2013/01/27

Nokia Lumia 920: 結局買った

買っちゃった。
あー買ったともさ。
Nokia端末第二段にして初Windows Phone。

というワケでつべこべ言わずに開封してみる。
まぁ、だいたいこんな包装だよね。
開けてみる。
んー・・・最近のNokiaっぽい箱(って、まだ2台しか買ってないだろ!→オレ)
んで、まぁ、引き出し式なので引き出してみる。
じゃじゃーん!
ついにお目見え!Lumia 920!!
本体を取り出すと、下にSIMトレイを引き出すためのピンが入ってた。
その他諸々取り出すと、下みたいな感じ。
まぁ、シンプルなセットだよね。

でもやっぱ最初の印象は、覚悟はしてたけど、デカいww
なんか写真では若干Galaxy Nexusの方が(表面積が)大きいっぽく見えるんだけど、やっぱ一回りLumia 920の方が大きい感じ。

大きいねぇ・・・うん。

とりあえず充電してから、明日にでも弄ってみよう・・・と思ってたんだけど、QiでもUSBでも充電を始めたところで電源がONになってしまう・・・どうやら電源OFFのまま充電ってできないのかな??
なんか設定開始の画面のまま放っとくのもイヤだなぁと思い、とりあえずServersMan SIMをmicroSIMで入手してあるので、これを差して一通り立ち上げてみる。

SIMトレイは上部。
小さな穴があいている所にさっきのピンを挿し入れて「えいっ」と押せばトレイが出てくる。
これを引き出して、SIMをセットして挿し込めばOK。

で、あらためて起動してみる。
「get started」をタップすると、言語選択が出てくる。ドキドキしながらスクロールして行くと・・・
あった!!!日本語、あった!!!知ってたけど、やっぱ嬉しい!!!
早速日本語を選択してNext!
で、これでOKを選択すると、再起動される。
再起動後は原則日本語で設定画面が推移していく。
細かい設定は後でするつもりだから、とりあえずサクサクっと次へ進めて、設定も推奨、アカウントも後で設定するって状態にして、いざ起動!!
いやー、来ましたねー。
直前のところでAccessPoint云々と言われたのは、多分SIMの問題。ってことで、APN回りの設定に行ってみる。
とりあえずこの画面を右から左へフリックするとメニューが出てくる。
下に下がって「設定」って項目を選択。そこでまた下にスクロールすると、「access point」っていう項目がある。
選択できるaccess pointがない。
で、「add」を押してAPN設定を追加してやる。
まぁ、この辺りはAndroidとかも同じ。このSIMはMMSが使えないので、MMS周りの設定はしない。すると保存時に「MMSの設定してないけどいい?」って聞かれるのでOKしとく。
最後に追加したAPN設定をタップして「active」にすればOK。これで一応通信できる。はず。
ちゃんと左上にアンテナマークと「H」が表示されてるからOKだと思う。
あとはちゃんと充電してから少しずつ設定してみるよ。
カメラとかも使ってみたいしね。

乞うご期待!?

2013/01/15

dynabook AZ: lubuntu-12.10とqtcreator

別にそんなちゃんとデベロッパーしようとか思ってなくて・・・
QtにはLinuxZaurusの時代にお世話になっていた(!?)ワケだけど、Nokia N9を買ったことで再びいろいろと身近な話題になったワケで、そうしたらSoftwareDesignの2013年1月号にQt Quickの記事が載って、なんかおもしろそーだなとまたつまみ食い的に遊んでる次第。

そんな中でふとTwitter上でarmな環境で開発云々なんて話があって、「そりゃー最初からキーボードの付いてるdynabook AZが最強だろーよ」とかワケのわからんことを考えたワケだけど、QtCreatorをAndroid上で動かす技量があるワケでもなく(ビルドは試みたけどどうにもならず)、「てっとりばやく動かすにはubuntu化だよね」と思ったので、久しぶりにaznyanにubuntuを入れてみることにした。

ARM/TEGRA/AC100 - Ubuntu Wiki

久々に上のサイトを訪ねてみたら、前回エントリ書いた頃(もう一年以上前だ・・・)は11.10だったのが、12.04(ubuntu)と12.10(lubuntu)になってる。ほうほう。
というワケで、lubuntuの方を選択して入れてみた。

インストールの方法自体は以前と変わらないので省略。
起動してみたらさすがにlubuntuってことなのか、11.10入れてみた頃に比べるとすごく軽快。もちろん、フツーのPCに比べれば「快適」っていうレベルにはならないワケだけど、それにしたってそれなりに使えるレベルで動いてくれる。結構進化してるじゃない!?

