすると当然電波状況によっては3Gに落ちる。4G設定のままなのに3Gに落ちちゃってて、そこから設定を切り替えようとすると一旦(すでに3G接続されてるのに)3G接続に切り替えてから4Gに変えないといけない。なんかいまいちだよなあ?

多分、そもそも
  • 国内は2G(GSM)に対応してないので、2Gに切り替える機能は要らない。
  • 発着信さえできれば4Gからわざわざ3Gに切り替える必要性はあまりない。
  • つまり、現在どっちに接続してるのかを表示する機能と、4Gへ切り替えるスイッチさえあればOK。
ってことだよね?
というワケで、ほとんどの部分をRadioSwitcherからパクって来てを参考にしてツールを作ってみた。

harour-lte-switcher-0.1-1.armv7hl.rpm

手元ではうまく動いてるっぽいんだけどね。
端末が壊れるようなことはないはずだけど、これ使えば必ず4G接続できるとか、その後ちゃんと発着信するとかはなんも保障できないので、使おうなんていう奇特なヒトが居たらその辺りはよろしくね(ハート)。
発着信は、発信の方はほぼうまくいってる気がするんだけど、着信の方はタイミングによってはうまく行かない感じがする。理由はよくわからないけど、ネットワークへのレジストとかの問題なのかなぁ・・・?

Jollaを国内でちゃんと「電話」として使いたいなら、おとなしく3G優先にして4Gはあきらめるのが吉な気がするけど、万が一使ってみて面白いとか便利とかあったら教えてくださいな(笑)

2014/08/05

Lumia 920: WindowsPhone 8.1 Update Developer's Preview !!

ということで、WP8.1のUpdate(Update 1?)がDeveloper's Previewで降ってきたっぽい。
バージョンは"8.10.14147.180"になるらしい。スタート画面のフォルダー作成とか、SMS周りの機能の向上とかが含まれるとか書いてあるんだけど、詳細はここにまとまってるっぽい。

Blogging Windows - Windows Phone 8.1 Update brings Cortana to new markets + new features

ということを、こちらのブログに教えていただいた。

kazuakix の日記 - Windows Phone 8.1 Update 1 が降ってきているらしいですよ

スタート画面のフォルダの件は既に(アプリをインストールすれば)実現できていたワケだけど、今回はそのフォルダ作成がAndroidとかと同じように「アイコンを重ねるだけでグルーピングできる」ようになっている。しかもフォルダの中に放り込まれたヤツも、フォルダアイコン上でライブタイルが動くっぽい(日本語変だな・・・まぁいいか)。
・・・まぁ、個人的にはあんまスタート画面にフォルダ作らないからアレだけど。

あとはWindows 8.1の方のストアはすでにライブタイル化されてたワケだけど、Windows Phoneの方もライブタイル化されたっぽい。(今までは違ったよね?)

その他、XBox Musicのなんか改良(ぉぃ)、(上の通り)SMS Merge & Forwardingの追加、コルタナの対応国の追加(でも日本はまだ)とかそんな感じ。あと、VPNの機能も強化されたっていうか、プロトコルの選択肢が増えたらしい。最近はVPNも使ってないからアレだけどね・・・

っつーワケで、個人的にはそんなに「これ便利っ」って飛びつく要素はないけど、更にじわじわブラッシュアップされてる感はあるよねぇ。Windows Mobileの時代とは大違いなワケで・・・

実際手元では920がメイン端末なワケで、日頃活躍をしてくれている。
電池のもちも悪くないし、ちゃんとメールがプッシュ配信だし(あんま来ないけど)。

でもそれでも・・・Lumia 930のオレンジが欲しいなぁw
これを書いている時点で某1shopmobileにて$545也。
一昔前なら即決してたところだけど、そこは今は(あの頃よりは)円安な時代なので・・・もうひと押し値段が下がってくれることを祈っているのである。

2014/07/30

Jolla向けのアプリを作ってみた。

なんと・・・
JollaのApp Storeに・・・
公開されてしまったのだ・・・
名前は「Qippis」。フィンランド語の乾杯(Kippis)から文字ってみた。
BreweryDBっていうオープンなビール情報のデータベースを使って、ビールの情報を検索したり、Twitterでそれを紹介したり・・・ってことができるアプリ。残念ながら日本のビールの登録は少ないんだけど、まぁ、日本のJollaユーザも少ないから今のところ許しておくれwww

とりあえずソースはココ
http://git.qtquick.me/?p=sailfishos/qippis.git

どこにでもいるおっさんが完全にホビーで作ったアプリだし、基本的に「俺得アプリ」の類だから、あんまり実用的でもないしソースも汚いけど、なんかこうしたらいいとかここがおかしいってところがあったら・・・勝手に直してくれると嬉しい(ぉぃ


