2015/05/27

Qt Japan Summit 2015 に行ってきた! #qtjs #qtjp

去年の「Qt Developer Day in Tokyo 2014」に引き続いて今年もQtのイベントがあるってコトで、とりあえず行ってきた。
去年はNokiaからQt事業を買い取ったDigiaが主催してたんだけど、今年はDigiaからQt開発に特化するために分社化した"The Qt Company"が主催している。

今回受付でもらったのはコレ↓
あっ!Qtの新しいロゴのステッカーじゃないかっ!!
ってことで早速X1 Carbonの天板に貼ったのだ。

今年のイベントでは、Qtユーザー会の出番がLightinig Talkに留まらず、イベント冒頭のあいさつに始まり午後には2コマのセッションをこなすという活躍ぶりってこともあり、主要メンバはバタバタだったので今回おいらはブースの対応とかに専念した感じ。
ってことで、セッションはほとんど見て(聴いて)ないので、中身の話は他のヒトに任せよう。うん。


まず、Qtは今年で20歳になったらしい。
Wikipediaの記事によると開発開始自体は1991年に遡られるようだけど、Lars Knoll氏のブログエントリによると「(おそらく正式な、ってことかな)最初のバージョンである0.90」がリリースされたのが1995年5月20日だったという事で、まさに今月二十歳になったばかり!

ってことで、日本Qtユーザー会おやつ部より素敵なバースデーケーキをプレゼント!
@task_jpさんの進行の下、檀上に上がったLars氏にお披露目し、会場の前から3列目ぐらいまでに居たヒトに協力してもらってお祝いのクラッカーを鳴らし、後でLars氏にケーキカットしてもらって記念撮影!
かなり細かく作りこまれたケーキ上のオブジェに、Lars氏も「イイね!」っていう反応だった。


さて、日本Qtユーザー会の展示ブースはこんな感じ。午前中の展示ブースを撮り忘れちゃって、下は午後の様子。
さて、上を見てお分かりの通り、今年のユーザー会ブースは「目玉展示」が二つあった。

まずはコレ!!
そう、言わずと知れたPepper君!!
直前のQt勉強会のブログにもある通り、Pepper君の開発環境はQtベースのツールなんだって!
基本動作はあまりコードを書かなくてもビジュアル的にモジュールを配置して配線していくだけでOKなんだって!
動画の動作は展示した会場でサクっとプログラミングしてもらったんだけど、多分5分ぐらいであっという間に作られた。慣れもあるんだろうけど、結構スゴい。
ユーザー会ブースはとにかくPepper君見て寄ってくる人がすごく多く、またこの開発環境ネタはLTでも発表されたこともあり、ものすごく注目度が高かった。
Aldebaran Roboticsさん、来年は正式にスポンサーになってPepper&NAOで1ブース作っては如何ですかね?(笑)

でも今回ハンドキャリーで持ちこんで下さったらしく、来る時も帰る時もこんな感じだった。
この状態で街中を引っ張って来られたのかと思うと、ちょっとシュールな感じ(笑)


次はコッチ。
なんと高校生が作った"jubeat"のクローン!!
詳細は下のブログエントリ("Qt Advent Calendar 2014"の20日目のエントリ)に詳しい。
qt quickでjubeat自作した
すごく良くできてる。
データベースとアクセスするためのインターフェイス部分でチョコっとC++を使ってるだけで、基本的にはQML/QtQcuik+Javascriptだけでできているらしい。
これを高校生が、1ヶ月ちょっと(?)で、QtQcuikの本をボロボロになるまで読みながら作り上げたってんだからスゴいよね!
ハードも手作りで、透明な板(アクリルかな?)の各辺の下にスイッチが付いていて、これをArduino互換ボードに入れて、USB経由でキーイベントとしてPCに入力してるらしい。(つまりプレイ自体はキーボードからでも可能)。
お昼の時間にLTで発表するとその後はかなり展示にヒトが集まって、カレはいろんなデベロッパーサイドのヒト達から名刺を渡されまくっていた。将来が楽しみな若手Qtデベロッパーの誕生に、みんな注目しきりだった!


プラスアルファで、「RapidCopy」の展示も合流して頂いた。
"RapidCopy" - MacOSX用 高速「ベリファイコピー」アプリ
午後のブースでは何やら熱心に質問されてる方もいて、なかなか盛況だった。


肝心のユーザー会の展示物はと言えば、まぁPepper君に引き寄せられてそれなりに盛況だった。ユーザー会のパンフレットを持って行く人、展示書籍をチラチラと読んで行く人といった感じである程度具体的にユーザー会の情報に接触していったヒトがそれなりに居たかな。ほとんどは黙って書籍見てパンフ取って流れて行ったけど、書籍・勉強会情報について具体的に声をかけてきたのは最終的に10~20人程度だったろうか。
大半は、@IoriAYANEさんの書いた「薄い本」はどうやったら手に入るのかっていう質問だった(笑)
 
というワケで、この2冊は下のURLから買えるのだ。
理ろぐ(BOOTH出張所): https://relog.booth.pm/
上のURLを紹介するマテリアルを準備してなかったので、PCでサイトを見せてURLをメモってもらったりとかっていう対応になってしまった。
ユーザー会のパンフはあるから、ユーザー会のページに「関連書籍」みたいなのを作ってもらって、次回からはパンフ渡して「このURLから辿ってね(はーと)」って言えるようにしよう。そうしよう。

イベントは若干時間オーバー気味にはなったものの、19:00過ぎには無事撤収も終了。

去年のイベントでは、セッションでの質問とかも「そもそも今(まだ)Qt使ってはいないんですが~」みたいな方が結構居たという印象が強かったんだけど、今年はブースに来た人達だけ見てても知ってるよ!使ってるよ!的な人が増えた感じがして、なかなか良かった気がした。

でもなんとなくブースに来たヒトを見てると(あるいは話を聞くと)、まだまだ使ってるヒトも使いたいヒトも「情報に飢えてる」感じがあるのかなーって感じがしたかな。
そーゆー意味でも、今後の日本Qtユーザー会の活躍が期待されるのかもしれない!


っつーワケで、主催者のヒト達もスポンサーのヒト達も準備やセッションに協力したユーザー会のヒト達もホント―におつかれさまでした m(_ _)m
去年、今年と来たから、また来年もあるんだろうか?
楽しみだねぃ(^_^)



ちなみに、なんかとりあえずこの間勉強会の懇親会に出て以来「宴会部長」ってことになってるっぽいので、とりあえず終了後に集まった8名程で、適当にお店をチョイスして席を押さえてなだれ込んでみた。
某氏の悪辣な(?)陰謀により若い衆が何故か年齢順に「ロシアンルーレット的料理」の「アタリ」を引き当ててしまう等ちょっとしたハプニングはあったものの、楽しい話で大いに盛り上がり、概ね2時間程で解散とあいなった。

おいらはその後Qt Championとちょこっと二次会やって、全行程を終了。

家に帰り着いた後、もう一本缶ビールを飲んでから寝たのはここだけの秘密だ(ぉ

0 件のコメント: