2016/10/21

Jolla: Firmware Update 2.0.4.14 (2nd Early access update)

2.0.4系2回目のEarly access update
[release notes] 2.0.4/Fiskarsinjoki
リリースノートによると微細なバグ修正ってことらしい。
Jolla Tabletを2.0.4系にした後、バッテリのもちがものすごく良くなった気がするんだけど、気のせいかなぁ??
リリースノートで機内モード時にバッテリ消耗が激しくなるのを修正ってあったけど、なんか関係あるのかしら??

2016/10/13

LINE Notifyを使ってみた。

なんか「LINE Notify」とかいうサービスがあるらしい。
LINE Notify
今のところオフィシャルにはGitHubやIFTTTと連動できるらしい。

まぁ、他のPush通知サービス(Pushalot、Pushover、Pushbulletとか)でもいいのかもしれないけど、LINEは流行りだし、通知を受けるためだけに他のアプリを入れなくて済むし、なんかLINEグループ宛にメッセージを発行してくれるっぽいから複数人で同じ通知を受けたい時にはこっちの方がいいのかもしれない。

ドキュメントはここ

LINEアカウントでログインしてマイページに行くと「トークンを発行する」というボタンがあるので、これをクリックしてアクセストークンを発行できる。

APIはいくつかあるんだけど、まぁ自分で使うとしたらなんか自前のPC上のサービスが死んだ時とか、あるいは某海外端末通販サイトの某端末の価格情報を監視して値段が改訂される度に知らせてくれとかその程度なので、通知API以外を使うことはないだろう。

とりあえずドキュメントに書いてある一番簡単なサンプルはこんな感じ。

curl
curl -X POST -H 'Authorization: Bearer <access_token>' -F "message=foobar" https://notify-api.line.me/api/notify
ふむ。これはこれでいいんだけど、まぁ、フツーにPerlとかRubyのサンプル欲しいよなー・・・と思ったから書いてみた。

perl
use LWP::UserAgent;

LWP::UserAgent->new()->post("https://notify-api.line.me/api/notify",[        "message" => "foobar"    ],    "Authorization" => "Bearer <access_token>");

ruby
require "net/https"

url = URI.parse("https://notify-api.line.me/api/notify")
req = Net::HTTP::Post.new(url.path)
req['Authorization'] = "Bearer <access_token>"
req.set_form_data({
   :message => "foobar"
})
res = Net::HTTP.new(url.host, url.port)
res.use_ssl = true
res.verify_mode = OpenSSL::SSL::VERIFY_PEER
res.start {|http| http.request(req) }
まぁ、こんな感じで動くっぽい。

自分で使う分にはまぁこんなもんだろ(ぉ

Sailfish OS関連の日本語情報

改めて「Sailfish OS?なにそれおいしいの?」ってところから話をすると、とりあえずJolla Ltd. (Jolla Oy)が開発してるモバイルOSだよってことになるのかな。
ヨーラ - Wikipedia
どなたが書かれたのかは存じませんが、結構詳しく書いてある。
詳しく書いてあるんだけど、実際Sailfish OSなデバイスを使ってる/使いたいヒト達が使う上で知りたいことってコレじゃないよね(笑)

ってことで、またしても日本Jollaコミュニティ界の星、世界中のコミュニティメンバがその名を知っていると言われている(?)@kenya888さんが用意してくれた日本のユーザのための情報サイトがコレだ。
Jolla/Sailfish OS情報まとめ
コミュニティベースでやれる範囲での活動な訳だから鮮度/確度を保証することはできないし、そもそもまだまだ情報不足な面もある訳だけど、ボチボチいろんな情報を収集・追加してるところだ。

とある記事でJollaのスタッフが語った内容からすればSailfish OS端末が日本市場に直接投入されることは当面ない話ではあるんだけど、前回エントリで書いた通り少なくともシステムの対応言語として日本語を取り入れる環境が提供されている。

