2017/06/25

買った: GPD Pocket

一部で大絶賛されたGPD WINに続き、UMPCとして大きく注目を集めたGPD Pocket。
Indiegogoでのファウンディングはわずか7時間で目標額を達成し、ほぼONスケジュールで予定通り6月中に手元に届いた。
箱を開けてみる。
はいはいさらにぱっかーん。
右が本体。左上がACアダプタで、左下がType-C = Type-CなUSBケーブル。
更に本体の下に取説とスクリーンプロテクタが同梱されていた。

取説は3ヶ国語で、ちゃんと日本語が入ってた。まぁ、取説つっても最低限のスペックとか外観の説明とかがあるだけだけど(笑)
ACアダプタはもちろん日本のプラグに対応してるんだけど、ちゃんとPSEマークも付いてる。

そして本体。



結構ピッタリ作ってある。
裏面手前部分。ちゃんと技適通過している。

とりあえず開いてみる。
かなりコンパクトでキーボードが変則。
まぁ、キーの変則性は前々から分かっていた話だし、それなりに使う人側の慣れを要求するものではあるけど、個人的にはフツーの文字入力の範囲ならなんとかなる感じはする。ただ記号類がそもそもどこに配置されているのかってキーもいくらかあるから、もう少し慣れは必要。

あと熱の事がいろいろ言われてて、まぁそりゃそこそこパワフルなものをこれだけコンパクトにしたら熱出るだろうって話だけど、すくなくともキーボード側はそれほど熱くならない感じ。背面はそこそこ熱くなる(そりゃまぁ使い方によるけど)んだけど、比較的放熱性は良いっぽく、サスペンドしてちょっと置いとくとすぐに冷える感じがする。
ただ、電源切るなりサスペンドするなりした状態で充電すると、まぁ、充電してる間熱くなるのは分かるんだけど、もう満充電になってるはずの時間帯でもやっぱり熱をもったまま。もしかしたら満充電になっても自動では充電回路切らないのかな?なんか注意が必要なのかも。

それから、あちこちで初期不良の話が出ていて、キーボード周りとか「蓋を閉じかけるとスリープするけど完全に閉じると起きる」みたいな現象が多数報告されてるけど、比較的当たりを引いたらしくとりあえず大丈夫っぽい。
記事にはしなかったけどこれ系はその前に買ったAzpen A1160(RemixOS)がキーボードトラブルで返金になったところなので、まぁその分ツイてたってことなのかな(笑)

さて、全体的にはいい感じなんだけど、起動の時のBusy Indicator(正しい名称はしらないけど、ぐるぐる回る輪っか)が画面右側に出てくる。普通のWindowsだと下だよね?
という前フリをしておいて、とりあえずGPD WINの方でも話題になってたと思ったんだけど、基本このデバイスのディスプレイは「縦長」方向がデフォルトっぽい(タブレット系のデバイスの流用なんだとか)。

なので、BIOS画面はこんな風になる。
上の起動の時のロゴは、無理やり横向きのロゴを表示させているだけっぽい。

なので、購入後初回のセットアップの時はちゃんと横向き画面で操作できるんだけど、一旦リセットすると縦画面でのセットアップを余儀なくされる(笑)
ポインタの向きが90度ズレるからマウスカーソルを使う時に若干困るんだけど、まぁ、タッチパネルが効くし、スクリーンキーボードも使えるから、縦に持ってタブレット風にセットアップを進めてもいいのかもしれない(笑)
セットアップし終わっても画面は勝手に回転してくれないので、最終起動後に「Windowsの設定→システム→ディスプレイ」のところから画面の「向き」を設定する必要がある。

とまぁ、とりあえず一晩イジったところなんだけど・・・
比較的作りは悪くない(ガタがあるとかそういうこともない)感じだし、このサイズ感のマシンとしてはパワーもある方だと思うし、とりあえずしばらく持ち歩いてあげようと思う。いずれ情報が揃ったらOSは入れ替えちゃうかもだけどw

あ、でも一つだけ罠が待っていて、付属のスクリーンプロテクタ、「1(リア側)」と「2(フロント側)」の表示が間違ってて、「1剥がして・・・画面に張り付けて・・・あれれ???」ってなった(笑)

あ、そうそう、スクリーンプロテクタで思い出した。
まぁ、見れば分かるんだけど、上の方が角のRが大きい。画面に合わせてみれば分かる話なんだけど、上下にはご注意を。

さて、どこに持っていこうかな。