もともとJollaを買った理由は、まぁいくつかあったんだ。

まぁ細かくあれやこれや言えばそれなりに出てくるんだけど、一つは単純に新しいガジェットを買っていじってみたかったってこと。まぁなにせあのNokiaからスピンアウトした会社が最初に作った端末ってことで、ある範囲の人たちにとって話題には事欠かなかったしね。

で、もう一つの理由が、今回のお題。つまり、まぁ、とりあえずなんか作ってみっかーって話。

いろいろ説明すると長くなるけど、Nokia N9の時にとあるTwitterクライアントの小さな「プラグイン」がうまく動かない事案があって、作ったヒトとやりとりしてる間に「直してみてよ!」っていう話になったのがきっかけ。(N9のTwitterクライアントって書いた時点で特定されたも同じだけどなw)
その後API 1.1対応とかでほんのちょっとしたバグとかをいくつか修正させてもらった程度だったんだけど、もう十数年ぶりにある程度真面目にコードを読んで修正して・・・コードをいじること自体もちょっと楽しかったし、最終的に「おー、動くよーになったよ!」ってなるのもなかなか楽しかった。
おっさんになったおいらは頭が腐ってきてるので、何ヵ所かダメ出しされて「あーなるほどー」と思ったところもあったしね。

んで、まぁ、ちゃんとしたアウトプットが出せるかどうかは別にして老化防止も兼ねてなんかやってみっかなー・・・ってところだったんだけど、その頃にはもはやN9向けの開発ってのはもう先がない状態だった。(Nokia謹製のQtSDKだっていつまで手に入るかわかんないし、全体的にはQt5にシフトしつつあった(N9はQt4ね)し・・・)

だったらAndroidなりiOSなりWP向けに何かを・・・って選択肢はあったんだろーけど、「Qtが動く」っていうよりも「ベースがQt」ってところで、まぁ「それならJollaにしてみよー」ってところがあった。

「デスクトップアプリ」?うーん・・・自由度が高すぎて逆にどうしていいか解らなくなるんだ。おっさんだから。ある程度制約があったり使えるパーツが少ない方がやりやすいこともあると思うよ。まぁ、あくまでもおいらの場合、だけどね。

とりあえず、あんま複雑なものを目指してハードルを上げると自分自身が萎えちゃって(最近、あんま根性ないのよ・・・)耐えられそうにないから、自分の趣味と「身の丈」を考えてBreweryDB.comを使ってビールを検索するぐらいから始めるかはじめるかーって感じになった。
つまり・・・
  1. ビールの名前で検索
  2. 検索したビールの詳細を確認
  3. 飲んだことあるビールとかの意味でリストに保存
  4. 今飲んでるビールをツイート
と、まぁ、そのぐらいできたらアプリっぽく見えるかなー・・・って感じ。
今年の4月ぐらいからボチボチいろいろ試してきたんだけど、ある程度まとまったところで@kenya888さんが上のリポジトリを用意してくれたので、6月ぐらいからソース公開でおっさんなりにやってみた。フツーなら「がんばった」って書くところだけど、そこはほら、はりきらないことがコンセプトだから(笑)

先週末にharbour.jolla.comからQAに投げて、自前のModuleのネーミングルールと、一か所バグ(というか動作がおかしいところ)を見つけてもらって、それを修正して投げたところ・・・とりあえず「おっけー」って言ってもらえたww

まぁ、実は真面目にBreweryDBのアプリとしてやろうとすると年間$60ぐらいかかっちゃうので、そこは割り切って「使いたい人が自分で(無料の)API Keyを取得してね」って形になってる・・・そのおかげでさっそくストアのレビューには「レジストレーション?ダメダメよ!」みたいなのが投げられてるw
まぁ、おいらのDescriptionが足りてないってこともあるから、今度もうちょい拡充しよう。。。

なにがともあれ、ストアに上げるところまで行ったってのは、いつも中途半端なおいらにしては上出来←自分でいうな!ww

2014/07/28

Nokia Con in Japan 2014に参加してみた。

このイベントが「Come Back Nokia to Japan」とかって言われてて、その2回目が開催された頃ぐらいから、毎年Ustで眺めてたんだよね。
ちょうどNokia N9を買った後で、でもあの時には既にNokiaがMeeGoから手を引くことが決まってて・・・とかまぁそんな状況じゃなかったかな。

で、眺めること数年・・・
ついに自分の足でここに来た・・・・・"Nokia Con in Japan 2014"
いやぁ、ここに来るまでに何年かかっただろうか←大袈裟

会場となったビルの下についたところでちょうどビル内への誘導が始まったんで、以外にすんなり会場内へ。今日はJolla Tシャツを着て行ったんだけど、さっそくエレベータ内で「おぉ、Jolla Tシャツですか!」と声をかけられてちょっぴり恥ずかしい感じだった///

受付で初「生・山根博士」を見て「おー」と心の中でひとり感心しながら名札をもらって貼り付ける。
参加準備完了!

講演開始まで間があったから、予告で案内されてたタッチアンドトライの方を見てみる。
歴代のコミュニケータシリーズ。
 某Expansysから提供されたLumiaシリーズのタッチ&トライ。
 歴戦のNoka勇者達w。
そして最新の「Lumia 930」を軽く触ってみた。
そんなにゆっくりは触れなかったけど、すっきりとしていて好印象。レスポンスもいい。メイン端末としてはこのデザインで(縦横だけでも)もう一回り小さい端末が欲しいところだけど・・・
・・・やっぱ欲しいね。うん。Expansysで週末セールってことで安くなってるところだけど、他の店舗含めてわりと早く値段が下がってる印象があるから、様子を見ながら、でも多分買っちゃうんじゃないかな。うん。

っつーわけで、いよいよ講演開始。

  1. Nokiaは今どうなっているのか(@palmdraさん)
  2. 「新しいLumia」にもう出会いましたか?(@jiminynseriesさん)
  3. Windows Phone 8.1 と Windows 8.1 のイイ関係(@shinoblogaviさん)
  4. NOKIAよ永遠に(@hkyamaneさん)
  5. 座談会

他の参加者の方々が結構たくさん記事にしてるからおいらはもうあんまり細かいこと書かないけど(←単にめんどくさいだけw)、ピードラさんの話は相変わらず興味深かったし、じみにーさんの話は、一応WP8.1ユーザとして端末を使っているにもかかわらず以外に知らないTIPSが結構あったりした。

そしてまさかの日本Microsoftの中の人、高橋忍さんの講演。講演慣れしてる感じで、結構話そのものも面白かった。おいら失礼ながらこの人のことあまり良く知らなかったんだけど、結構有名な人なのね。WP7系の端末がWP8系でアップデートできなかった理由とか、WP8から8.1で内部的にどう変わったのかとか、そして題名通りWin8.1との関係とか、非常に興味深い話だった。この内容から行けば、現行のWP8系の端末は(そのまま行けば)WP9にアップデートできる・・・可能性が高そうだ。
あとね、「WP8.1になったことで、WindowsとWindowsPhoneのアプリはコードの9割が共通化できる」みたいな話。9割ってマジなの?それすごくない?
QtDDの時でもQt使ったソフトウェアでいろんな画面サイズとかで動かす時のコード共通性ってそこまでは高くないような話だったように思ったけど・・・(あれはUIに限定しての話だったのかな?)
なんにしても、その先は「OSを一本化する」みたいな話も出てたと思うから、楽しみにしてていいのかな。

そして大トリは携帯研究家の山根さん。随所に研究家らしい見解や興味深い分析を語ってくれつつ、最後はやはり「愛」で〆るという・・・
もうなんていうか、ある意味すばらしい(笑)!!

確か基本的に講演は全部Ustで録画してあるっぽいので、当日行けなかった人やリアルタイムでUst見られなかった人たちは是非見てみるといいよ。

この後座談会を経て、最後は大じゃんけん大会。
残念ながらじゃんけんはあんまり強くないのでレアなところはゲットできなかったけど、今回はちょっと書くのをためらうぐらいの景品が出てきてて、なかなかすごかった。うん。すごかったとしか言えないww

まぁ、あとはじみにーさんを労いつつ、ピードラさんにご挨拶しつつ、NokiaイベントなのにJollaのことを語りつつ、あっという間に半日が終わってしまったのであった。

とゆーわけで・・・

スタッフのみなさん、講演者の方々、会場貸して下さってるアスキーメディアワークスさん、タッチアンドトライ用の端末とか景品の一部を出して下さったExpansysさん、ほんとーに一日おつかれさまでした!!たのしかったっす!来年もあったら・・・また行けるように努力してみるっす!!

でもやっぱその前に、Lumiaの正式な国内リリースイベントとかができたりするとうれしいんだけどね・・・関係者の皆々様方、ぜひがんばって欲しい!!!

2014/07/15

Jolla: Web Shortcut機能のBug?

いや、そもそも機能を表す名称として「Web Shortcut」ってのが正しいかどうかよくわかんないけど・・・

直前のVer. 1.0.8.19に関するエントリーで「Webショートカットが消せない」って書いた奴は、どうやらショートカットを作る際のタイトル(Title)に特定の記号が入ってると発生する現象っぽい感じがする。

現象発見のきっかけになったのはこれ。
1.0.8.19のリリースノートのページをショートカットとして追加したんだけど、どうもタイトルの先頭にある"[Release notes]"の"[ ]"がいけないらしい。
もともと"[ ]"の入ってないページのショートカットを作るところでTitleに"[ ]"を追加してやると、見事に(?)消せなくなる。先頭でなくても、文字列中にこれが含まれるとダメ。試してないけど、おそらく"( )"とかもダメなんじゃないかな。こういうのは入力時にチェックかけるべきなんだと思うけど、今のところユーザ側で登録時に回避するしかなさそう。

