Jolla Phoneの発売開始は2013年11月末だったはずだから、もうまもなく2年が経過しようとしてるワケで、バッテリがヘタって来てるユーザーも多いはず。
コミュニティでも去年「代替バッテリ」の議論がされていた。
Compatible spare batteryつたない記憶では2014年12月に少量の純正バッテリがJolla Shopで売られてたはずなんだけど、あいかわらず日本には送ってくれない上ホントにごく少量だったらしくすぐに売り切れてしまった。
以後、オフィシャルに純正スペアバッテリがリリースされる気配はない。
ってコトで、ある日「有志で動作確認したバッテリあるんだけど、共同購入しない?」というお誘いを受けたので買ってみることにした。
とりあえず紹介はするんだけど、試してみたい人は自己責任でおねがいね(はーと)。
コミュニティの代替バッテリの話題に対して、Jollaとしては(ごくあたりまえの話だけど)「代替バッテリの件はサポートできないし、それで何かあっても保証はできないよ」と言ってるのでそのつもりで。
で、いろんな人の手を通ってとりあえずバッテリが手元に届いた。
今回チョイスされたバッテリは"CS-HTD310XL"で、もともとはHTC Desire 310用の互換バッテリ。(純正は公称2000mAhなので、ちょっと大きめらしい。受け取った! pic.twitter.com/cpzvT8sU25— helicalgear@はりきらない (@helicalgear) September 28, 2015
とりあえず開封してみる。
バッテリ以外にシールと取説。シールは右側の縦になってるところあたりだけ粘着するようになってて、おそらくバッテリの出し入れをしやすくするために使うといいよ的なものだとおもわれる。
で、純正バッテリと並べてみる。
概ね一致なんだけど、微妙に寸法が違う。ノギスで計ってみた。
純正バッテリ(22B50): 63.6 x 50.5 x 5.2 [mm]
代替バッテリ(B0PA2100): 63.1 x 50.2 x 5.2 [mm]場所によって数値がバラつく(特に代替バッテリはちょっと加工精度が甘いんじゃないのか?って思うレベル。使う分には問題なさそうだけど)ので、上の値は「だいたい」の寸法。
厚みは概ね同じなんだけど、幅が0.2~0.4mm程、高さが0.4~0.6mm程小さい。
そのままはめ込むと、ちょっとスカスカな感じで電極部の接触が甘い感じ。
純正だとこうなる。
んー・・・写真で見ると解りづらいな(笑)
寸法差的には0.3~0.5mmぐらいのスペーサーを噛ませばOKな感じ。
フツーの紙なら2回折って(4枚ぐらいにして)挟めばバッチリなんじゃなかろうか。
見た目からは別に0.5mmまで入れなくても大丈夫そうだから、ちょっと厚めの紙とかでもいいんじゃないかな。
ってことで、実際動かしてみる。
ポストイットの端っこをちょっと畳んでバッテリの電極と反対側のところに突っ込む。(電極側に突っ込んじゃダメよ。多分、接触不良起こすから(笑))
普段、そんなに出し入れするもんじゃない気もするからこのまま使っても問題ないんだけど、バッテリ2個持ちとかにしてそれなりの頻度で交換することを前提にするなら0.4mmぐらいのシートを貼り付けた方がいいかなーと思ってる。
充電しながらの数字だけど、CSD Toolでのバッテリテストの結果。
ま、問題なく動いていそうな感じ。
とりあえず2個入手したので、まだしばらくJolla Phoneには頑張ってもらえるかな。