インストール後にやったのはとりあえず無線LANの設定と、「スタート」→「設定」→「言語サポート」を立ち上げて、日本語周りのインストール。とりあえず日本語の環境は整った。

さて、次に「apt-get update」したら、なんか「ハッシュサムが適合しません」とか言われてなんか良くない感じ。なんだろーと思ってたら、Wikiの方に以下のコマンドを実行して再度apt-get updateしろと書いてあった。

> sudo rm /var/lib/apt/lists/* /var/lib/apt/lists/partial/*

まぁ、要するキャッシュを消せって話なのかね。上を実行後apt-get updateしたら、以後変なことは言われなくなったので、まずはapt-get upgradeして最新の状態へ。次に「apt-get install lxde」してデスクトップをLXDEに変更した。
さて、ここでよくある問題はLXDEには標準で電源管理アプリがないので、蓋閉じてもサスペンドしてくれなかったりと結構面倒。あと、lxkeymapでキーマップの設定を変更したりしても、再起動した時に元にもどっちゃう。困ったもんだ。

まずは「スタート」→「設定」→「Lxkeymap」を起動して、キーマップを日本語へ変更。
次に「~/.Xmodmap」を以下の内容で作成。
keycode 234 = Escape
keycode 81 = backslash bar
keycode 84 = backslash underscore
次にターミナルから「sudo vi /etc/xdg/lxsession/LXDE/autostart」して、以下の3行を追加
@lxkeymap -a
@xmodmap /home/helicalgear/.Xmodmap
@xfce4-power-manager
で、再起動すると日本語キーマップが有効になって、xfce4の電源管理が使えるようになる。あとは「スタート」→「設定」→「電源管理」で、いろいろと都合のいいように設定すればOK。

あとそれから、「スタート」→「設定」→「ソフトウェアソース」を起動して「追加のドライバー」のタグを開いて「NVIDIA binary Xorg driver for Tegra2 (ventana) GPUs.」を選択して適用すれば、NVIDIAドライバをインストールしてくれる。これもインストール後は再起動すればいいみたい。

次になんとなくアレだったのはswapの設定。12.04以降っぽいんだけど、zramなswapが標準でONになっていて、いろいろと妙な感じ。まずはこいつをDisableにする。ターミナルから「sudo vi /etc/init/zram-config.con」を開く。で、4行目ぐらいにある以下の記述を変更する。
[変更前] start on runlevel [2345]
[変更後] start on runlevel []
再起動するとzramなswapを作らなくなる。
で、代わりにちゃんとしたswapを設定する。方法としては以下の3つかな。

  1. 内臓ストレージにswapfileを作って、swapを設定する。
  2. SDカードにswapパーティションを切って、swapを設定する。
  3. SDカードにswapfileを作って、swapを設定する。

ただ1は内臓ストレージの寿命を縮めるのでパス。動作速度的には2が良さそうなんだけど、これもSDカードの寿命の問題でパス(多分、そうだよね?)。で3を選択した。(もっとも、2と3はSD Cardを挿しっぱなしにしないといけないけど・・・まぁ、いいよね。)

2GBの場合で、[user]と[SD Card]は実際のpathで適宜読み替え


> dd if=/dev/zero of=/media/[user]/[SD Card]/swapfile bs=1024K count=2048
> sudo mkswap /media/[user]/[SD Card]/swapfile
これでswapfileができる。あとは、以下のコマンドを。
> sudo swapon /media/[user]/[SD Card]/swapfile
これで2GBのswapが確保できた。あとはこれを起動時に自動で追加するようにすればいいんだけど、SDカードのマウントのタイミングなのか、fstabに記載してもrc.localに記載してもうまく起動時にswaponしてくれない・・・とりあえず今は起動後、手動でswaponしてる。ここは要検討。

さて、これでようやく一通り環境ができたんで、いよいよqtcreatorを入れてみる。導入は簡単。
> sudo apt-get install qtcreator
あとは必要なものを全部入れてくれる。楽チン楽チン。まぁVer.2.5.2(最新は2.6.1)だけど、とりあえず遊ぶだけなら困らないよね。
インストールが完了したら起動して、QtCreatorの設定・・・ってところで、ちょい気をつけることがある。基本的にこのまま標準の状態でセットアップすると、インストールされてるライブラリの関係からターゲットが「Embedded Linux」になる。そーするといわゆる「クロスコンパイル環境」だと認識されるのか、コード書いて「ビルドと実行」しても一生懸命ターゲットの環境にデプロイしようとして、ローカルで実行してくれない。
しばらく悩んだ結果、Raspberry Piの掲示板に『「ヘルプ」→「プラグインについて」を開いて「Device Support」の「Remote Linux」を無効にしてから、Qtライブラリの設定をしなおすといいよ』という情報をみつけた。
なので、この通りにプラグインを無効にした上で、「ツール」→「オプション」から左の「ビルドして実行」を選んで「Qt バージョン」→「手動」→「追加」で「/usr/bin/qmake-qt4」を追加、ツールチェインも「手動」→「GCC」→「コンパイラのパス」で「/usr/bin/gcc-4.7」を選んで適用すればOK。
これで、一応一通り開発できる環境になる。
上はSoftwareDesignに掲載されたサンプルコード(ちょっと改変してあるけど)を実行したところ。