ちなみに貼ってしまった後の対処方法としては、"/home/nemo/.config/lipstick/applications.menu"を編集して該当する行を削除し、"/home/nemo/.local/share/applications/"の下にある該当ファイルを削除すれば消せるっぽい。(該当ファイルを消せば"applications.menu"は自動的に更新されるっぽい。[2014/07/16修正])
 ".config"も".local"も、PCにUSB接続して端末側を「PC接続」のモードにするとPC側からファイルにアクセスできちゃうので、端末のターミナルとかDeveloperモードでsshとかじゃなくても割と簡単に編集できると思う。

・・・一応"together.jolla.com"にレポートしてみたけど、どーなるかな。とりあえず次期バージョンではこの辺り修正されてることを祈ってる。

<追記 2014/07/16>
対処方法としてapplications.menuの修正は不要で、"/home/nemo/.local/share/applications/"の下にある該当ファイルを消すだけでいいっぽい。

[bug] Specific web shortcuts in launcher can not be deleted.

確かにファイルを消すとリスト自体も(自動で)修正されてた。
返事くれたひとありがとー!
</追記 2014/07/16>

がんばれJolla!

Jolla: Firmware Update 1.0.8.19

先月の時点で「7月にアプデ出すよ!」と言っていたのが、7/14付で出た。

[Release notes] Software version 1.0.8.19, Tahkalampi

前回アップデートでOSアップデートは「About product (製品情報)」画面から独立したので、今回からは[Settings (設定)]→[System (システム)]→[Sailfish OS update]からアップデートの確認/実施をするようになっている。

アップデートのやりかた自体は大きくは変わらない。[Sailfish OS update] の画面のプルダウンメニューからアップデートの確認をし、アップデートできることが確認できるとこのメニューが「ダウンロード」になり、ダウンロードが完了するとアップデートを実施するメニューに変化する。
要はプルダウンメニュー(は常に一項目しか表示されないので)を3回選択すればアプデが始まる。

今回のアプデも結構盛りだくさんで、ひとつひとつを書いてるときりがない(という理由にして気になったところだけを書きたい)ので、気になったところだけ書いてみる。詳細は上のリリースノートへのリンクをたどってくれたまえ(誰に言ってるんだ?)
  • チュートリアルアプリがアップデート
    上下左右のスワイプと左右のフリックみたいな「UI上の基本操作」のみのチュートリアルから、N9の時のようにロック画面、ランチャー画面等の紹介が加わってもう少し「このスマートフォンの使い方」的なイメージになってきた。
  • タスクマネージャ上のアンドロイドアプリが1アプリ1ウインドウになった
    今までは複数のアンドロイドアプリを立ち上げていても、実行環境自体を一つのアプリとして1つのウインドウで扱ってたんだけど、ちゃんとそれぞれ立ち上がってるアプリが独立してタスクマネージャに表示されるようになった。
    だがしかし、実行環境上から畳まずにSailfishOSのタスクマネージャから直接アプリをkillした場合、モノによってか場合によってかうまく殺せなくてゾンビみたいにタスクマネージャに居残るケースが(少なくとも手元では)見られた。
    最近は知らないけど、Androidアプリを(Play storeでもYandexでも)ストアアプリ経由でインストールしてSailfishOSのランチャー画面から削除すると、ストアアプリ側からはアンインストールされたことがうまく認識できなくて齟齬が出る、みたいなことがあったりもしたから、この辺りはもうちょい煮詰めるかある段階で捨てちゃうかしないとダメなんじゃないかなー ← 言いたい放題
  • メールアカウントの同期設定が、アカウント毎にできるようになった以前はアカウントの種類毎にしかできなかったから、複数のメールアカウントを設定してると全部同じ設定で同期してたものが、「このメールアカウントは5分毎、このメールアカウントは手動のみ」みたいな選択設定ができるようになった。あとメールの署名も全メールアカウント共通だったのが、アカウント毎に署名を設定できるようになった。
    ・・・あとはやっぱりIMAP Idleに早く対応して欲しいなぁ・・・
  • ランチャー画面にWebSiteへのショートカットが貼れるようになった
    N9でも同様の機能があったと記憶してる。ブラウザでお目当てのサイトを開いた状態からタブ切り替え(下部中央のボタン)をタップし、タブ&ブックマークの画面からプルダウンメニューで[Add to launcher]を選択すると、アクティブタブのWebSiteへのショートカットがランチャーに張り付けられる。
まぁ、試したのはこのぐらい。
あとは細々変更されてるんだけど・・・なんか今手元でランチャーに張ったWebショートカットが消せない・・・バグなのかなぁ?それともなんか別の要因だろうか・・・ちょい確認中。

メールの署名とか同期設定がアカウント毎にやれるようになったのはありがたい。
リリースノートに「コネクティビティの向上」ってあるんだけど、LTE<=>3Gの移行回りが治ったりしてるのかな???まだ試してないからわからない・・・
なんにしてもますます便利になることを期待してるよ、Jollaさん!

