2016/10/06

Sailfish OS のローカライゼーション

Jolla PhoneをはじめとしたSailfish OSデバイスはリリース範囲が限定されてるから、UIの対応言語も限られてた。

が、まぁ、UIはQtベースな訳で、qmファイルさえ用意できればローカライゼーションは比較的簡単にできることから、@kenya888さんが中心になって(というか@kenya888さんが)transifexに翻訳プロジェクトを立ち上げて国内ユーザベースでローカライゼーションパッケージを用意して使っていた。

このプロジェクトには他のネイティヴでサポートされていない言語を使いたい人たちもこれに乗っかって、transifexのプロジェクトは登録された言語だけで50ヶ国語、まぁだいたい半分ぐら以上翻訳されてる言語だけ数えても14ヶ国語ぐらいある状態にまでなった。

一方でJollaはコミュニティベースのローカライゼーションツールを公開するに至り、自分たちの手の足りない部分を強力してもらおうとばかりにいろいろな部分をオープンにし始めた。

で、最近になってようやくこのローカライゼーションツールにも「日本語」が追加されて、オフィシャルなリソースで日本語対応できる道筋が立った。
Sailfish OS Localization: Japanese Community
コーディネーターにはTransifexのプロジェクトを立ち上げた@kenya888さんが選定されている。ツール関連の情報は以下のサイトにかかれている。
Translate the OS
もしくは、JollaがCommunity向けに行ったWebセミナー(Webinar)がコレ。
Webinar: Sailfish OS Community Translation Tool (Pootle)
どっちも、まぁ、英語だから、そのうち日本語の情報を用意した方がいいのかなぁ・・・?
とりあえず使い方はTransifexとそんなに変わんない印象。

とりあえず今対象となってるリソースは2.0.5系なのかな?
ここで翻訳されたリソースは一定の手順/サイクルを経て取り込まれてくような感じに見える(言語パッケージとして別提供されるようにはみえないけど、どうやって配布するのかな?まだちゃんと読んでない(笑))。

いずれにしてもまだまだ翻訳終わってないリソースがたくさんあるから、これ読んでる日本語が分かるみなさんはやく応援よろしくお願いしますです。

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