まぁ正直「開発できる」ってだけで、動作も遅いしどうなんだって感じ。Androidの状態でならともかく、Ubuntu乗せたら(Androidでの駆動とくらべて)動作時間は短くなっちゃうから、たいしたメリットはない気がする。まぁ、dynabook AZ自体は薄くて軽いから、本格的に開発したいって感じじゃなくて、毎日持ち歩いて苦にならない環境って意味では、使えなくもないかもしれない。

今回の発見は、dynabook AZ上で動作するubuntuが思った以上にある程度動く感じになってたってコトの方が大きかった。サスペンド/レジュームもちゃんと動作するし、サスペンドしてるのに本体が熱くなるなんてこともなさそうだった。悪くない。

とりあえずQtCreatorでもなんでもバリバリコード書きたいヒトはやっぱちゃんとした環境整えた方がいいと思った(あたりまえだw)。

2013/01/14

HTC Desire: ディスプレイパネルの交換

しばらく里子に出していたHTC Desireだけど、しばらく前に手元に帰って来てた。立派に約1名のスマートフォンユーザーを育てて帰ってきた。えらいっ!

なんだけど、年末にどうやらどこかにブツけたらしく、パネル表示がおかしくなってしまった。

この状態で操作してみる限り、デジタイザ自体は生きてるっぽい。どうやら液晶パネルだけがなにか起こしてるらしい。手元のDesireはSLCD版だったはず。N9のパーツでお世話になったサイトで探してみたら、割と安く手に入るっぽい。送料入れても3000円までかからない・・・N9のパネルとは大違いだw

というワケで、取り寄せてみた。

なんか、こういうパーツを取り寄せると、ここはいつもこういうプラスチックのケースとかに入れたりしてくれる。ケース代とかって価格に乗ってるのかなぁ?まぁ、こういうパネルの場合は多少安心できるからいいんだけどさ。
そして中身。

さて、まずはバラさねばなるまい。
バラす手順については、以下の動画を参考にした。


正直、ビデオは何度もバラしたり組み立てたりした後のものを使ってるっぽい感じがする。こんなにスムーズにはバラせなかった(まぁ、でも、バラしたけど)。で、ともかくバラしていくと、ディスプレイパネルにたどり着くワケだけど、パネルにはBTかなにかのアンテナ線を固定する樹脂製のパーツが両面テープで貼り付けてある。
赤い○のところのがそーね。で、これは新しいパネルに移植しないといけない。位置はそんなに厳密じゃなくても組み立てられるけど、同じ位置に貼れるように工夫してね(はーと)。
手元の奴はそれ以外にも緩衝材なのかゴム製のシートが2箇所程貼ってあったので、これも移植した。あとはフラットケーブルやらなにやらがテープで固定されていたので、それも残して同じように貼り付けた。まぁ、今回はテキトーにバラして、テキトーに組み立てた感が強い・・・

ただ、まぁ、基本はビデオの手順に従ってバラし、パネルを交換して折り返すだけ。そーして交換した結果が、ホレこの通り!
あー、なおったなおった!!

この後、CM-7.2.0.1に乗せ替えて、再度動作確認して、問題なしな感じ。
まぁ、乗せてるOSが違うと言えばそこまでだけど、なんかこうしていじってみるとDesireってまだまだ使える感じがしてくる。まぁ、アプリのインストール領域があんま広くないから、アプリを沢山は入れられない制約はある(まぁ、回避する方法もあるけど)ワケなんだけど、たとえばフツーにメールとかTwitterとかって程度であれば、十分に使える感じがする。カワイイ奴だ(ぇ
どういう余生を送らせるかは思案中だけど、せっかく直したし、またなにかいじってあげようかなと思ってみたりする。

2013/01/04

明けました!2013年!