2014/07/08

Jolla: 3rd Party製 The Other Half (その2)

前回Funky Other HalfのTOHを買ってみたんだけど、まぁ3Dプリンタから出したままって感じだったし、加工精度的にはこんなもんなんだろーなーって状況だった。
ワイヤレス充電についてはちょっと追加検証できてなくって・・・って感じの状況のままここに至ってるワケなんだけど、Jolla関係でいろいろググってるうちにこんなのに出くわした。

The Other Side

同じく3Dプリンタでの加工品で、Shapewaysから買えるらしい。

Shapeways: The Other Side for Jolla phone

Funky Other Halfとそんな変わらんかなーとも思ったんだけど、見てみると結構ちゃんとしてるっぽく見える。すくなくとも打ち出したママって感じではなくて、純正に近い形状になってるように見えた。
送料あわせても2,000円しない感じの値段だったので、一個所望してみることにした。

受注発注的に作ってるのか、注文から発送まで1週間ぐらい待たされた感じがした。値段は$16.35/個に送料が$2.85ということで合計$19.2(1,956円)也。発送はUPS。

とゆーワケで届いた。
中身は・・・
シンプルにTOHが一枚。

とりあえず確認。おもて。
うら。
左側(画像で言えば下側の中央からやや右側)の突起(TOH検出用のスイッチを押す部分)もちゃんと作りこまれている(Funky Other Halfでは加工されていない)。

前回のFunky Other Halfと比較して、仕上がりは表面仕上げを除けば形状・軽さ等が純正に近く、この時点では好印象。




特に端末の上下部分のラウンド加工もちゃんとされているし、やっぱりやや薄い。
ここまでは「いい感じじゃね?」と思ってた。

が、しかし・・・
んー・・・はめた感じがゆるゆる。ちょっと心もとないっす。
そして端末の下側(画面左側)がちょい浮いてるっす・・・
今回も加工精度的には「うーん」な感じだった・・・でもFunky Other Halfと比べると仕上がりは悪くない感じ。頑張ってはいるんじゃないかな。何枚かまとめて買えば、一枚ぐらいはピッタリ行くのがありそうな気がする(ぉぃ

やっぱ真面目に他の常用できるTOHが欲しいのであれば、純正品とかちゃんとしたところがリリースしたものを入手するのが一番なんだろーと思う。
あとはJollaがもっとバカスカ売れてこーゆーパーツの需要が高まれば、ちゃんと金型から精度よく作った3rd Party製のTOHが出始めるだろうから、「布教してこい!」って感じかなww

次TOH買う時は、サブディスプレイ付きとかソーラーパネル付きみたいな、もっともっとヒトバシラーした奴を買ってみたいなぁww

2014/06/30

Jolla: LTE Band3を掴んでるっぽい?

それは突然だった。

JollaでBand3を掴んだという@ktaros2さんのツイートに、日本Jolla端末ユーザ会(妄想)に激震が走った(ぉぃ

ひとしきりワクワクした後、心を落ち着けてダイアラーから"*#*#310#*#*"でCSDツールを呼び出して4Gの接続テストをしてみると・・・
あらいやだつながるじゃないの!

接続が確認できた場所は以前にもCSDツールで接続確認したことがある場所で、その時はいくら試しても接続できなかったのに・・・という状態だったので、「あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!この間まで諦めかけてたJollaの日本でのBand3接続が、今みたらフツーに掴んでるんだ!な… 何を言ってるのか わからねーと思うがおれも何をされたのかわからなかった…」ってな感じだった。

なんで突然接続できるよーになったのかよく解らないんだけど、直前でVoLTEがサービスインしたので、これが関係してるんじゃないのかな・・・という憶測もあるワケだけど、まぁ正直そんなことはどーでもいい。4G接続できないと死ぬワケじゃないけど、つながるとやっぱりうれしい。

SpeedTestはできてないけど、ブラウザの読み込みとかが随分早くなる感じがするから、おそらくはちゃんとLTEで接続できてるんだと思われる。

ただ、今のところは3G接続状態からBand3のエリアに来ても4Gに切り替わってくれる様子はなく、4G接続した状態で移動をかけると時々3Gにも落ちず4Gの再接続もできない状態になってることがある(要するに圏外の状態になる)。@ktaros2さんの話では「4Gから3Gはスムーズに落ちてた」ってことだったんだけど、おいらのとは何が違うんだろうか・・・?

まぁ、でも、とりあえず日本の(docomoの)Band3は掴むっぽいことが判った。多分、Jolla側もLTEをアクティブにしたばっかだから、インフラ側の整備と端末のアップデートが進んでいけば、少なくとも東名阪辺りはフツーに4Gで運用できるのかもね。

でも、もうそろそろ「次の端末」って話が出てきてるから、次期端末はできればBand1にも対応してほしいなぁ・・・

でも、Band3のエリア内に居て、SailfishOSに興味があるっていう危篤奇特なヒトは、端末価格が随分安くなってきてるから入手してみてもいいんじゃないかな。
Jolla本家からは相変わらず日本向けに直販してくれないみたいだけどここでなら日本からも買うことができるらしいよ。誰か買ってみてレポートしてくれるとうれしいなぁ(ぉぃ

2014/06/17

Jolla: Firmware Update 1.0.7.16

ものすごくエントリにする時期を逸してるけど、一応書いてみる。
「書くタイミング」としては今更感満載だけど、今回のアプデは結構大きな変更になったと思う。

アップデートの方法は、いつも通り設定>システム>製品情報からプルダウンメニューでアップデートの確認をして・・・って感じ。今更書かなくてもって感じなので省略。

アップデートの詳細は下のリンクを見るのがいい。

[Release notes] Software version 1.0.7.16, Saapunki

主なところは
  • 4G(LTE)が使えるようになった
  • アプリケーションランチャーでフォルダが使えるようになった
  • ロックスクリーンからのプルダウンメニューがカスタマイズできるようになった。
  • OSアップデート専用のメニューが追加された
その他、ブラウザ周りがブラッシュアップされたり、CalDAVアカウントが追加できるようになったり、Googleの連絡先との同期が双方向になったりと細々変更が加えらえてる。

4G(LTE)は、残念ながら今のところ国内で掴んだって情報は見たことない(おれが見てないだけかもしれないけど)。Band 3に対応してるって噂だったから、Band 3のエリアになってそうな新宿駅周辺で電波を探して歩き回ったけど、いまのところ接続は確認できてない・・・まぁ、つながらなかったらつながらなかったでしかたないんだけどね。(そもそもBand 3対応ってオフィシャルな発表になってたっけ・・・?そこもちょと気になるよね・・・)

ランチャのフォルダ対応は、AndroidやN9と同じ(iPhoneもそう?)でアイコンを掴んで別の(同じグループにしたい)アイコンに重ねるとフォルダの形になる。ちょっぴりコツが要る感じだけど、まぁ操作的にはフツー。個人的にはそれほど魅力ある機能ではないけど、インストールしたアプリが全部並んじゃうタイプのランチャーだから、アプリがたくさん増えて画面がごちゃごちゃしてくれば活用の場があるかもしれん。

プルダウンメニューがカスタマイズできるのは、ユーザによっては一番アクセスしやすいメニューだから活用されそうな気がするけど、おいらはPINロック使ってるからあんまり活躍しないんだよなー・・・うむー・・・

あとは、細々したバグが修正されている他、Androidアプリ対応の部分で「ストアアプリがアンインストールできる」ようにもなったっぽい。Playストアアプリを入れて動かすのにRuntimeは入れたいけどYandexストアアプリは邪魔、みたいな場合には、ちゃんとアンインストールできるらしい。
それはそれでいいんじゃないかな・・・

と、まぁ、これだけ書いちゃうとおいらにとってあんまりメリットのないアップデートみたいに見えちゃうけど、まぁ、バグが修正されて動きが多少良くなってる気がするから、それはそれでOKなんじゃないかな・・・

次のアップデートは7月だよ、って言ってた気がするから、次に何がくるのか楽しみにしていよう。
個人的にはImap Idle対応が来てほしいな・・・

2014/06/12

Jolla: [注意]日本語リソースのインストールについて

注意!っていう程のことじゃなくて、前回のエントリで書いたことで一部修正があって本文を変更したので、まぁ、そのアナウンス。(kenya888さん、連絡ありがとーございました!!)

<初回エントリ 2014/03/31>
でも、パッケージに収められているHOWTO_jaでは以下のように書いてある。
この方法は一見楽でよいですが、後述のOpenReposを使用する方法に比べ署名されていないため、ファイルの改竄を検出できません。ご注意ください。またアンインストールがコマンドからしか行えません。ご注意ください。
ってことで、まぁ個人的にはこれでも全然OKなんだけど、同じくHOWTO_jaに「これがお勧め」っていう方法が書いてあったので、そっちでやってみた。一応、HOWTO_jaの中の「2.4 OpenReposのリポジトリを使用したインストール(Warehouse)」の方も読んでね。
</初回エントリ 2014/03/31>

当初はOpenReposを使うとリポジトリの署名が有効になるんで、改竄されると検出されるから安心よ、って思われてたんだけど、あとからこの情報が違ってたってことがわかったみたい。で、HOWTO_jaは下のような形で記載修正されてる。

http://cr.qtquick.me/#/c/811/2/HOWTO_ja

セキュリティ面からみればどれ使っても同じ、っていう結論になると思うんだけど、Webから拾ったパッケージをそのまま入れちゃうと「アンインストールがコマンドからしかできない」ってこともあるみたいだし、インストール後の管理(修正版へのアップデート等)もOpenRepos使った方が比較的楽だから、そっちのがおすすめなことには違いないっす。

なんで、とりあえず下のよーに修正してるっす。

<更新エントリ 2014/06/12>
でも、パッケージに収められているHOWTO_jaでは「2.4 OpenReposのリポジトリを使用したインストール(Warehouse)」の方が「簡単でおすすめの方法です。」とされているので、そっちを紹介。
</更新エントリ 2014/06/12>

まぁ、単純に旧エントリを修正するだけでもよかったんだけど、内容的にちょっと注意が要るかと思ったから、簡単に紹介エントリ。
そもそも公式にサポートされてるパッケージじゃないから、みんな「自己責任だよ」ってところは変わりないけどね。
ってことで、みなさんごちゅーいください!

2014/05/27

Jolla: スクリーンプロテクタ

とりあえず、米アマゾンでJolla用の液晶保護シートを買ってみた。

Vikuiti DQCM30 Screen Protector for Jolla

これ買った時、実はD-Flectorshieldってのが$0.1/1枚と激安だったんだけど、日本に送ると送料が4000円ぐらいっていう見積もりで、上の奴は送料込でも1800円ぐらいだったからこっちにした。

だいたい1週間ぐらいで到着。
なんかサイトの写真とパッケージが違うけど、ちゃんとJolla用だって書いてある。

中身はこんなのが一枚入ってる。
もちろん、ピッタリサイズ。両面に保護フィルムが貼ってあるタイプね。

とりあえず貼ってみた。
今時の「後からでも空気が抜けやすい」タイプではないっぽく、結構入った気泡が抜けなくて・・・
と思っていたんだけど、写真を見ての通り結構キレイになった。
どうやらその場でキレイに抜けちゃうタイプではなく、後から徐々に抜けちゃうタイプなのかもしれない。基本的にアンチグレアが好きなので今回はアンチグレアタイプ。

日本国内では(通販含めて)売ってるところがないから、アマゾンUSとかアマゾンUKぐらいしか手がない感じだけど、このフィルムは悪くなかったと思うな。同じブランドのグレアタイプもあるっぽかったから、まぁ、とりあえず「悪くない」とだけは書いておく(笑)

2014/05/20

Qt Developer Day in Tokyo 2014 に行ってきた!

「Qt」っていうフレームワークは、Zaurus SL-B500を手に入れた頃からの付き合いではあるんだけど、基本的にはそのアウトプットを利用する側の人間なんで、あんま自分でこれ自体をどうこうとは思ってなかったってのが正直なとこなんだよね。

でも、まぁ、Nokia N9を手に入れた後、Qtベースのオープンソースなアプリがたくさんあって、そこからの縁で自分でも少しいじってみよーかなー・・・って感じで、多少なりともそーゆーコミュニティの人達と知り合って、んでもってまぁJollaも買ったことだしと・・・

そんな流れの中で、2年半振り(?)なんだそうだけど、"Qt Developer Day"が日本で開催されるってことになったそうなので、とりあえずプログラマでもなんでもないけど行ってみるだけ行ってみた(笑)
会場が開くか開かないかっていうタイミングで入口に着いて、どーしよーかなーと思っていたら@task_jpさんに遭遇して、「じゃあ行きましょう」と・・・(笑)
入口で受付やってたんだけど、なんかね、「名刺を2枚頂戴致します」って言われて渡したら、登録者の一覧を打ち出した紙みて、一生懸命探すのね・・・そこは、ほら、そーゆー集まりなんだから、もちょっと何とかしようよwww
実は結局その場では名前が見つけられなかったんだけど、後ろが閊えてたから「探しときます」的な状態になって先に通してもらったんだよねwww

で、受付でパンフとプログラム、そして記念品の「Tシャツ」をもらった。
思ったよりも地味な感じだけど、それだけに普段着ててもあんま問題なさそうな感じ(ぇ

で、とりあえず「会場の準備が整うまで展示ブース見ててね」みたいな話だったのでウロウロしてたら・・・一番奥にありました。
今後のために用意したというテーブルクロスの緑が眩しい!

