2015/09/12

Jolla: Firmware Update 1.1.9.28 (Early access release)

さてさて、ついに"SailfishOS 2.0"が来たね。

Early Access向けのアップデート「1.1.9.28」がリリースされた。
[release notes] 1.1.9/Eineheminlampi [early access]

バージョン番号的には1.1.9という事なんだけど、基本的には"SailfishOS 2.0"という事でリリースされてる。

Sailfish OS 2.0 now available for early access users!

一部まだちゃんと実装されていないものがあるっぽいので、その辺を揃えて次のアップデートで"2.0.0"になるらしい。
ってことはJolla Tabletも次のアップデート後のリリースになるのかなぁ?
Jolla Phoneでみんな慣れちゃってるから先に出荷しちゃえばいいのに(ぉぃ

アップデートが完了するとまずチュートリアルが走る。
おっさんお手が写り混んでるのを気にしてはいけない。

SailfishOSのホーム画面はとにかく縦スワイプ中心の特徴的なUIだったワケなんだけど、今回はこの辺りが一新されてる。
旧UIでは上から縦に「ロック/ホーム画面」「タスクリスト」「アプリランチャー」の3つの画面が並んでいて、縦フリックでこれを切り替えて使い、通知画面は画面下端からのスワイプで呼び出してた。

まず新しいロック画面
今までは画面が縦に並んでいたので縦にフリックしてた(よね?)けど、今回からは横スワイプでロックを解除する。この辺はある意味他のモバイルOSと同じ感覚になったのかな?

ロック画面を解除するとホーム画面が現れる。
ホーム画面には起動してるアプリの一覧が表示される。つまりタスクリストの画面がホームに来ている。以前は上下をホームとアプリランチャに挟まれていたからタスクリストを9個までしか表示できなかったけど、その制約がなくなってこの画面は縦に伸びることができるようになっている。

で、これを左右にスワイプすると、通知画面が出てくる。
旧UIの通知画面は画面下端からのスワイプで出すようになってたけど、今回からはホームの横に常に配置されているような感じ。

考えてみれば、ちょっとNokia N9に近い。あれはランチャー、通知、タスクリストの3画面を横に配置していたんだけど、今回新UIが違うのは、アプリランチャーを画面下端からのスワイプに割り当てているところだ。
上の通りホーム画面で画面下端から上方向にスワイプすると
アプリランチャが現れる。
ちなみに旧UIはタスクリストの画面の下に4つのアプリが表示されていたけど、原則アレは廃止されてる。ただ、タスクリストの画面のなにもないところをタップすると一瞬現れる(アプリランチャの一列目だけがチラ見できる感じ)ので、アプリランチャの一番上の列には電話などよく使うアプリを配置しておくといい。

このアプリランチャはホーム画面からだけでなく、通知画面やアプリを起動した状態からでも同じ方法で呼び出すことができる。何かアプリを使っていて他のことをしたくなった時、今までなら「スワイプしてバックグランドに下げる」「アプリランチャを開く」「アプリを選ぶ」の3ステップだったけど、最初の2ステップが一つになる。「やっぱりやめた」ってなった時も、タスクリストからアプリを選び直すのではなく、単にアプリランチャを引っ込めればいい。この辺はうまいんじゃないかしら?
あ、アプリランチャを引っ込める時は、下スワイプで下げられる。

ま、多分実際にいじってみないと分かり辛いとは思うんだけど、今までのUIと比べるとかなりいいんじゃないかと思うし、N9ともまた少し違っていて、うまく独自の発展をしたんじゃないかなと思う。ま、偉そうに言える程なにか知ってるワケじゃないけどww


その他にも沢山変更点はあって、正直紹介しきれないのでそこはリリースノートを見てほしい(ぉぃ)。
未実装の部分や(Early Accessなので当然かもだけど)問題点も残っているようだけど、これを見る限り正式な2.0(Ver. 2.0.0)のリリースが、そしてなによりJolla Tabletのリリースが楽しみに思える。

とゆーわけで、Jollaがんばれ!!←またそれか!

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