明けました。
今年はどのぐらいの頻度で更新できるのかよく分からないけど、とことん「はりきらない」ブログなので更新されなくても生暖かい目で見といてもらえるとありがたい。

一昨年辺りから新年の記事は「箱根駅伝みたよ!」的なネタなんだけど、今年も見たよ。まぁいつも通りテレビ観戦だけどね。

今年もまたいろいろとドラマがあったね。往路は強風による最悪のコンディション。強風っていうよりも暴風っていう域に見える風の中、それでも選手達は力強く走りぬいてた。すごいなぁ。普通に歩くのもよろけそうな風の中なのに・・・
レース展開的には王者・東洋が序盤からほぼトップをキープしてて、あとは山でどうなるか!ってところで抜け出したのは、なんと前回大会で19位だった日体大。山登り+向かい風っていうコンディションの中、2位に2分半の差をつけて往路優勝!
2位には去年と同じく早稲田が入り、東洋も崩れずにトップから3分差以内の3位につけて、復路での巻き返しと総合優勝を耽々と狙ってたはず。

翌日の復路、早稲田も東洋も、もちろん他のチームも懸命に日体大を追う展開。東洋は早々に早稲田をかわして2位へ浮上し、総合優勝に向けて日体大を捕らえるべく追いかけるも、復路の日体大は往路の貯金も手伝ってか落ち着いたレース展開で他を寄せ付けず、結局一度もトップを脅かされることなく一人旅で実に30年ぶりの総合優勝。去年の19位という順位をバネに大きな変革を遂げた日体大に素直に拍手を送りたい。すごかった。

結局今回は2位に終わった東洋。でも決して「弱くなった」とは思わない。往路1、3、4区はトップをキープ、2区は瞬間的に2位になったものの、すぐに3区で取り返し、5区はもちろん苦戦を強いられはしたけど3位をキープ。復路は6区で2位に浮上して以降後続に詰め寄られるも2位を渡さず、これからを十分に期待させる力を見せたと思う。

3位以下は昨年同様めまぐるしく順位が入れ替わる好レース。往路2位の早稲田は残念ながら順位を落とし、復路途中まで好調だった明治は9区で大ブレーキ。この混戦を抜け出したのは、優勝候補といわれながら往路では9位まで順位を落とした駒澤。なんと復路で9位から3位までジャンプアップして、復路優勝を果たしている!往路でもう少し粘れたならトップも狙えたんじゃないかと思うと残念でならないけど、これもレースってことなのかな。

4位争いは順位を後退させた早稲田とじりじりと上がってきた帝京の一騎打ち。ラスト100m残りの力をふりしぼった全力疾走でわずかに帝京が先んじて4位、早稲田は5位に終わった。後続もさまざまなドラマを見せてくれたけど、今回は繰上げスタートなしで完走したすべてのチームが最後まで襷をつなげることができた。本当にみんなよく頑張ったよね。

ってなワケで今年もすごくいいレースだったんだけど、残念なことが2つ。
一つは往路5区で城西、中央の2チームが途中棄権に終わったこと。暴風とも言える風による体温低下とこれにともなう脱水で、かなり危険な状態だったって話。給水もルール化されて、こういうアクシデント防止のためにいろいろな準備が成されてたワケだけど、今回みたいな風はやっぱり想定外だよね。倒れた選手は回復してるっぽくてちょっと安心してるけど、やっぱりそういうアクシデントはないにこしたことはない。
ただ、この2校は結局復路を「オープン参加」で走ったワケだけど、「記録にはならない」とは知っていってもまったく腐ることなく全力で走りぬいた姿は、やっぱり「いいなぁ」と思った。8区を走った中央の選手は、もし正式に記録されていれば区間賞という圧巻の走りを見せてくれた。ぜひ次回の予選会を勝ち抜いて、来年の箱根にその姿を見せて欲しいと思った。

もう一つの残念は、なんか毎年書いてるけど沿道で選手を目の前にしてるのに、レースそっちのけでテレビカメラに向かってパフォーマンスする人たちが居たこと。目の前で選手が頑張ってるんだから、ちゃんとそっち見てあげようよ。
なんか今年は、カメラに向かって宣伝行為をした某理髪店がネットで叩かれまくってた(去年も居たけどね、あのヒト)。去年はまだプラカードみたいなのを掲げてただけだったと思ったけど、今年はコース側にはみ出してテレビカメラにアピールしてた。なんかもう、沿道に居るのに選手を見ないだけでもイラっと来るのに、運営妨害になりかねない危ないことしてるの見てちょっとムカっとした。
他にも応援に熱が入りすぎてコース内に乗り出しちゃうヒトが結構居たりするけど、あれ、あぶないから。みんな気をつけようよ。

まぁ、普段の自分のいい加減さを棚にあげてこんなことを書くのはどうなのかっつー話もあるけど、やっぱあれはいただけないよね。うん。

まぁ、ともあれ、今年も箱根がおわった。
今年は正月早々、自分へのお年玉代わりにちょっとブツをポチったので、まぁ、来週辺り開封ネタが書けるかな。
資金繰りの問題もあるから、正直この正月の一台で今年の購入端末は終わりなんていうコトもあり得るけど、まぁ、今年もボチボチやっていきましょかね(笑)