という訳で前回は「環境が用意された」っていう紹介だけしたんだけど、とりあえず上のまとめサイトに実際のローカライゼーションツールを使う部分について簡単なドキュメントを用意した。
Sailfish OS Localization - Jolla/Sailfish OS情報まとめ
つー訳で、デバイス持ってるヒトも持ってないヒトもSailfish OSに興味のあるヒトはぜひこのまとめサイトを訪れてみていただきたい。
多分ローカライズが一番敷居が低いしユーザへの利益が大きいところなので、まずはここから協力してもらえるとありがたい。
それなりに技術のあるヒトには、アプリ開発やアップストリーム開発に挑戦してもらえるとうれしいし、ハードが好きなヒトはポーティングとかに挑戦してみるとおもしろいかもしれないよ。

ちなみに何度も言うけどUI周りのFrameworkとしてQtを採用しているので、モバイルで使うQtに興味があるヒトもぜひ飛び込んでみるといいよ。
今年はAqua Fishがリリースされたことで日本でSailfish OS端末を入手するのが劇的に楽になったしね!

そーゆーわけで、みんなよろしく!(何

2016/10/06

Sailfish OS のローカライゼーション

Jolla PhoneをはじめとしたSailfish OSデバイスはリリース範囲が限定されてるから、UIの対応言語も限られてた。

が、まぁ、UIはQtベースな訳で、qmファイルさえ用意できればローカライゼーションは比較的簡単にできることから、@kenya888さんが中心になって(というか@kenya888さんが)transifexに翻訳プロジェクトを立ち上げて国内ユーザベースでローカライゼーションパッケージを用意して使っていた。

このプロジェクトには他のネイティヴでサポートされていない言語を使いたい人たちもこれに乗っかって、transifexのプロジェクトは登録された言語だけで50ヶ国語、まぁだいたい半分ぐら以上翻訳されてる言語だけ数えても14ヶ国語ぐらいある状態にまでなった。

一方でJollaはコミュニティベースのローカライゼーションツールを公開するに至り、自分たちの手の足りない部分を強力してもらおうとばかりにいろいろな部分をオープンにし始めた。

で、最近になってようやくこのローカライゼーションツールにも「日本語」が追加されて、オフィシャルなリソースで日本語対応できる道筋が立った。
Sailfish OS Localization: Japanese Community
コーディネーターにはTransifexのプロジェクトを立ち上げた@kenya888さんが選定されている。ツール関連の情報は以下のサイトにかかれている。
Translate the OS
もしくは、JollaがCommunity向けに行ったWebセミナー(Webinar)がコレ。
Webinar: Sailfish OS Community Translation Tool (Pootle)
どっちも、まぁ、英語だから、そのうち日本語の情報を用意した方がいいのかなぁ・・・?
とりあえず使い方はTransifexとそんなに変わんない印象。

とりあえず今対象となってるリソースは2.0.5系なのかな?
ここで翻訳されたリソースは一定の手順/サイクルを経て取り込まれてくような感じに見える(言語パッケージとして別提供されるようにはみえないけど、どうやって配布するのかな?まだちゃんと読んでない(笑))。

いずれにしてもまだまだ翻訳終わってないリソースがたくさんあるから、これ読んでる日本語が分かるみなさんはやく応援よろしくお願いしますです。

Jolla: Firmware Update 2.0.4.13 (Early access update)

Phone(C)、Tablet共にアップデートが来た。
[release notes] 2.0.4/Fiskarsinjoki
2.0.3.xはスキップされたっぽい。

Aqua Fish向けというラベルのついた変更が入ってるんだけど、Aqua FishもEarly Access受け取れるんだっけ?確認できなくない??(笑)
ちなみに手元のAqua Fishには更新来てない。

ざーっとリリースノートを眺める限りあまり大きな機能追加はないっぽいけど、標準アプリ含めて細々とした使い勝手の向上、機能の追加等が行われているっぽい。

リリースノートの冒頭で「もっと更新頻度を上げて行きたい」みたいなことが書かれてる(OSのライセンス事業とかがうまく動き出したのかな?)ので、今後の更新に期待したい。