他にもDigia含め数社が展示をしてた。ある会社のパネルを見ると、明らかに病院にある「患者モニタ」の画面が移ったプロダクトの写真が・・・QtでUIを組んだ医療機器があるってことなのかなぁ。まぁ、ありそうではあるけど、実際には「Qtで作ってるよ」ってのはまだ見たことがない・・・

上に書いた通りの受付対応だから、開始時刻の10:00をちょい回ったところで「始まりの時間なんだけどレジストレーションに手間取ってるから、もう少し待ってね」みたいな案内が・・・ま、でもそんなに遅れずにプログラムスタート。

午前中はいわゆる「キーノート」。
写真は客が入りきる前のものなので結構開いてるように見えるけど、実はもっと盛況だった。
まぁ、基本的には「Qtのこれまでとこれから」みたいなところがテーマになった話なんだけど、たぶんこのイベントのためにそうしたんだと思うんだけど、今日付けでQt 5.3がリリースされたらしい。
んで、まぁ、オーバービューとして「5.3にはこんなんが加わったんだよ!みんな一緒にQtで開発してハッピーになろうよ!」的な話がされてたように思う。「Qtはみんなの開発を助けるために作られたし、これからもみんなの開発を助けるために発展し続けるよ!」と。

ちなみに、海外からのスピーカーはみんな英語でプレゼンやる訳だけど、なんとちゃんと同時通訳がついてた!すげーな!!
これが同時通訳用のレシーバ。

で、とりあえず昼食。
このミーティング自体は参加料は無料だったんだけど、なんとお昼はお弁当付きだった!
お弁当を食べながら、この時間を使って日本Qtユーザ会主催のLT大会があった。
4名程の方々が今やっていること、Qtについて言いたいことなどを発表してくださってた。ちなみに写真は@hermit4さんの「Qtおやつ部活動報告」の発表風景。

で、午後のセッションはテーマ毎に分かれてのテクニカルトラック。おいらは一番初心者向けの「エッセンシャル1」に参加してみた。
写真は、今回「これだけは聴こう」と心に決めていた@takumiasakiさんの「Qt Quickの紹介」。
全体的には、ツール(QtCreator)の紹介から始まって「こんなに簡単に、こんなに便利に、いろんな開発ができますよー」みたいな感じの話。
実際、QtCreatorはIDEとしては強力な統合環境で、コード書くところからコンパイル、デプロイ、デバッグまでをかなり便利にこなすことができる。そしてUIデザイン部分のコーディングのハードルを下げるために作られた(って理解したんだけど)QtQuickは、単純にUIだけじゃなくてデータを取り扱うための「Model」とかも持ってて、簡単なアプリならこれだけで書けちゃうんじゃないの?ってぐらい強力なツールに見える。特に最後のセッションで紹介されたQtQuick Control辺りまで来ると、本当にそう思えてくる。

思えてくるんだけど・・・ライブコーディングでどんどん組まれていくプログラムを眺めつつ、やっぱこりゃ本当に何かを作りたいならC++書けないとダメだなっていうのも、つくづく感じた。やっぱQtQuickはあくまでもUI側を強力にサポートするツールなんであって、きちんとバックエンド作れないとダメだよなー・・・と・・・

まぁ、どのみち大したスキルがある訳でもないおっさんの「ハードルが高いなぁ」という嘆きはともかくとして、それでもある意味魔法のようにサラサラっと書いたものが目に見えて動くみたいなのはなかなか面白いものではあったよ。うん。

で、おいらみたいな堕落したおっさんにはやっぱ相応にハードル高いと思わせる部分があるにせよ、Qtのパワーみたいなものは感じたし、もっともっと使う人が増えてくれるといいなぁと思った次第。

ちなみに、上でちょっと触れた「Qtおやつ部」は、なんと発表だけでなく成果物もちゃんと配布していた!
ちゃっかり頂いてきましたよ!
うまかった(笑)

おいらは特に貢献できそうなものはなかったけど、とりあえずユーザ会の展示ブースにこっそり(?)Jolla端末を置いてみた。それなりに興味をもった人は居たっぽい。
あ、あと戦利品(?)として、FireAlpacaのパンフ、ステッカー、缶バッジの3点セットを頂いた。缶バッジはラスイチだったんだけど、もらってよかったのかなぁ・・・←いまさら

ま、とゆー訳で、なんとなく楽しい一日だった。
これまでTwitter上でしか知らなかった日本Qtユーザー会の人達の一部を生で見ることもできたし、時間とかの関係で懇親会までは出なかったけど、そのうち飲みにでも行けるといいなぁ。

ちなみに一番下になっちゃったけど、日本Qtユーザー会は日本のQtのコミュニティで、今回QtDDが日本で開催されるに至った経緯においても「日本にはすばらしいQtコミュニティがある」と言わしめた団体だ。

日本Qtユーザー会

関東地区は毎月「勉強会」を開催してるし、関西や名古屋でも「勉強会」が開催されてる。
初心者も歓迎ということらしいので、これからプログラミングを勉強したいとかなんかとにかくやってみたいみたいな人は、上のリンクから情報を辿って勉強会とかに出てみるといい。
おやつ目当てでもいいらしいけど、その辺りはどうなんだろうか(笑)

なにがともあれ、一日無事に終了して、めでたしめでたし。次はいつ日本に来るのかしら。

みなさん、おつかれさまでした!!!