と言っても、まぁ、やることは基本的にJolla Phoneと同じだ。
Jolla: さて、日本語・・・
日本語リソースのパッケージはnoarch(アーキテクチャに依存しないパッケージ)だし、フォントの変更もCPUの種類は関係ないから、基本的に同じ手順で日本語環境が整う。
ただ、Phoneはarmv7hlでTabletはi486なので、アプリ(というか、バイナリを含むパッケージ)はi486用のものを使う必要がある。
とゆーことで、その差分等々メモしてみる。
日本語リソースをインストールするときに使うTablet用の"Warehouse"はコレ。
- Warehouse for Jolla Tablet | OpenRepos.net
コレをインストールしてJapaneseで検索すれば日本語リソースが出てくるので、あとは元記事と同じようにインストールすればOK。
で、実は日本語入力(Jolla-anthy-jp)もこの検索でちゃんとリストアップされるんだけど、残念ながらi486なパッケージがOpenReposに登録されていないのでそのままインストールはできない。
SailfishOS SDKをインストールした環境があれば、比較的簡単に自力でi486用のパッケージをビルドできる。
SailfishOS IDE (QtCreator) 経由でもVirtualBoxのコントローラ経由でもいいので、mersdkのVMを起動しておく。
そいでは、anthy本体のビルドから。
$ ssh -p 2222 -i ~/SailfishOS/vmshare/ssh/private_keys/engine/mersdk mersdk@localhostビルド中、サブディレクトリで何か中間処理をしようとしているところでエラーが出ることがある。大抵手動でツールを実行すれば良さそうだった。
$ git clone https://github.com/BeholdMyGlory/libanthy-qml-plugin.git
$ tar xvfz libanthy-qml-plugin/anthy/anthy-9100h.tar.gz
$ cd anthy-9100h
$ mkdir rpm
$ cp ../libanthy-qml-plugin/anthy/anthy.spec rpm/
$ mb2 build
"./mkdepgraph"の実行時にエラーが出て止まったら、こんな感じ。
$ cd depgraph同じように"./mkworddic -f ./dict.args"の実行時にエラーが出て止まったら、こうする。
$ ./mkdepgraph
$ cd ..
$ mb2 build
$ cd mkworddic更に"./calctrans -c ./corpus_info ./weak_words"の実行時でエラーが出たらこうする。
$ ./mkworddic -f ./dict.args
$ cd ..
$ mb2 build
$ cd calctransこれでrpmパッケージができてさえしまえば動いてるっぽいので、多分大丈夫じゃないかな。
$ ./calctrans -c ./corpus_info ./weak_words
$ cd ..
$ mb2 build
で、次のlibanthy-qml-pluginをビルドするのにこのanthyのパッケージ自体が要るから、ビルドターゲット(Sailfish-i486)の環境にインストールする。
$ sb2 -t SailfishOS-i486 -m sdk-install -R zypper install ./RPMS/anthy-9100h-1.i486.rpmそいでもって元の環境でlibanthy-qml-pluginをビルドする。
$ cd ~/libanthy-qml-plugin最後にjolla-anthy-jpをビルドする。
$ mb2 build
ただし、rpm/-.specの頭の方のところに"Buildarch: noarch"を加えておく。
$ cd ~/
$ git clone https://github.com/BeholdMyGlory/jolla-anthy-jp.git
$ cd jolla-anthy-jp
$ vi rpm/jolla-anthy-jp.spec ← "Buildarch: noarch"を加える
$ mb2 build
上記手順で手元でビルドしたのがコレ。
元から動作保証はされていないアプリだけど、こっちも無保証です。
このパッケージを使って何か起きたとしても、もちろんおいらは責任とれないけど、ましてや作者のBeholdさんに文句言ったりしちゃダメだからね。
あくまでも自己責任で使おう!おっさんとの約束だ!(何
上のパッケージをanthy、libanty-qml-plugin、jolla-anthy-jpの順番でインストールするか、全部まとめてダウンロードして"pkcon install-local *"で一度にインストールすればいいはず。
あとは一応再起動すれば、ローマ字打ちでの日本語入力が可能になるはず。
Phoneサイズだとやっぱりフリックの方が良い訳だけど、このサイズならやっぱりローマ字打ちの方がいい感じに思う。フリックもATOKのタブレットモードみたいに右か左に寄せて10キーを配置するようなレイアウトを組めれば、それはそれで使えるのかもしれない。
ま、そんなこんなで、Jolla Tabletを手に入れた日本語圏の方々にはぜひ楽しんでもらいたい。
元から動作保証はされていないアプリだけど、こっちも無保証です。
このパッケージを使って何か起きたとしても、もちろんおいらは責任とれないけど、ましてや作者のBeholdさんに文句言ったりしちゃダメだからね。
あくまでも自己責任で使おう!おっさんとの約束だ!(何
上のパッケージをanthy、libanty-qml-plugin、jolla-anthy-jpの順番でインストールするか、全部まとめてダウンロードして"pkcon install-local *"で一度にインストールすればいいはず。
あとは一応再起動すれば、ローマ字打ちでの日本語入力が可能になるはず。
Phoneサイズだとやっぱりフリックの方が良い訳だけど、このサイズならやっぱりローマ字打ちの方がいい感じに思う。フリックもATOKのタブレットモードみたいに右か左に寄せて10キーを配置するようなレイアウトを組めれば、それはそれで使えるのかもしれない。
ま、そんなこんなで、Jolla Tabletを手に入れた日本語圏の方々にはぜひ楽しんでもらいたい。
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